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自分でできるSEO診断!サイトの検索順位を上げる5ステップ

自分でできるSEO診断!サイトの検索順位を上げる5ステップ

サイトからのお問い合わせを増やすには、SEO(検索エンジン最適化)は欠かせないアクセスアップ対策の一つになります。

しかし、闇雲にSEO対策を行っても、時間と労力ばかりかかってしまって、なかなか上位表示できません

ここでは、あなたのサイトの今のSEO状況を診断し、検索順位をより上位に押し上げるための方法をご紹介します。

ぜひここで紹介する診断ポイントをチェックして、改善に役立ててください。

成功事例

下記のデータは、弊社のクライアント様のサイトの、検索順位の推移を示したものです。

SEOの診断を行い、正しい手順で改善を行ったので、検索順位をアップさせることに成功しています。

その後も、継続して上位表示され続けていることがお分かり頂けるかと思います。

この時に行った診断と改善方法を、お伝えさせて頂きます。

1.まずは対象キーワードでの順位をチェック

まずはじめに、あなたが狙っているキーワードでの、今の検索順位をチェックしておきましょう。

検索順位をチェックするには、検索エンジン一括順位チェックツール「ランキングチェッカー」という無料ツールを使います。


http://broadentry.com/rankingchecker/

ここに、あなたのサイトのURLと、上位表示を狙っているキーワード(最大5個)を入力し、「調査開始」をクリックすると、今の検索順位をチェックできます。

※まだ狙うべきキーワードが決まっていない場合には、下記の記事をご覧いただき、キーワードを決めましょう。

SEOキーワードの選び方:月20件の問い合わせを獲得する秘訣

2.SEO対策の難易度を診断する

現状の検索順位を確認したら、次に「SEO対策の難易度を診断」します。

つまり、「上位表示するのが簡単なのか?難しいのか?を診断する」ということです。

これには、「rishirikonbu.jp(りしりこんぶ.jp)」という無料ツールを使います。


http://rishirikonbu.jp/difficulty_checker/

これを使うと、対象キーワードごとのSEO対策の難易度を知ることができます。

例えば、会社設立関連のキーワードを調べてみると、以下のようになりました。

数値の見方としては、簡単に言うと、

  • 難易度:35以下
  • PR(ページランク):2.0以下

のキーワードは、比較的上位表示しやすい、と言えます。
(難易度が高いからといって、必ずしも上位表示が難しい、という訳ではなく、数値はあくまで目安としてご活用ください)

基本的には、難易度が低いキーワードからSEO対策を行っていったほうが、効果も見えやすく継続しやすいので、お勧めです。

3.内部対策

次に、SEO内部対策の診断を行っていきます。

内部対策というのは、「ホームページの中身を、検索エンジンが読みやすいように改善すること」を指します。

内部対策を診断するには、SEOチェキ!という無料診断ツールを使うのが便利です。


http://seocheki.net/

あなたのサイトのURLを入力するだけで、内部対策の診断を行うことができます。

例えば、弊社のサンプルサイト(http://sample002.samurai-example.com/)を見てみると、以下のようになります。

この結果を見ながら、内部対策を診断していきます。

確認すべきポイントは、以下の5つです。

3-1.タイトルタグ

タイトルタグ(titleの箇所)にキーワードが含まれているか?をチェックしましょう。

検索エンジン(GoogleやYahoo)は、タイトルタグを見て「このサイトが何について書かれいるのか?」を判断します。

そのため、タイトルにキーワードが含まれていた方が、SEO上有利になりやすいのです。

例えば、先ほどのサンプルサイトでは、タイトルタグは【会社設立代行サービス │ 手数料0円・実績100社以上の大林サンプル税理士事務所】となっています。

狙っているキーワードは「会社設立 代行」なので、キーワードが含まれていることになります。

キーワードの詰め込みはNG

いくら上位表示したいからといって、キーワードをやたらに詰め込むのは、SEO上、逆効果になってしまうこともあります。

例えば、「新宿 税理士」というキーワードを狙っていたとして、タイトルを【新宿の税理士なら「新宿の大林サンプル税理士」!新宿駅から徒歩3分の税理士事務所】としたら、詰め込みすぎです。

タイトルには、狙っているキーワードを各1回ずつ含めればOKです。

3-2.メタディスクリプション

  • メタディスクリプション(descriptionの箇所)が記述されているか?
  • キーワードが含まれているか?

をチェックしましょう。

メタディスクリプションには、そのページの要約を記載します。

検索結果にも表示されるので、検索ユーザーが見た時に、思わずクリックしたくなるような情報を書いておくのがベターです。

なお、メタディスクリプションもキーワードの詰め込みはNGなので、狙っているキーワードは上限各2回を目安に含めるようにしましょう。

3-3.メタキーワード

  • 狙っているキーワードが記述されているか?
  • 詰め込みすぎていないか?

をチェックしましょう。

メタキーワード(keywordsの箇所)には、そのページが狙っているキーワードを記載します。

例えば、「新宿 税理士」で上位表示したいなら、「新宿,税理士」と記載します。
(単語の間には、半角カンマを入れます)

ここでも、詰め込みすぎはNGです。

よく「新宿,池袋,渋谷,税理士,税理士事務所,相続,相続税,相続税対策,創業支援,記帳代行」のように、何でもかんでも詰め込んでいるサイトをお見かけしますが、SEO対策では逆効果です。

SEOでは基本的に、「1ページ1キーワード」が原則です。

1ページで大量のキーワードを狙うのではなく、複数のページでそれぞれ1つずつのキーワードを狙う方が、上位表示しやすいのです。
(つまり、狙っているキーワードが10個あるなら、少なくとも10ページ以上のページが必要、ということです)

サンプルサイトを例に挙げると

それぞれ上位表示させることを狙う、ということです。

より詳しい解説は、こちらのページにございますので、ご参照ください。

3-4.Hタグ(見出しタグ)

Hタグ(見出しタグ)を診断しましょう。

Hタグというのは、

<h1>~~~</h1>
<h2>~~~</h2>
<h3>~~~</h3>
<h4>~~~</h4>
<h5>~~~</h5>
<h6>~~~</h6>

のようになっている箇所を指します。

分かりやすい見出しが付いているページは、検索エンジンにとっても読みやすいので、評価が高まりやすくなります。
(本を読むときにも、見出しが分かりやすいと、とても読みやすいですよね。それと同じです)

一点、このHタグにも、キーワードの詰め込みは厳禁です。

例えば、「相続税対策」というキーワードを狙う場合、

<h1>相続税対策で気をつけるべき3つのポイント</h1>
<h2>相続税対策はここが危ない!</h2>
<h3>相続税対策で気をつけるべきポイント(1)~~~</h3>
<h3>相続税対策で気をつけるべきポイント(2)~~~</h3>
<h3>相続税対策で気をつけるべきポイント(3)~~~</h3>
<h2>相続税対策のまとめ</h2>

のように、そのページのすべてのHタグにキーワードを詰め込むのは、やり過ぎです。

イメージとしては、「キーワードを含めるのは、ページ全体のHタグの半分以下くらいに抑える」ことを意識するとよいでしょう。

先ほどの例で言えば、

<h1>相続税対策で気をつけるべき3つのポイント</h1>
<h2>相続税対策はここが危ない!</h2>
<h3>ポイント(1)~~~</h3>
<h3>ポイント(2)~~~</h3>
<h3>ポイント(3)~~~</h3>
<h2>まとめ</h2>

のようにすると、スッキリして読みやすいですよね。

3-5.文章(キーワード出現頻度)

「文章中にキーワードがどれくらいの割合で含まれているのか?」を診断しましょう。

使うのは、「キーワード解析」という無料ツールです。


http://www.keyword-kaiseki.jp/

自分のサイトのURLを入力すると、以下のような診断結果が出ます。

診断結果を見て、「狙っているキーワードの割合が2~5%の範囲に収まっているか?」を確認しましょう。

キーワードの割合が多すぎるようであれば記述を減らし、少なすぎるようであれば増やしましょう。

(2~5%というのは、あくまで目安なので、絶対にこの範囲じゃなきゃいけない!というわけではありません。
実際、この範囲に収まっていないサイトも、上位表示されていることは多々あります。)

4.外部対策

次に、SEO外部対策を診断していきます。

外部対策とは、簡単に言うと「自分のサイトに対して、他のサイトからリンクしてもらうこと」です。

外部対策の診断には、「グーグルウェブマスターツール」という無料ツールを使います。


https://www.google.com/webmasters/tools/?hl=ja

グーグルウェブマスターツールに登録し、「検索トラフィック⇒サイトへのリンク」と進むと、下記のような画面が表示されます。

この中の「総リンク数」の箇所が、「あなたのサイトが得ている被リンク数」です。
(この総リンク数は、あくまで「グーグルが認識しているリンクの数」で、必ずしもこれらのリンク全てが評価されている訳ではありません。)

基本的に、「得ている被リンク数が多いほど、SEO効果が高い」とされていますので、まだ上位表示されていないのであれば、被リンク数を増やす対策を行うことをお勧めします。

5.コンテンツ対策

コンテンツ対策(検索ユーザーにとって役立つ情報を発信すること)は、SEO上、とても重要になってきています。

なぜなら、「検索エンジンは、検索ユーザーにとって役立つページを上位表示させる」傾向があるためです。
(役立つコンテンツは、他のサイトからリンクしてもらいやすくなるので、被リンクを増やす効果も期待できます)

いくら小手先のSEOテクニックを磨いても、検索ユーザーにとって役立たないサイトは、そもそも価値がないので、検索結果から淘汰されていきます

あなたのサイトのコンテンツを診断し、改善したい場合には、ぜひ下記の記事をご覧ください。

ホームページはただ更新しても意味がない│集客力UPの3step

まとめ

いかがでしたでしょうか?

SEOの診断ポイントを、再度おさらいしてみましょう。

  • 1.まずは対象キーワードでの順位をチェックしよう
  • 2.SEO対策の難易度を診断する
  • 3.内部対策
    • 3-1.タイトルタグ
    • 3-2.メタディスクリプション
    • 3-3.メタキーワード
    • 3-4.Hタグ
    • 3-5.文章(キーワード出現頻度)
  • 4.外部対策
  • 5.コンテンツ対策

これらの診断を行い、自分のサイトに足りない部分を強化していくことで、前述した成功事例のように、上位表示を目指していくことができます。

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