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リスティング広告(PPC)の運用のコツ10個 & 3つの心構え

リスティング広告(PPC)の運用のコツ10個 & 3つの心構え

PPC(リスティング広告)は、「初期設定をしたら終わり」というものではありません。

日々、運用改善を繰り返していくことで、費用対効果を高め続けていけるのです。

今日は、PPC(リスティング広告)の運用のコツと、あなたを成功に導く3つの心構えをご紹介します。

リスティング広告(PPC)を運用する際の、3つの注意点(心構え)

PPC(リスティング広告)のコツを解説する前に、広告運用をする上での3つの注意点(心構え)をご紹介します。

いくら操作をマスターしても、この心構えができていないと、継続的に成果を出せなくなります。
ぜひ、この3つを覚えておいてください。

(1)日々の結果に、一喜一憂しない

「PPCを出して3日経ったけど、問合せが増えない…」
このような不安を感じて、広告の設定をいきなり変えてしまったり、運用そのものをやめてしまう人がいます。

その不安も分からなくはないのですが、PPCは、いきなり結果が出るものではありません。
日々の改善を繰り返してこそ、費用対効果を高めていけるのです。

そのため、「日々の結果に、一喜一憂しない」という心構えが、とても大事になります。
少なくとも半年~1年は、根気強く改善に取り組んでいただきたいのです。

日々の小さな改善が、大きな成果につながっていくのです。

トライアンドエラーで成果が上がっていくイメージ

上図にもあるように、コツコツ改善していくことで、目標に近づいていけるのです。

PPCは、SEOに比べて、早期にアクセスアップが可能です。
しかし、Webマーケティングというものである以上、徐々に改善していきながら、費用対効果を高めていくものになります。

例えば、データを見ながら、以下のような判断をしていきます。

  • どんなキーワードで反応が出やすいのか?
  • どの時間帯の反応がいいのか?
  • どんな配信方法が最適なのか?

もちろん、最適な運用方法は、ライバル状況や検索状況によっても変わってきます。
運用を開始して、データを収集していきながら、そのデータをもとに、コツコツと改善していくことが重要になります。

(2)すべてのマーケティングは、”テスト”である

マーケティング業界では、よく、「すべてのマーケティングは、”テスト”である」と言われます。

PPCやSEOなどのWebマーケティングもそうですが、マーケティングというのは、「絶対の正解があるわけではない」という、少し変わったものです。

ライバル状況などは常に変動していきますので、運用していく中で、
・上手くいったものは、より強化していく
・上手くいかないものは、改善を加える
・それでも上手くいかないものは、辞めて別の方法に切り替える
のように、テストを繰り返すように改善し、最適な方法を見極めていく、という流れで進めていくことが重要になります。

PPCの運用もこれと同じで、テストを繰り返すように改善を続け、費用対効果を高めていく、という考えで行いましょう。

(3)複雑な管理画面や、専門用語に怖気づかない

PPC(リスティング広告)は、運用型広告とも呼ばれる通り、日々の運用で結果に大きな差がつきます。

だからこそ、マメな改善が必要不可欠なのですが、ここで一つ、問題が出てきます。

それが、「管理画面が複雑」「専門用語が多い」ということです。

特に、初心者の方にとっては、どこを操作すればいいのか?も分かりづらいものです。
操作がわかりづらければ、当然、費用対効果を高めるのも難しくなってきます。
GoogleとYahooで、管理画面が違うので、これも運用を複雑にしています。

しかし、安心してください。
GoogleもYahooも、根本にある考え方は同じです。
操作方法も、一度自分で設定してみれば、徐々に身についていきます。

誰でも、最初は初心者です。
失敗しながら、トライアンドエラーで上手くなっていくものです。

ここでは、図解も用いて分かりやすく解説しますので、ぜひ活用してみてください。

PPC(リスティング広告)の運用のコツ:10個

では、具体的な運用のコツについて解説していきましょう。

ここでは、私がコンサルティングなどをする中で、比較的多い設定ミスを取り上げ、その改善策を解説します。

あなたも、ご自身の管理画面を見ながら、設定ミスがないか確認してみてくださいね。

※この記事を書いている現在、Googleアドワーズの管理画面の移行期間でもあるので、新旧2つのパターンでの操作方法を記載します。
※Yahooプロモーション広告は、スポンサードサーチ(検索広告)と、YDN(ディスプレイ広告)の2つのパターンでの操作方法を記載します。

(1)検索キーワードのマッチタイプは正しいか?

私が見る中で最も多いのが、「検索キーワードのマッチタイプの設定ミス」です。

マッチタイプとは、「キーワードをどのくらい拡張させるか?」の設定のことです。
この設定でミスしてしまうと、自分が意図としていないキーワードでも広告が表示されてしまい、費用対効果が下がってしまいます。

なお、検索キーワードのマッチタイプについては、以下の記事でもコツを詳しくまとめていますので、ご参照ください。

>> 【保存版】PPCキーワードのマッチタイプの違いと、お勧め設定を解説

Googleアドワーズ(旧)での設定方法

「キーワード ⇒ キーワード」と進み、該当のキーワードをクリックすると、マッチタイプを変更できます。

グーグルアドワーズでのマッチタイプの設定手順

Googleアドワーズ(新)での設定方法

「キーワード ⇒ 検索キーワード」と進み、該当のキーワードをクリックすると、マッチタイプを変更できます。

Googleアドワーズ(新管理画面)でのマッチタイプの変更手順

Yahooプロモーション広告での設定方法

「キーワード」をクリックし、該当のキーワードをクリックすると、マッチタイプを変更できます。

Yahooプロモーション広告でのマッチタイプの設定手順

Yahooプロモーション広告(YDN)での設定方法

YDNでは、検索キーワードのマッチタイプを設定する箇所はありません。

(2)広告文は、ターゲットに刺さる内容になっているか?

広告文は、PPC(リスティング広告)の費用対効果を決める大きな要因になります。

良い広告文は、クリック率が高まり、その結果、クリック単価(広告が1回クリックされた時にかかる広告費)が安くなります。
つまり、良い広告文が作れれば、少ない広告費でアクセスアップできる、ということです。

よくある失敗が、「事務所名が広告文に入っている」「曖昧な表現になってしまっている」などのケースです。
例えば、以下のような形です。
もし、「税理士 相続 相談」と検索された時に、以下のような広告文が表示されたら、どうでしょうか?

改善前の広告文

初めての人は、事務所名だけ見ても、その事務所が何をしてくれるのか?が分かりませんよね。
なので、事務所名を入れても、訴求力は高まりづらいのです。

また、「実績多数」「経験豊富」などの表現も、非常に曖昧です。
これも、より具体的に書かないと、訴求力は高まりませんよね。

これを改善することで、例えば以下のような広告文ができます。

改善後の広告文

「税理士 相続 相談」と検索した人は、先ほどの広告文と、この広告文の、どちらをクリックしたくなるでしょうか?
もちろん、後者ですよね。

このように、広告文ひとつで、反応が大きく変わってくるのです。
コツを少しおさえるだけで、全然違いますよね。

なお、刺さる広告文の作り方の基礎を、以下のページで解説しています。
こちらも合わせてご覧ください。

>> PPC活用法(検索広告編)

Googleアドワーズ(旧)での設定方法

「広告 ⇒ +広告」をクリックすると、広告文を追加できます。

Googleアドワーズ(旧管理画面)での広告の追加方法

Googleアドワーズ(新)での設定方法

「広告と広告表示オプション ⇒ 広告 ⇒ +」をクリックすると、広告文を追加できます。

Googleアドワーズ(新管理画面)での広告の追加方法

Yahooプロモーション広告での設定方法

「広告 ⇒ +広告作成」をクリックすると、広告文を追加できます。

Yahooプロモーション広告(スポンサードサーチ)での広告の追加方法

Yahooプロモーション広告(YDN)での設定方法

「広告 ⇒ +広告作成」をクリックすると、広告文を追加できます。

Yahooプロモーション広告(YDN)での広告の追加方法

(3)検索広告とディスプレイ広告は、別々のキャンペーンになっているか?

検索広告とディスプレイ広告は、広告の表示のされ方(性質)が違います。

検索広告は、その名の通り、検索結果に表示されます。
一方、ディスプレイ広告は、いろいろなホームページの広告枠に表示されます。

そのため、以下のような性質の違いが出てきます。




















検索広告ディスプレイ広告
表示される箇所
検索結果

いろいろなホームページの広告枠
表示回数
検索数に依存する

検索広告に比べ、表示回数が非常に多くなる
成約率(コンバージョン率)
高め

低め
表示イメージ
検索広告の表示イメージ

ディスプレイ広告の表示イメージ

このように、性質が違うからこそ、別々のキャンペーンに分けて運用する必要があるのです。
同じキャンペーンにまとめてしまうと、改善が非常に難しくなってしまうからです。

あなたのキャンペーンは、検索広告とディスプレイ広告で、分かれているでしょうか?
チェックしてみてくださいね。

Googleアドワーズ(旧)での設定方法

「キャンペーン ⇒ +キャンペーン」をクリックします。
そして、検索広告を使う場合には「検索ネットワークのみ」を、ディスプレイ広告を使う場合には「ディスプレイネットワークのみ」を、それぞれ選べばOKです。

Googleアドワーズ(旧管理画面)でのキャンペーン設定方法

※最上部の「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)」を選んでしまうと、検索広告とディスプレイ広告が混ざってしまうので、ご注意ください。

Googleアドワーズ(新)での設定方法

「キャンペーン ⇒ キャンペーン ⇒ +」をクリックします。

Googleアドワーズ(新管理画面)でのキャンペーン設定方法-001

検索広告を使う場合には「検索ネットワーク」を、ディスプレイ広告を使う場合には「ディスプレイネットワーク」を、それぞれ選べばOKです。

Googleアドワーズ(新管理画面)でのキャンペーン設定方法-002

Yahooプロモーション広告での設定方法

Yahooプロモーション広告は、もともと、スポンサードサーチとYDNで分かれているので、大丈夫です。

(4)除外キーワードは、マメに設定できているか?

PPC(リスティング広告)には、「除外キーワード」というものがあります。
除外キーワードとは、「この語句を含んだキーワードで検索された時には、広告を表示させないようにする」という設定のことです。

例えば、あなたが会社設立のホームページを持っている場合、「会社設立 自分で」というキーワードで広告を出しても、無駄ですよね。
「会社設立 自分で」というキーワードで検索する人は、おそらく「自分で設立したい」人であって、「設立代行を依頼したい」人ではないはずです。

この場合、除外キーワードに「自分」というキーワードを設定すればOKです。
こうすることで、「会社設立 自分で」というキーワードで検索されても、広告が表示されなくなります。

このように、除外キーワードをマメに設定することで、無駄な広告配信を抑えて、費用対効果を高められるのです。

Googleアドワーズ(旧)での設定方法

「キーワード ⇒ 除外キーワード ⇒ +キーワード」をクリックし、除外したい語句を入力すればOkです。

Googleアドワーズ(旧管理画面)での除外キーワードの追加方法

Googleアドワーズ(新)での設定方法

「キーワード ⇒ 除外キーワード ⇒ +」をクリックし、除外したい語句を入力すればOkです。

Googleアドワーズ(新管理画面)での除外キーワードの追加方法

Yahooプロモーション広告での設定方法

「ツール ⇒ 対象外キーワードツール ⇒ +対象外キーワードを追加」をクリックし、除外したい語句を入力すればOkです。

Yahooプロモーション広告(スポンサードサーチ)での除外キーワードの追加方法

Yahooプロモーション広告(YDN)での設定方法

YDNには、除外キーワードはないので、設定不要です。

(5)単キーワードばかり設定していないか?

キーワードには、単キーワードと複合キーワードの2種類があります。

違いは、それぞれ以下のようになっています。




















単キーワード複合キーワード
意味
単語1つで構成されるキーワード

2つ以上の単語で構成されるキーワード
検索数
多め

単キーワードと比べると、少なめ
成約率(コンバージョン率)
低め

高め
キーワードの例
会社設立
障害年金
債務整理

会社設立 代行
障害年金 うつ 申請
債務整理 弁護士 相談

単キーワードは、検索数は多い傾向にありますが、成約率(コンバージョン率)は低くなりがちです。
一方、複合キーワードは、単キーワードと比べると検索数は少なめですが、成約率(コンバージョン率)は高めです。

そのため、なるべく複合キーワードを中心に設定したほうが、費用対効果は高めやすくなります

Googleアドワーズ(旧)での設定方法

「キーワード ⇒ キーワード」をクリックし、単キーワードに偏っていないか?確認しましょう。

Googleアドワーズ(旧管理画面)でのマッチタイプの確認方法

Googleアドワーズ(新)での設定方法

「キーワード ⇒ 検索キーワード」をクリックし、単キーワードに偏っていないか?確認しましょう。

Googleアドワーズ(新管理画面)でのマッチタイプの確認方法

Yahooプロモーション広告での設定方法

「キーワード」をクリックし、単キーワードに偏っていないか?確認しましょう。

Yahooプロモーション広告(スポンサードサーチ)でのマッチタイプの確認方法

Yahooプロモーション広告(YDN)での設定方法

YDNには、キーワード設定はないので、不要です。

(6)地域の設定は、正しくできているか?

PPC(リスティング広告)は、広告を配信する地域を指定できます。

例えば、あなたの事務所が北海道札幌にあるなら、札幌近辺に広告を出せればOKですよね。
沖縄に広告を出しても、費用対効果は低くなりそうなことは目に見えています。

地域ごとに反応が変わってくるので、「最初は狭めに設定して、徐々に広げてみる」のように、テストしてみることをお勧めします。

Googleアドワーズ(旧)での設定方法

「設定 ⇒ 地域 ⇒ +地域」をクリックし、広告を配信したい地域を選択すればOKです。

Googleアドワーズ(旧管理画面)での配信地域の設定方法

Googleアドワーズ(新)での設定方法

「地域 ⇒ ターゲット設定済み ⇒ 鉛筆マーク」をクリックし、広告を配信したい地域を選択すればOKです。

Googleアドワーズ(新管理画面)での配信地域の設定方法

Yahooプロモーション広告での設定方法

「ターゲティング ⇒ 地域 ⇒ +地域を編集」をクリックし、広告を配信したい地域を選択すればOKです。

Yahooプロモーション広告(スポンサードサーチ)での配信地域の設定方法

Yahooプロモーション広告(YDN)での設定方法

「広告グループ ⇒ 表示 ⇒ この設定の詳細を確認」をクリックします。

Yahooプロモーション広告(YDN)での配信地域の設定方法-001

画面最下部の「編集」をクリックします。

Yahooプロモーション広告(YDN)での配信地域の設定方法-002

その中の「地域」の箇所で、「設定する」を選択し、広告を配信したい地域を選択すればOKです。

Yahooプロモーション広告(YDN)での配信地域の設定方法-003

(7)コンバージョン設定は、正しくできているか?

PPC(リスティング広告)では、コンバージョン設定は必須です。

コンバージョン設定をすることで、費用対効果を判断できるのようになるからです。
例えば、「どのキーワードがコンバージョンに寄与しているのか?」「どのキャンペーンの費用対効果が高いのか?」といった判断ができるようになります。

逆に、コンバージョン設定をしないで運用しても、効果的な改善は不可能です。

あなたの大切な広告費(お金)をムダにしないためにも、コンバージョン設定は必ず行っておきましょう。

Googleアドワーズ(旧)での設定方法

画面上部の「運用ツール ⇒ コンバージョントラッキング」をクリックします。

Googleアドワーズ(旧管理画面)でのコンバージョン測定の手順-001

その後、「+コンバージョン」をクリックし、後は画面の指示に従って進めればOKです。

Googleアドワーズ(旧管理画面)でのコンバージョン測定の手順-002

Googleアドワーズ(新)での設定方法

画面右上の3点マークをクリックし、その中の「コンバージョン」をクリックします。

Googleアドワーズ(新管理画面)でのコンバージョン測定の手順-001

その後、「+」をクリックし、後は画面の指示に従って進めればOKです。

Googleアドワーズ(新管理画面)でのコンバージョン測定の手順-002

Yahooプロモーション広告での設定方法

「ツール ⇒ コンバージョン測定」をクリックします。

Yahooプロモーション広告(スポンサードサーチ)でのコンバージョン測定の手順-001

その後、「コンバージョン設定 ⇒ +コンバージョン測定の新規設定」をクリックし、後は画面の指示に従って進めればOKです。

Yahooプロモーション広告(スポンサードサーチ)でのコンバージョン測定の手順-002

Yahooプロモーション広告(YDN)での設定方法

「ツール ⇒ コンバージョン測定 ⇒ +コンバージョン測定の新規設定」をクリックし、後は画面の指示に従って進めればOKです。

Yahooプロモーション広告(YDN)でのコンバージョン測定の手順

(8)デバイスごとの分析をしているか?

昔は、PPC(リスティング広告)の配信先は、PC(パソコン)のみでした。
しかし、技術革新のおかげで、今では、スマートフォンやタブレットにも、広告が表示されるようになっています。

デバイスごとに広告の効果が大きく変わってくる場合もあるので、デバイスごとの分析は必要不可欠です。

例えば、離婚や障害年金などのBtoC(個人向け)のサービスは、スマートフォンの方が圧倒的に費用対効果が高いケースもあります。

デバイスごとの反応の違いの事例(障害年金HPの事例)

このように、扱っているサービス・商品の性質によって、反応に差が出ます。
デバイスごとの分析を必ず行うようにしましょう。

Googleアドワーズ(旧)での分析方法

「キャンペーン ⇒ 分割 ⇒ デバイス」をクリックすると、デバイスごとの反応が見れます。

Googleアドワーズ(旧管理画面)でのデバイスごとの分析の仕方

Googleアドワーズ(新)での分析方法

「キャンペーン ⇒ キャンペーン ⇒ 画面右側の丸マーク ⇒ デバイス」をクリックすると、デバイスごとの反応が見れます。

Googleアドワーズ(新管理画面)でのデバイスごとの分析の仕方

Yahooプロモーション広告での分析方法

「キャンペーン ⇒ 表示 ⇒ デバイス」をクリックすると、デバイスごとの反応が見れます。

Yahooプロモーション広告(スポンサードサーチ)でのデバイスごとの分析の仕方

Yahooプロモーション広告(YDN)での分析方法

YDNでは、管理画面ではデバイスごとの分析ができないので、CSVでレポートを出力して確認します。

「レポート ⇒ パフォーマンスレポート ⇒ +新規レポートを作成」をクリックします。

Yahooプロモーション広告(YDN)でのデバイスごとの分析の仕方-001

以下のような画面が出てくるので、それぞれ以下のように設定し、「作成」をクリックすればOKです。

Yahooプロモーション広告(YDN)でのデバイスごとの分析の仕方-002

この手順で、CSV形式のレポートがダウンロードできるようになるので、CSVを見て分析しましょう。

(9)YahooとGoogleの両方で広告を出しているか?

Yahooプロモーション広告と、Googleアドワーズでは、広告が配信される箇所などが異なってきます。

そのため、「Yahooでは効果が低かったが、Googleでは効果が高い」といったことも多々起こります。

なので、Yahooプロモーション広告とGoogleアドワーズは、両方配信することをお勧めします。
両方使ってみて、費用対効果に差が出るようであれば、効果が高い方に広告費を集中させれば良いのです。

(10)結果が出ない間も、改善を繰り返せるか?

PPC(リスティング広告)は、運用して改善を繰り返してこそ、費用対効果を高めていけます。

「初期設定だけして、数ヶ月だけやって、効果が出ないからやめる」という人を見かけますが、これは非常にもったいないです。
キーワードや広告文を少し変えるだけで、費用対効果が一気に高まる、ということもあるのです。

最初からいきなり成果が出る!というケースは、稀です。
運用型広告とも言われているように、運用して改善を繰り返してこそのものなのです。

少なくとも半年~1年は、取り組んでみることをお勧めします。

まとめ:ローマは一日にして成らず

いかがでしたでしょうか。

PPC(リスティング広告)は、日々の改善こそが命です。
「ローマは一日にして成らず」という格言もありますが、まさにその通りなのです。

あなたも、日々の結果に一喜一憂することなく、淡々と改善を繰り返して頂ければと思います。
参考になれば幸いです。

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