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ぼくが、3倍の時間をかけて、遠いタリーズにいく理由

ぼくが、3倍の時間をかけて、遠いタリーズにいく理由

こんにちは、侑生(ゆう)だよ。

ぼくはよく、パパとママにつれられて、コーヒーショップに行くんだ。
家の近くにはタリーズがあるから、ぼくも好きでよく行くよ。

おきにいりは、ミルクなんだ。
ぼくはまだ、うまく話せないから、「ニューニュー」って言うんだけどね。

で、本題にはいるんだけど。

実は、ぼくの家の近くには、タリーズのお店が2つあるんだ。
近いタリーズと、遠いタリーズ。

時間にすると、3倍くらい違うんだよ。
(ぼくが行こうとすると、途中で石拾ったりして歩くから、けっこうかかるんだけどね)

ふつうに考えたら、近いタリーズに行くよね。
ぼくも歩くの疲れちゃうし。
でも、ぼくは遠いタリーズの方が大好きで、そっちばっかり行くんだ。

理由はね…

遠いタリーズはね、ぼくを覚えていてくれるんだよ

理由は、「遠いタリーズは、ぼくを覚えていてくれる」から。
たったこれだけで、遠くても行く理由になるんだよ。

同じタリーズだから、金額もメニューも何も違わないよ。
でも、遠いタリーズの方がいいんだ。

遠いタリーズのお姉さんたちは、いつも笑って話しかけてくれるよ。

  • 「侑生くん、大きくなったね!」
  • 「大好きなトーマスのTシャツだね、かっこいいね」
  • 「今日もミルクにするかな?」

こうやって声かけてくれるだけで、嬉しいんだよね。

これって、これを読んでくれてる、士業の人とか、コンサルタントの人とかにも、同じことが言えると思うんだ。

お客さんのこと、覚えてるかな?

士業やコンサルタントは、タリーズみたいに何度もお客さんと顔をあわせるわけじゃないよね。

だから、タリーズのお姉さんたち以上に気をつけてないと、声かけるタイミングをなくしちゃうよね。

士業やコンサルタントの人でいうと、大きく2パターンの状況があると思うんだ。

(1)単発サービスの場合

単発サービスの場合には、お客さんと顔をあわせるのも、数えるほどだよね。
だからこそ、お客さんのこと、覚えていなきゃだよね。

最初に電話やメールで問合せてもらった時に聞いた内容は、ぜんぶ記録しておきたいよね。
で、無料相談の時には、同じ事は聞き返さないようにすると、お客さんはうれしいよね。

「Aさんは、こういう状況でしたね」っていう一言だけでもいいんだ。
それだけで、「あ、この人は私のことを覚えてくれてる」って感じられて、まわりの事務所よりもあなたを選ぶ理由ができるんだよ。

ぼくが遠いタリーズを選ぶのと同じように、ね。

(2)継続サービスの場合

税理士や社会保険労務士や弁護士の顧問契約みたいに、お客さんと継続してかかわる場合もあるよね。
そういう時には、定期的にそのお客さんの状況をチェックしておくといいと思うんだ。

例えば、そのお客さんのFacebookの投稿を見る、とかね。
それだけでも近況がわかるから、次あった時に「北海道に旅行に行かれたんですね」みたいに、話のキッカケになるよね。

Facebookに投稿する内容って、基本的にその人が周りにいいたいことだから、その話題を振ってもらえると、すごくうれしいよね。

全員のこと、覚えてなくてもいいと思うんだ

こうやって書くと、「全員のこと覚えるのって、大変そうだなぁ」って感じると思う。
ぼくも、大変そうだなぁ、って思うよ。

だから、全員のことを覚えてなくてもいいと思うんだ。

さっき話した、遠いタリーズのお姉さんたちも、全部のお客さんのことを覚えているのかな?
きっと、そうじゃないと思うんだ。

常連さんとか、よく見かける人とか、そういう人が記憶に残るよね。
ぼくのことを覚えてくれてるのも、ぼくがよくそのタリーズに行くからだと思う。

だから、例えば、税理士とか、社会保険労務士とか、弁護士の顧問契約だったら、「長くお付き合いしてくれているお客さん」とか「今後も関係を深めていきたいお客さん」とか、そういう人のことを覚えておいてあげるだけで、すごく喜ばれるよね。

うん、きっと紹介も増えるし、顧客満足度も上がるよね。

実践してくれたら、うれしいな。

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