いただいたご質問
問い合わせは2件、そのうち1件は受任につながりました。
今後さらに成果を伸ばすために、Google広告の改善点があれば教えてください。
ご相談者様の概要
| 士業名 | 司法書士 |
|---|---|
| 地域 | 福岡県 |
| 状況 | 開業間もない時期に、相続・遺言分野でホームページ集客とGoogle広告を開始 |
| ご相談の背景 | ホームページ公開と同時にGoogle広告を運用し始め、約1か月で問い合わせ2件・受任1件を獲得。今後さらに問い合わせを増やすため、広告運用の改善点についてご相談いただきました。 |
回答:結論からお伝えします
現在の成果は、開業直後としては十分に良いスタートです。
ホームページ公開から約1か月で問い合わせ2件、そのうち1件が受任につながっているのであれば、悲観する必要はありません。
この段階では広告を大きく変更するよりも、無駄な広告費を減らしながら、データを蓄積していくことが重要です。
Google広告(PPC広告)は、運用を続けながら改善していく広告です。
最初から完璧な成果を求めるのではなく、少しずつ精度を高めていきましょう。
Google広告:改善のポイント
1.入札戦略は「クリック数の最大化」から始める
Google広告には「コンバージョン数の最大化」という便利な自動入札があります。
しかし、この機能は過去の問い合わせデータをもとに学習する仕組みです。
広告を始めたばかりでは十分なデータがないため、Googleも「どのユーザーが問い合わせしやすいか」を判断できません。
そのため初期段階では、
- クリック数の最大化でアクセスを集める
- 問い合わせデータを蓄積する
- 十分な実績が集まってからコンバージョン数の最大化へ切り替える
という流れがおすすめです。
2.キーワードは具体的に設定する
「相続」のような1語だけのキーワードは、検索意図が非常に幅広くなります。
例えば、
- 相続税について調べたい
- 芸能人の相続ニュースを見たい
- 法律を勉強したい
という検索にも広告が表示される可能性があります。
そのため、
- 相続 手続き
- 相続登記 司法書士
- 遺言書 作成
- 遺言 司法書士
など、実際に司法書士へ相談したい方が検索しそうな複合キーワードを中心に設定すると、広告費を効率よく使えます。
3.広告開始直後はインテントマッチを控える
インテントマッチは関連する検索にも幅広く広告を表示できる便利な機能です。
一方で、広告を始めたばかりの段階では、
相談につながらない検索にも広告が表示されやすく、広告費が無駄になる可能性があります。
まずはフレーズ一致など検索範囲を限定した設定から始め、運用に慣れてから徐々に広げるほうが安全です。
4.ターゲットに合わせて配信対象を見直す
相続・遺言のような分野では、利用者層がある程度限られます。
そのため、明らかに相談につながりにくい年齢層への配信を抑えることで、広告費を見込み客へ集中させられる場合があります。
必要以上に絞る必要はありませんが、ターゲットを意識した配信設定は効果的です。
5.検索語句を定期的に確認する
Google広告では、「どの検索語句で広告が表示されたか」を確認できます。
この確認作業は、PPC広告の改善でも特に重要です。
例えば、
- 専門分野とは関係の薄い検索
- 相談につながる可能性が低い検索
- 誤って表示されている検索
が見つかった場合は、除外キーワードとして登録しましょう。
週に1回程度でも検索語句を確認する習慣をつけるだけで、広告費の無駄を大きく減らせます。
補足・注意点
Google広告は、「設定したら終わり」の集客方法ではありません。
問い合わせ件数だけを見て、短期間で広告を止めてしまうのはおすすめできません。
特に開業直後は、広告だけでなくホームページの改善やSEO対策も並行して進めることで、徐々に問い合わせ数が安定してきます。
広告・ホームページ・SEOは、それぞれを組み合わせることで相乗効果が生まれます。
まとめ
Google広告を始めて約1か月で問い合わせ2件、受任1件という結果は、決して悪いスタートではありません。
現時点では大きく方向転換するのではなく、
- クリック数の最大化でデータを集める
- 複合キーワードを中心に設定する
- 検索語句を確認し除外キーワードを追加する
- 広告費を見込み客へ集中させる
という改善を積み重ねることが大切です。
Google広告は継続的な改善によって成果が伸びていく広告です。
焦らず一つひとつ改善を積み重ねることで、安定したホームページ集客につながっていくでしょう。





