SEO対策やPPC(リスティング広告)、フェイスブック広告などなど…。
現在、数多くのアクセスアップ対策がありますが、あなたは効果的に使い分けることが出来ていますか?
今日は、士業の方向けに、主要アクセスアップ対策の種類と特徴、そして使い分けについて解説します。
主要なアクセスアップ対策は3種類
私が士業・コンサルタントの方にお勧めしているアクセスアップ対策は、以下の3つです。
- (1)SEO対策
- (2)PPC(リスティング広告)
- (3)フェイスブック広告
簡単に解説しますね。
(1)SEO対策とは?
SEO対策とは、「検索された時に、上位表示させるためのテクニック」のことです。
イメージとしては、以下のような形です。
SEO対策を行うことで、検索順位を上げることができるのです。
※SEO対策について詳しく知りたい方は、以下のページをご参照ください。
>> 士業がすべきSEO対策とは? キーワードの選び方や、上位表示のコツを解説
(2)PPC(リスティング広告)とは?
PPC(リスティング広告)とは、「アクセスアップのために、検索結果などに広告を出すこと」です。
例えば、検索された時に出てきたり、いろいろなホームページ上に表示されたりします。
検索結果に出てくる広告を「検索広告」と呼びます。
いろいろなホームページ上に表示される広告を「ディスプレイ広告」と呼びます。
どちらも、PPCの一種です。
※PPCについて詳しく知りたい方は、以下のページをご参照ください。
>> PPC(リスティング広告)って何?な人もすぐ分かる!初心者向け解説
(3)フェイスブック広告とは?
フェイスブック広告とは、「フェイスブックのニュースフィードや、右側に出てくる広告」のことです。
フェイスブック広告は、SEO対策やPPCなどの従来のアクセスアップ対策とは異なる特徴を持っているので、使い分けが重要になります。
※フェイスブック広告について詳しく知りたい方は、以下のページをご参照ください。
>> 士業のためのフェイスブック広告を用いた集客テクニックを解説
狙うべきターゲット層は?
では次に、それぞれのアクセスアップ対策で狙うべきターゲット層について解説します。
人間は、ある悩みを抱える時、以下のような流れを辿ります。
- (1)潜在層:漠然とした悩みを抱える(例:起業したいけど、どうすればいいんだろう?)
- (2)検索(そのうち客):検索して情報を集めだす(例:会社を設立するには、どうすればいいんだろう?)
- (3)検索(今すぐ客):検索して依頼先を探す(例:会社設立を誰かに相談しよう、お願いしよう!)
図にすると、以下のような形です。
このように、同じ一人の人間であっても、悩みの段階によって、行動が変わります。
なので、それに合わせてアプローチしていかなければならないのです。
(1)潜在層を狙うなら「フェイスブック広告」がベスト
まず、潜在層を狙うのであれば、フェイスブック広告がベストです。
潜在層の人は、漠然とした悩みを抱えてはいるものの、まだ行動(検索)していません。
検索されなければ、SEOやPPCで集客するのは難しいのです。
ここで効果的なのが、フェイスブック広告です。
フェイスブック広告は、検索されなくても、ターゲットを絞り込んで広告を表示させることができます。
例えば、フェイスブック広告で「起業セミナー」に集客し、そこでノウハウを話し、そこから個別相談に来てもらって受注する、という方法も、1つのやり方です。
※セミナーを絡めた集客法は、以下のページで解説していますので、ご参照ください。
>> ホームページで売りづらいサービスは、【セミナー⇒個別相談】で売れる
(2)そのうち客を狙うなら「SEO対策」がお勧め
そのうち客の人は、問題解決のために、検索して情報を探し始めます。
しかし、まだ「相談しよう」「依頼しよう」とは思っていない段階です。
こういった人たちは、例えば次のようなキーワードで、情報を検索しています。
- 株式会社 合同会社 違い
- 会社設立 必要書類
このようなキーワードを狙っていくには、SEO対策が効果的です。
PPCは、クリックされる度に広告費が発生するので、情報収集の段階のそのうち客をターゲットにするのは、費用対効果が落ちる可能性が高いからです。
(3)今すぐ客を狙うなら「SEO対策」「PPC(リスティング広告)」がお勧め
そして、悩みが表面化して、「誰かに相談したい、依頼したい」となった人が、今すぐ客です。
こういった人たちは、以下のようなキーワードで検索しています。
- 会社設立 相談
- 会社設立 代行 値段
明らかに、先ほどのそのうち客の人とは、検索している時の気持ちが違うことが分かりますよね。
今すぐ客の人は、相談したい!依頼したい!という状態なので、検索キーワードも違ってくるのです。
こういった人を狙うには、SEO対策やPPC(リスティング広告)が効果的です。
さらに、PPCの配信手法の1つである「リマーケティング」なども使うと、より効果的に集客できます。
※リマーケティングについて詳しく知りたい方は、以下のページをご参照ください。
>> PPC(リスティング広告)って何?な人もすぐ分かる!初心者向け解説
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このように、狙うべきターゲット層によって、効果的なアクセスアップ対策は異なってきます。
なぜなら、同じ一人の人間であっても、それぞれの悩みの段階によって、行動が違うからです。
この違いを頭に入れて、アクセスアップ対策を使い分けて頂ければと思います。
なお、ここで紹介した「SEO対策」「PPC(リスティング広告)」「フェイスブック広告」について、以下のページでそれぞれ詳しく解説していますので、こちらも合わせてご参照ください。
関連記事はこちら