今日は、
【反応が取れる、料金表の作り方】
についてお話します。
料金表は、
ほぼすべてのお客様が
必ず目にするものです。
料金も見ずに申し込む人は、
そうそう居ないですよね。
だからこそ、
料金表の作り込み次第で
反応が大きく変わってくるのです。
実は最近、
当社の近くにある整体院が
すごく良い料金表を出していたので、
それを例に挙げて解説します。
その料金表が、こちらです。
(画像クリックで拡大できます)
ポイントを解説しますね。
「誰向けのサービスなのか?」を明記しよう
この整体院の料金表の
一番のポイントは、
「誰向けのサービスなのか?」
が、非常に分かりやすいことです。
●営業マン コース
●デスクワーク コース
●立ち仕事 コース
このように、
職種別にコースが分かれています。
これなら、営業マンの人は、
「あ、自分は営業マンコースだな」
と、一瞬で分かりますよね。
これがもし、
●肩マッサージ 1000円
●腰マッサージ 1500円
●足マッサージ 700円
●背中マッサージ 1000円
のように、
マッサージの種類別になっていたら
どうでしょうか?
何だか分かりづらいですし、
「自分は肩が疲れてるから、
肩だけでいいや」
と思われてしまう可能性も大なので、
顧客単価も下がりますよね。
一般の人は、
自分にとってどのサービスが必要なのか?
を判断できません。
なので、
分かりやすいコース名になっていた方が
利用者側にとっても親切なのです。
実際、この整体院は、
いつもお客様が来ていて、
繁盛しています。
このように、ひと目見て
「誰向けのサービスなのか?」
が分かるようにすることは、
とても大事なのです。
士業の料金表に置き換えると…
では、
士業の業界に
置き換えてみましょう。
例えば、
相続手続きの料金表を
作るとしましょう。
この時、
●相続人の調査:25000円
●相続関係図の作成:17000円
●遺産分割協議書の作成:40000円
のように、
業務ごとに料金が書かれているだけだと、
分かりづらいですよね。
先程お伝えしたように、
一般の人は、
自分にとってどのサービスが必要なのか?
を判断できないのです。
だからこそ、例えば
●相続まるごとお任せパック
のようなネーミングにして、
必要なサービスを
ひとまとめにしてあげることで
分かりやすくなるのです。
ちょっとしたことですが、
これだけで問合せ率が
ガラッと変わってきます。
あなたも、
ご自身の料金表を
今一度、見直してみてくださいね。