「ホームページやブログのアクセス数の目安って、どれくらいでしょうか?」
こういった質問をよく頂くので、今日は、「アクセス数の目安」について解説します。
「アクセス数」と「PV数(ページビュー数・閲覧数)」の違い
「アクセス数」と「PV数(ページビュー数・閲覧数)」は、実は違うものを指しています。
- アクセス数:そのページに訪れた「人」の数
- PV数(ページビュー数・閲覧数):そのページが表示された「回数」
例えば、Aさんが、一定期間の間に、とあるページを3回見たとします。
この場合、
- アクセス数:(Aさん一人だけなので)1
- PV数(ページビュー数・閲覧数):(Aさんが3回訪れたので)3
となります。
以下のお話は、「アクセス数」の目安についてのお話になりますので、「PV数(ページビュー数・閲覧数)」と混同しないようにご注意下さい。
最低限「月間目標問合せ数×100」のアクセス数は欲しい
結論から申し上げますと、アクセス数の目安は、次の計算式で表されます。
なぜこの計算式になるのか?
分かりやすく説明しますね。
ホームページの集客の公式について
ホームページの集客力は、以下の式で決まります。
上記のように、集客力は、反応率とアクセスの掛け算で決まってきます。
そして、この『ホームページの反応率』は、良くても1~5%程度なのです。
(売ろうとしているサービス内容や、ライバル状況、オファーの種類などにもよります)
つまり、「100アクセス中、1~5件問合せがあれば、良い方だ」ということです。
仮に、ホームページの反応率が1%だとすると、目安は…
そして、あなたがお持ちのホームページの反応率が、仮に1%だとしましょう。
つまり、100アクセスで1件問合せが来る、という状態です。
この状態で、あなたが「毎月5件の問合せが欲しい」とします。
そうなると、計算式は、「月間目標問合せ数5件×100=月間500アクセスは欲しい」ということになるのです。
「アクセス数は多いのに、問合せがない…」というお悩みについて
「アクセスはあるのに、問合せがない…」というお悩みを、よく聞きます。
これは、ずばり、「ホームページの反応率が悪い(0%に近い)」からです。
いくらアクセスをたくさん集めても、反応率が悪ければ、問合せは増えないのです。
多くのホームページは、反応率が、最低ラインの1%にも届いていません。
そのため、いくらアクセスを増やしても、問合せが来ないのです。
ホームページの反応率を高めるには、以下のような方法があります。
- キャッチコピーを改善する
- 料金表を改善する
- お客様の声を増やす
以下の記事も参考になりますので、合わせてご参照下さい。
>> キャッチコピーの作り方&考え方のスベテ。事例も紹介。
>> 料金表の作り方:ポイント12個まとめ。顧客心理を捉える事例もドサッとご紹介!
まとめ:「ホームページの反応率」と「アクセス数」は、両輪
いかがでしたでしょうか。
先ほどもお伝えしたように、ホームページの集客力は、「反応率」を「アクセス数」の掛け算で決まります。
つまり、どちらも欠かせない要素である、ということです。
多くの人は、ホームページを作ると、アクセスアップにばかり注力してしまいます。
アクセスアップ対策をすると、Googleアナリティクスなどでアクセス数が増えてきていることが確認できるので、「なんとなく、Webマーケティングを頑張っている」という感覚になりやすいのです。
しかし、反応率も忘れてはいけないのです。
反応率は、Googleアナリティクスの画面上には出てきません。
しかし、とても大事な要素なのです。
アクセス数だけに気を取られずに、ホームページの反応率アップにも、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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