「仕事が忙しくて、家族との時間が取れない…」
もしあなたが、上記のようなお悩みを抱えているなら、ここで紹介する2つのコツをぜひ実践してみてください。
きっと、「仕事と家庭の両立って、簡単だったんだ!」と気づいて頂けると思います。
仕事と家庭の両立を実現する、シンプルな方法
仕事と家庭の両立は、難しいと言われがちです。
しかし、実は、とてもシンプルなある方法を使うことで、簡単に実現できるのです。
そのコツとは…
- (コツ1)『家庭の予定を、先にスケジュールに書き込む』こと。
- (コツ2)その約束を絶対に守ること。
たったこれだけで、仕事と家庭を両立できます。
それぞれ具体的に解説しますね。
(コツ1)『家庭の予定を、先にスケジュールに書き込む』
大事なのは、ちゃんとスケジュールに書き込むことです。
スケジュールに書き込まれない予定は、予定ではありません。
スケジュールに書き込んで、その約束を絶対に守れば、仕事と家庭の両立は簡単です。
では、なぜ『家庭の予定を、先にスケジュールに書き込む』と、仕事と家庭を両立させることができるのか?
その理由を解説します。
あなたに時間を奪う「パーキンソンの法則」を打破しよう!
家庭の予定が先に入ると、必然的に、残りの時間で仕事をする必要があります。
つまり、締め切り時間が決まっている中で仕事をしなければならない、ということです。
実は人間は、締め切り時間があった方が、質の高い仕事ができるのです。
これは、パーキンソンの法則というもので証明されています。
パーキンソンの法則とは、以下の法則のことです。
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
~シリル・ノースコート・パーキンソン(英国の歴史学者・政治学者)~
要するに、「人間は、時間があると、無意識に仕事をサボったり、余計な仕事を勝手に生み出して、与えられた時間すべてを使い切ってしまう」ということです。
例えばあなたも、こんな経験はないですか?
他にも、こういった経験はないですか?
これらは全て、パーキンソンの法則の影響です。
人間は、「時間があれば、あるだけ」「時間がなければ、ないなりに」仕事するのです。
だからこそ、『家庭の予定を、先にスケジュールに書き込む』ことが大事なのです。
(コツ2)その約束を絶対に守ること。
多くの場合、「仕事が忙しくて、家族との約束を守れない」経験はあっても、「家のことが忙しくて、納期が守れませんでした」とは言いませんよね?
これは、家庭の約束を軽視している証拠とも言えます。
ある意味、「仕事ができる人」というのは、「仕事上の約束をきっちり守っている人」とも言えます。
納期を守る、成果を出す、打ち合わせ時間に遅れない。
これらはすべて、仕事上の約束です。
これと同じくらい、家庭の約束も大事なのです。
これは私の感覚ですが、仕事で大失敗して、仮に職を失っても、家族が応援してくれれば、再起できます。
しかし、仕事が上手くいっていても、家族に見放されてしまったら、幸せは感じられないはずです。
家庭の約束は、仕事と同じか、それ以上に意識して守りましょう。
(図解)ワーク・ライフ・バランスの考え方について
「ワーク・ライフ・バランス」という言葉がありますが、多くの場合、以下のような「限られたパワーを配分する」的なイメージを持たれていると思います。
しかし、私はこのイメージに、少し違和感を感じています。
家庭が円満なら仕事も充実するし、家庭がギクシャクしていると仕事も上手くいかないものです。
つまり、以下のようなイメージです。
こういったイメージを明確化できたことで、「仕事と家庭、両方を一緒に成長させていこう」と意識を変えることができました。
家族は、自分にとっての大株主である
私が家族を大切にすることができたキッカケは、「なぜ、ぼくのパソコンは壊れたのか?」という本でした。
この本のお陰で、「家族との約束を絶対に守る」ことの大事さが、身にしみて分かったのです。
この本は、仕事と家庭の両方を大切に考える人には、ぜひ読んでいただきたい本です。
参考までに、本の中の一文を引用します。
人間は誰もが、「じぶんコーポレーション」の社長である。
そして、じぶんコーポレーションの大株主は、家族である。
そのため、じぶんコーポレーションの株価は、人生の節目節目で変動する。
じぶんコーポレーションの株価アップに必要なのは、電話を一本かける、食事を一緒に食べる、必要なときに一緒に過ごす、それだけでいい。
将来のビッグイベントを計画したり、考えたりすることは、今日のささやかな行動とくらべれば、おそらくそれほどの幸せにはならないのだ。
漠然とした未来の約束など、今日一緒に食べる夕飯とくらべれば、たいした価値はなかったのだ。
自分にとっての大株主は、紛れもなく家族なのです。
その家族との約束、決して守らない訳にはいきません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここでは、仕事と家庭の両立についてお話しましたが、プライベートについても同じです。
例えば、「スポーツジムに行く」「読書の時間を確保する」「趣味を楽しむ」といった時間も、仕事の忙しさを理由に後回しにされがちです。
こういったことは、「空いた時間にやろう」と思っていても、時間が空くことはありません。
理由は、先ほど解説した、パーキンソンの法則です。
仕事時間を強制的に決めなければ、際限なく仕事時間が増えていってしまうのです。
家庭の時間、プライベートの時間。
これらを先に、スケジュールに書き込みましょう。
そして、その約束を厳守しましょう。
何を隠そう、私も、この方法を実践し始めてから、家族やプライベートの時間を充実させることができた張本人です。
それまでは、仕事ばかりの人生だった私を変えたのが、このシンプルな方法だったのです。
だからこそ、あなたにも紹介させて頂きました。
たったこれだけで、仕事も家庭もプライベートも充実します。
ぜひ、実践してみてくださいね。
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