『どんな問合せがあったのか?を
必ず記録しておいてください』
これは、弊社がコンサルティングしている方に、口を酸っぱくして、何度も伝えていることです。
なぜ、「記録すること」が重要なのか?
それは、「記録がないものは、改善できない」からです。
記録がデータとして残っていれば、そのデータを元に、
「何をすると成功するのか?」
「逆に、何をすると失敗するのか?」
が分かるようになり、何を改善すべきか?が分かります。
「先月の問合せ内容と件数を教えて下さい」と質問された時に、「記録してないので、分からないんです…」という状況なら、もうアウトなのです。
ホームページ集客をする上で、記録できるものは、山程あります。
その中でも、「最低限、記録すべき3つ」を、以下のご紹介します。
ホームページ集客をするなら、この3つの記録は必須!
ホームページ集客の成果を上げたいなら、以下の3つは、最低限、記録しておいてください。
(1)いつ、どんな問合せがあったのか?
問合せ内容は、最重要の記録事項です。
例えばあなたが、「会社設立のホームページ」を持っているとします。
そして、毎月の問合せを記録してみたところ、
「株式会社の設立依頼の問合せが9割以上」
ということが分かったとします。
であれば、ホームページの内容は、株式会社設立の内容をメインで出せば、もっと問合せが増えそうですよね。
株式会社以外の、合同会社の設立や、NPO法人の設立の案内は、小さめにしておいたほうがいい、という判断もできます。
また、PPCやSEOを実施する時にも、「株式会社」関連のキーワードを集中的に対策する、ということもできますよね。
また、ある時期の問合せ数がいきなり減っても、去年の記録が残っていれば、
季節変動なのか?
それとも、他の要因なのか?
が判断できますよね。
季節変動なら、焦る必要はないですし、そうでないなら、対策を講じる必要があると瞬時に分かります。
「なんだか、去年よりも問合せが減ってる気がする…」のような、曖昧な記憶に頼っていては、効果的な改善は不可能です。
このように、問合せ内容の記録は、とても重要なのです。
(2)ホームページのどの部分を、いつ変えたのか?
ホームページの変更点を記録しておくことも、とても重要です。
ホームページのある部分を変えて、その後、問合せが増えたのなら、その変更は成功だった、と判断できますよね。
逆に、ホームページのある部分を変えて、その後、問合せが減ったのなら、とりあえず変更前の状態に戻せば良いのです。
これが記録されていないと、どの変更が効果的だったのか?が分からず、闇雲に変更を繰り返すだけになります。
(3)いつ、どんなアクセスアップ対策を行ったのか?
SEOやPPC(リスティング広告)といった、アクセスアップ対策を記録しておくことも大事です。
これも、先ほどのホームページの変更点を記録することと同じく、記録しておくことで、初めて効果的な対策が可能になるのです。
まとめ
記録の重要性が分かりましたか?
弊社のコンサル先でも、記録が詳細な事務所ほど、上手くいっている傾向にあります。
詳細な記録が残っているので、どんどん改善できているからです。
「記録する」というのは、少し面倒ですが、誰でもできることです。
これを愚直にやっているかどうか?で、成果に大きな差がでるのです。
あなたも、今からすぐに”記録するクセ”を身につけて下さい。