ホームページの改善に欠かせない、アクセス解析ツールを、27個まとめてご紹介します。
ジャンル別に分けて掲載していますので、きっとあなたの目的に合うツールが見つかるでしょう。
以下、ここでご紹介させていただくアクセス解析ツールの一覧です。
1.定番のアクセス解析ツール
- 1-1.グーグルアナリティクス
- 1-2.Ferretアナリティクス
- 1-3.リサーチアルチザン
2.グーグルアナリティクス支援ツール
- 2-1.visual.ly
- 2-2.Arest
3.ヒートマップ系
- 3-1.クリックテール(clicktale)
- 3-2.Pt engine
- 3-3.User Heat
- 3-4.User Insight
4.スマホ解析
- 4-1.User Local
- 4-2.i2i.jp
5.ソーシャル解析系
- 5-1.Meltwater
- 5-2.ソーシャルメディア分析ツール
- 5-3.クチコミ@係長
- 5-4.ブームリサーチ
- 5-5.ADPLAN SM
- 5-6.コミュニケーションエクスプローラー
6.英語版・その他
- 6-1.Woopra
- 6-2.Clicky
- 6-3.Reinvigorate
- 6-4.whos.amung.us
- 6-5.PIWIK
- 6-6.mixpanel
- 6-7.Open Web Analytics
- 6-8.FoxMetrics
- 6-9.Crazy Egg
- 6-10.Crimson Hexagon
※各ツールのご利用は、ご自身の判断にてお願い致します。
1.定番のアクセス解析ツール
まずは、定番のアクセス解析ツールをご紹介します。
どれを使うか迷ったら、まずはこの中から1つ選んで使うことをお勧めします。
1-1.グーグルアナリティクス
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/
アクセス解析ツールの定番であり、代表格とも言えるのが、このグーグルアナリティクスです。
無料で使えて、かつ高機能なので、初心者~上級者まで多くの方が利用しています。
関連書籍も多く出版されているので、使いやすいという点でも非常に魅力的です。
アプリを使うことで、外出先からもアクセス解析ができます。
アイフォン用のアプリはこちら
アンドロイド用のアプリはこちら
1-2.Ferretアナリティクス(サービス終了)
Ferret(フェレット)が提供しているアクセス解析ツールです。
前述のグーグルアナリティクスとの連携も可能です。
初心者にも使いやすい、シンプルな管理画面になっています。
また、特徴的なのが「利用者のサイトタイプ別に分析できる」という機能です。
一般的なサイトはもちろん、ECサイトやアフィリエイトサイトなど、お持ちのホームページに合わせて分析できるので、改善にも役立てやすいのです。
1-3.リサーチアルチザン
https://pro.research-artisan.net/
有料のアクセス解析ツールの代表格が、このリサーチアルチザンです。
(リサーチアルチザンライトは、無料でも使えます)
- クリックマップ(ユーザーがどこをクリックしたのか?が分かる機能)
- ヒートマップ(ユーザーがホームページのどの部分に注目しているのか?が分かる機能)
- 新規ユーザー/リピーターの判別機能
といった機能も付いているので、より詳細な分析ができます。
スマートフォンからも閲覧できるので、空いた時間にいつでもアクセス解析ができます。
2.グーグルアナリティクス支援ツール
グーグルアナリティクスの分析を、より見やすく、分かりやすくしてくれるツールです。
2-1.visual.ly
https://visual.ly/product/infographic-design
グーグルアナリティクスのデータを、インフォグラフィック化してくれるツールです。
データを視覚化してくれるので、今まで気付かなかった視点で見ることができ、ブレイクスルーのきっかけを掴むことができます。
2-2.Arest
Arestは、これそのものがアクセス解析ツールというわけではなく、「グーグルアナリティクスのデータを分かりやすいレポートにまとめてくれるツール」です。
グーグルアナリティクスをはじめ、アクセス解析ツールで得られるデータは非常に多いのですが、初心者の方にとっては見方が難しく、データをどのように活かせばいいのか?が分かりづらい場合もありますよね。
そういったお悩みを解決できるのが、Arestです。
たった数分の作業で、ビジュアル化された見やすいアクセス解析レポートが手に入ります。
また、
- ユーザー分析
- SEO分析
- 広告分析
- 目標分析
のように、目的別にレポートを作成できるので、データの活かし方も分かりやすくなっています。
3.ヒートマップ系
「ユーザーがホームページのどこを見ているのか?どこをクリックしているのか?ページのどの辺まで見てくれているのか?」
こういったより詳細な解析ができるのが、ヒートマップ系のアクセス解析ツールです。
ユーザーの細かい動きが見える化できるツール、と言えます。
3-1.Contentsquare(旧:クリックテール clicktale)
https://contentsquare.com/jp-jp/
ヒートマップ系のアクセス解析ツールの代表格です。
PC、スマートフォン対応です。
機能はもちろんのこと、定期的に専任のコンサルタントの方がアドバイスしてくれるのも嬉しいポイントです。
(プランによります)
自分だけでデータを見ていても、なかなかそのデータを活用しきれないこともあるものです。
やはり、アクセス解析ツールは、そのデータをホームページの改善に活かせてナンボのものですので、こういったアドバイスがあるのは重宝します。
3-2.Pt engine
こちらも、利用者が多いヒートマップ系アクセス解析ツールです。
どの広告から来たアクセスなのか?なども計測できるので、効率的な広告運用に活かすことができます。
3-3.User Heat
実際のホームページを例にあげて、出力結果のサンプルを紹介してくれているので、ヒートマップがどんなものか?をつかみやすいかと思います。
3-4.User Insight
スマホにも対応しています。
また、ソーシャルメディア解析の機能もあるので、SNSアカウントと紐付けた調査もできます。
会員制サイトなどを運営されている方にもお勧めです。
4.スマホ解析
スマートフォンのアクセス解析に強いツールです。
スマートフォンからの流入は、年々増加傾向にあり、今後もますます増えていくと考えられますので、重要度もより増してくるでしょう。
4-1.User Local
どんな端末からアクセスが来ているのか?まで分析できるツールです。
(例:iPhone5からなのか、iPad2からなのか、など)
また、閲覧者の端末を元に、性別や年齢といったユーザー属性も調べることができます。
(例:シニア向け端末からのアクセスということは、比較的高年齢の人が見ているんだな、など)
パソコンや従来の携帯電話(ガラケー)からのアクセス解析もできます。
4-2.i2i.jp
スマホのみならず、ガラケーの解析もできるアクセス解析ツールです。
5.ソーシャル解析系
フェイスブックやツイッターといった、ソーシャルメディアの効果を解析できるツールです。
ソーシャルメディアの利用者数も増加傾向にあるので、重要度が高まってきているツールと言えます。
5-1.Meltwater(メルトウォーター)
Meltwater(メルトウォーター)が提供するソーシャルリスニングツールを使うことで情報の収集や分析が可能です。
また、SNS上の最新のトピックに関するデータをグラフや数値で可視化することでより深い分析ができるでしょう。
TwitterやInstagram、TikTokなどのソーシャルリスニング・分析・投稿管理だけでなく、ニュースやブログ、紙媒体まで幅広く情報をモニタリングすることができるのも特徴の1つです。
5-2.ソーシャルメディア分析ツール
フェイスブックページやツイッター上の口コミ状況、さらにはYoutube、Mixi、Google+も分析できるツールです。
5-3.クチコミ@係長(サービス終了)
口コミ投稿者の性別・地域・年代を分析したり、トレンドを把握したりすることができるツールです。
活用することで、市場調査やキャンペーンの効果などを計測できます。
5-4.ブームリサーチ
https://boomresearch.tribalmedia.co.jp/
自動レポート作成機能など、使いやすさにこだわっているソーシャル解析系ツールです。
国内主要ブログをはじめ、2ちゃんねるなども含む膨大な口コミデータを元に調査できます。
5-5.ADPLAN SM(サービス終了)
ツイッター上で、どのように口コミが伝播していっているのか?を見える化してくれます。
5-6.コミュニケーションエクスプローラー
自然言語理解の技術が応用されているので、より正解率の高い口コミ調査が可能です。
6.英語版・その他
英語版のアクセス解析ツール等をまとめました。
6-1.Woopra
英語版のアクセス解析ツールです。
一般的なアクセス解析ツールは、一定時間が経過した後に分析結果が反映されますが、このWoopraは、リアルタイムのアクセス解析が可能です。
専用のツールを使うことで、より詳細なデータを見ることができます。
設置の仕方については、日本語で分かりやすく解説しているサイトがあったので、以下にご紹介します。
6-2.Clicky
こちらも先ほどのWoopra同様、リアルタイムのアクセス解析ツールです。
ユーザーがホームページの中をどんな順番で見ているのか?が分かる「経路分析」の機能が付いているのが特徴です。
ヒートマップの機能も付いています。
6-3.Reinvigorate (サービス終了)
英語のアクセス解析ツールです。
こちらも、リアルタイム分析に優れています。
Reinvigorateもそうですが、海外のツールは、リアルタイム分析に優れたものが多いように感じます。
6-4.whos.amung.us
リアルタイムに、今何人の人が閲覧しているのか?をホームページ上に表示させることができるブログパーツです。
6-5.PIWIK
自分のサーバーにインストールして使う「インストール型」のアクセス解析ツールです。
6-6.mixpanel
PVなどの数字の分析ではなく、変化のトレンドを計測してくれる、ちょっと変わったアクセス解析ツールです。
6-7.Open Web Analytics
https://www.openwebanalytics.com/
オープンソースで使えるアクセス解析ツールです。
6-8.FoxMetrics
KPIを管理できるツールです。
ECサイトで売上管理などに使ったりもできます。
6-9.Crazy Egg
英語版のヒートマップ系アクセス解析ツールです。
6-10.Crimson Hexagon
英語版のソーシャル解析ツールです。
初心者におすすめなのはグーグルアナリティクス
初心者の方にもおすすめのアクセス解析ツールは、やはりグーグルアナリティクスです。
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/
無料で使えますし、関連書籍や解説サイトも豊富ですので、初心者の方にも使いやすく、おすすめです。
まずはグーグルアナリティクスを導入し、より細かい解析が必要だと感じたら、あなたのサイトに合わせてアクセス解析ツールを追加していくとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
多数のアクセス解析ツールをご紹介しましたが、何でもかんでも使えばいい、というわけではありません。
それぞれのサイトが達成したい目的に合わせて、それに合うツールを使うことが重要になります。
また当然ですが、アクセス解析ツールは、データを見て一喜一憂するためのものではありません。
データを見て、ホームページの課題を把握し、改善に役立てることが目的です。
見るだけで満足せず、「この数字は何を意味しているのか?」「この数値が低いということは、ホームページのどこに問題があるのか?」という視点で見るようにしましょう。