こんにちは。
士業専門ネット集客コンサルタントの
大林亨輔です。
私は、士業事務所向けに
コンサルティングも行っていますが、
コンサル受講者に、抜き打ちで電話することがあります。
その時、私がチェックするポイントは、たった1つです。
それは、
【第一声が、気持ちいいかどうか?】
これだけです。
「はい、●●事務所です!」
この一言だけで、
受任(受注)できるかどうか?が
大きく変わるのです。
なぜか?と言いますと…
人間は、「好きか嫌いか?」で判断する
実は人間は、多くの場面で、
「好きか嫌いか?」で判断しています。
実績がある、とか、
独自のノウハウがある、とか、
そういったことも確かに重要なのですが…
最終的に、
「好きか嫌いか?」
「良い人そうか?」
が、大きな判断基準になるのです。
心理学でも、
「初頭効果」とも呼ばれていますが、
第一印象が良いか悪いか?で、
受任(受注)できるかどうか?が
大きく変わるのです。
第一印象がマイナスだと、
そのイメージは、1年かけても変えられない、
というデータもあるそうです。
声の印象で、8~9割決まる
アメリカの有名な心理学者の
メラビアン氏が提唱する
「メラビアンの法則」というものがあります。
メラビアンの法則では、
人の第一印象を決めるのは、
視覚(見た目):55%
聴覚(声):38%
言葉(話す内容):7%
である、と言われています。
電話では、
視覚(見た目)は存在しないので、
聴覚(声)が最大の判断基準になります。
つまり、電話対応では、
声で8~9割決まる、と言っても、過言ではないのです。
あなたが、
いくら素晴らしいことを話そうと、
実績があろうと、
声の印象が悪ければ、
その言葉は相手に響きません。
お客様は、”不安”の中で電話してきている
考えてみれば分かりますが、
士業事務所に電話する人は、
多くの場合、何かしらの悩みを抱えています。
離婚で悩んでいたり、
障害年金が貰えず悩んでいたり、
会社の経営で悩んでいたり。
つまり、
電話してきているお客様は
“不安”なのです。
その不安を解消してもらうために
電話してきている訳ですが、
その第一声が暗かったり、
感じが悪かったら、
どうでしょうか?
「この人、なんか嫌い」
「実績はあるけど、感じが悪い」
と思われて、
受任(受注)できないのは
想像に難くありませんよね。
では、どうすれば
声の第一印象を
改善できるのか?と言うと…
自分の声を、録音して聞いたことがありますか?
私は、コンサル受講者全員に、
「自分の電話対応を録音して聞いてみてください」
とアドバイスしています。
これこそ、声の第一印象を改善する、
最短ルートです。
自分の声は、録音して聞くと、
まったく印象が違ってきます。
こんなに暗い感じだったんだ…
と、愕然とする人もいます。
大事なのは、
「声に笑顔を乗せること」です。
声だけ聞いても、笑顔で話しているイメージが伝わるか?
が重要です。
まとめ。第一声に命をかけろ。
「はい、●●事務所です!」
この一言が気持ちいいかどうか?
で、売上が変わります。
ものすごく単純で、
誰でもできることですが、
やるかやらないか?で
結果には大きな違いが出ます。
往々にして、真理というのは
シンプルで単純なものです。
ぜひ、実践して下さいね。