『レストランの店員さんに対して、横柄な物言いをしている人がいてイラッとした』
こういった経験、あなたにもあると思います。
日常生活の中でも、イラッとする場面って遭遇しますよね。
実は、このイラッとした瞬間は、あなたを進化させるチャンスなのです。
どういうことか?と言いますと…
イラッとした部分に、あなたの強みが隠れている
イラッとする、ということは、その部分に対して、あなたのフォーカスがある、ということでもあります。
例えば、先程の『レストランの店員さんに対して、横柄な物言いをしている人がいてイラッとした』という例で言えば、この場面にイラッとするということは、その人の中に『店員さんに対して、優しく接するのが当たり前』という考えがあるからです。
つまりこの人は、「どんな人にも丁寧に接する」という強みを持っている、とも言えます。
この、フォーカスしている状態を心理学的には、「目線が高い」と表現するそうです。
その部分に対して、目線が高いからこそ、人よりもそこに過敏に反応する、というわけです。
他にも例えば、『ビジネスパートナーのメールの返信が遅くてイラッとした』のであれば、その人には潜在的に、どんな強みがあると思いますか?
そう。
その人には、「メールの返信が早い」という強みがあるわけですね。
これは簡単な例ですが、どんな場面にも当てはめることが出来ます。
感情が動くということは、その場面に対して、あなたがフォーカスしている、ということです。
自然にフォーカスしている状態は、それはもう「強み」なのです。
ぜひあなたも、「自分の感情が動く瞬間」を見逃さないでくださいね。
そして、感情が動いたら、「なぜ今、自分の感情が動いたんだろう?」と、考えてみてください。
そこに、あなたの潜在的な強みが隠されています。