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士業がホームページに載せるべき写真×9。撮影のポイント×6も解説

マーケティング
士業がホームページに載せるべき写真×9。撮影のポイント×6も解説

士業は、「人が商品」とも言える業種です。
つまり、「ホームページに載せる写真 = 商品写真」ということになります。

ここでは、士業のホームページの問合せ率を高める写真を9種ご紹介します。

載せるだけでも集客力が違ってきますので、ぜひ実践してみて下さい。

写真を載せると、事務所を「見える化」できる

なぜ写真を載せるべきなのか?
それは、事務所を「見える化」できるから、です。

多くの人にとって、士業事務所に相談しに行くのは、極めて稀なことです。
(例えば、人生の中で何度も離婚して弁護士に相談する人は、少ないですよね)

士業事務所に相談しに行くのが稀ということは、お客様は不安でいっぱいである、ということでもあるのです。

  • どんな雰囲気の事務所なのか?
  • 無料相談って、どういうふうにやるんだろう?
  • 依頼すると、何をしてくれるんだろう?
  • 怖い先生だったらどうしよう…

このように、分からないことが多いからこそ、不安だらけなのです。

これを解消してくれるのが、写真です。

多くの写真を掲載しておくことで、事務所内部を「見える化」することができます。

中が見えると、お客様は安心して問合せることができるのです。
結果的に、ホームページの集客力がアップする、ということです。

※似顔絵(イラスト)は効果的なのか?

よく、ホームページに似顔絵(イラスト)を載せている人もいますが、私は、ホームページには本人の写真を載せることをお勧めします。

最初にお話したように、士業は「人が商品」です。
つまり、自分の写真は「商品写真」になります。

もしあなたが、何か高いものを買おうとした時に、イラストしか載っていなかったら、その商品を買いますか?
例えば、あなたがネットで洗濯機を探していて、出てきたホームページに洗濯機の写真がなくて、イラストしか載っていなかったら、その洗濯機を買いますか?

おそらく、買わないと思います。

自分の似顔絵しかホームページに載せていない、というのは、これと同じことです。

お客様は、士業事務所に相談しに行くのは、極めて稀なのです。
だからこそ、不安でいっぱいです。

その不安を解消してあげるためにも、写真は必ず載せることをお勧めします。

士業はホームページに、この9種の写真を載せよう

それでは、士業がホームページに載せるべき写真×9をご紹介します。

ぜひこれらを撮影して、あなたのホームページに載せていただければと思います。

(1)正面写真

人物写真(正面写真)は、以下のようなヘッダー画像(HPを開いて最初に見える画像)や、プロフィールにも掲載する、とても大切なお写真です。

人物写真は、ヘッダー画像に入れると効果的

笑顔の写り方なども、瞬間瞬間で異なるので、ベストショットを撮影するためにも、1シーンにつき、連射で複数枚を撮影して、一番いいものを使いましょう。

人物写真の例

(2)電話を受けている時のお写真

電話を受けている写真は、主に以下のような「問合せボタン」の箇所に挿入すると効果的です。

レスポンスデバイス付近に顔写真を入れると効果的

人間は、人間の顔に反応するので、電話番号などの問合せ情報(レスポンスデバイスと呼びます)の近くに人の写真があると、目を引いて、問合せ率が上がるのです。

電話は、スマホや携帯ではなく、固定電話を持って、笑顔での撮影をお勧めします。

※お電話の際、「肘をつく」などの姿勢をされる方がいらっしゃいますが、信頼感に欠けるので、肘はつかないように姿勢に気をつけましょう。

(3)お客様との打合せ風景(無料相談をしている風の写真)

お客様は、「無料相談に行くと、どんな感じで相談できるのか?」を知りたがっています。

何も分からないところに相談に行くのは、とても不安なものです。
相談風景の写真があることで、安心して問合せしてもらえます。

ご家族やご友人などにお客様役をお願いし、後ろ姿が入るように撮影すると良いでしょう。
例えば、以下のような形です。

対面相談の写真の例

ここで大切なのが、お客様役の方の服装や雰囲気は、「想定されるお客様像」に近いかたちにする、ということです。

例えば、
・個人相手のサービスの場合:お客様役の服装は”私服”にする
・法人相手のサービスの場合:お客様役の服装は”スーツ”にする

といった形です。

他にも、提供サービスによっては、「想定されるお客様像」が
・年齢層が高めの方向けのサービスの場合:お客様役は、比較的ご高齢の方にお願いする
・女性相手のサービスの場合:お客様役は、女性の方にお願いする

といったケースもありますので、その場合にも、適宜「想定されるお客様像」に近い形にすると、より効果的です。

(4)仕事風景

業務風景がイメージできる写真があると、お客様に「こんなふうに仕事してくれているんだ」ということが伝わり、安心して依頼してもらえます。

パソコン作業をしている写真や、セミナーを開催する方はセミナー風景の写真なども効果的です。

仕事風景の例
セミナー風景の例

(5)職員のミーティング風景

複数名で運営されている事務所の場合には、職場の雰囲気をより明確に伝えるためにも、以下のようなミーティング写真がああると効果的です。

ミーティング風景の例

※個人の事務所の場合は、ミーティング風景が撮影できないかと思います。
その際には、書籍などで勉強したりしている写真(日々、研鑽し、専門性を高めていることが分かるようなお写真)があると良いでしょう。

(6)各種配布物・資料・事務所内で使っているもの・PCソフトなど

お客様に対して、「どんなサービスを提供するのか?」を伝えるためにも、仕事で用いている書類などを載せるのも効果的です。

  • お客様に渡すもの(資料、冊子など)
  • 仕事で使う資料
  • 仕事に関連する書籍
  • 仕事で用いているソフトの画面(例えば、税理士事務所であれば、”弥生会計”の画面など)
  • (あれば)独自開発したソフトの画面

こういったものがあれば、撮影してホームページに載せておきましょう。

配布書類の例

(7)事務所風景(外観・内観)

事務所の外観や内観は、「事務所を見える化し、エンドユーザー(問合せ者)に安心してもらえる」というメリットがあります。

※書類が乱雑に置かれているなど、片付いていない事務所は、信頼感を落としかねませんので、必ず綺麗に片付けた上で撮影しましょう。
※自宅を事務所にされている場合には、日常感のあるものは取り除くなど、可能な限り「オフィスっぽく」して、撮影しましょう。

なお、ホームページには複数枚を載せるので、いろいろなアングルからの写真を撮っておくと便利です。

事務所外観の例
事務所内観の例

(8)各種認定証、賞状、表彰されたものなど

認定証や賞状、各種の商標登録証、表彰されたものなどあれば、権威付けになるので、撮影してホームページに載せましょう。

認定証などの例

(9)メディア掲載実績(あれば)

  • メディア(雑誌やテレビなど)に紹介された
  • 業界紙のコラムを書いている
  • 本を出版している

こういった実績があれば、撮影してホームページに載せると、信頼感がアップして効果的です。

出版実績の例

写真撮影の基本ポイント×6

ここまでで、「どんな写真を撮ればいいのか?」を解説してきました。

ここでは、写真撮影の時に気をつけたいポイントを、いくつかご紹介します。

これらに気をつけるだけで、写真映りがまったく違ってきますので、気をつけて撮影してみて下さい。

(1)服装:男性はスーツ、女性はビジネス着で

士業(コンサルタント)は、”人”が商品です。
ですので、信頼感はとても重要になります。

その人の服装は、信頼感を大きく左右します。
例えば、いくら職業が医者であっても、ヨレヨレの服を着ていたら、医者としての信頼感に欠けますよね。
逆に、清潔な白衣を着ていたら、医者としての信頼感・専門性が際立ちます。

これは、士業(コンサルタント)も同じです。
そのため、男性はスーツで、女性はスーツ(もしくはビジネス着)での撮影をお勧めします。

(2)身だしなみ:細かいポイントに気をつける

撮影した後に、「スーツのポケットからハンカチがちらっと見えていた」などがあると、撮り直す手間がかかってしまいます。

そのため、例えば、以下のようなポイントを確認頂いた上で、撮影するようにしましょう。

  • スーツのポケットが入っていないか?
  • ポケットからハンカチなどが出ていないか?
  • 襟が変じゃないか?
  • 髪型は?ボサボサじゃないか?

(3)事務所内部:整理整頓して、信頼感をアップ

書類が乱雑に置かれているなど、片付いていない事務所は、信頼感を落としかねません。

撮影前に整理整頓して、きれいな状態で撮影しましょう。

(4)背景:神は細部に宿る

まれに、写真の背景に、余計なものが写り込んでしまう場合があります。
余計なものが写り込まないよう、写真撮影前にかならずご確認下さい。

例えば、「仕事に関係ない雑誌類」「ダンボール」などです。

※特に、自宅を事務所にされている場合に、よく起こりがちです。注意しましょう。

(5)姿勢:クセに気をつける

作業やお電話の際、「肘をつく」「姿勢が悪い(背筋が伸びていない、など)」といった方がいらっしゃいます。

信頼感に欠けるので、姿勢のクセに気をつけましょう。

(6)連射:最高のショットを撮影するために

撮影の際は、連射で撮影することをお勧めします。

特に人物写真の場合、笑顔の写り方なども、瞬間瞬間で異なります。
そのため、ベストショットを撮影するためにも、1シーンにつき、連射で複数枚を撮影して、一番いいものを使いましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

撮影は、今ではスマートフォンやデジタルカメラの性能も上がってきているので、ご自身でも撮影可能です。

ただ、クオリティを求めるのであれば、やはりプロのカメラマンに依頼するのが良いでしょう。

プロのカメラマンは、光の当て方などが秀逸なので、あなたの良さをより引き出してくれます。

ホームページの写真は、あなたの分身とも言えます。
ちゃんとした写真を載せて、ホームページを強固な集客基盤にしていきましょう。

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この記事を書いた人

株式会社ミリオンバリュー代表士業専門Web集客コンサルタント大林 亨輔
累計500以上の士業事務所のWEB集客をサポートしてきた、士業専門Web集客コンサルタント。

船井総研出身の父の背中を見て育ち、22歳の時に独立起業。
士業業界のホームページ制作・SEO・PPCといった集客サポートを行い、独自の【士業専門3ステップ集客ノウハウ】を確立。

全国各地でセミナーも行い、ノウハウの普及に務めている。

ディズニーとスターバックスが大好き。
「息子3人の食費がすごいので、仕事頑張ります」
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