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安易なホームページのリニューアルは危険!まずやるべき5ステップ

安易なホームページのリニューアルは危険!まずやるべき5ステップ
行政書士Sさん
急に問合せが来なくなったのですが、
ホームページをリニューアルした方がいいでしょうか?

先日、当社のクライアントの行政書士さんから、上記のような相談を受けました。
(この行政書士さんを、仮にSさんとします)

結論から申し上げますと、こういった場合の全面リニューアルは、非常に危険です。

その理由と、具体的な解決策をお伝えします。

「問合せが来なくなった=すぐにリニューアル」をお勧めしない、3つの理由

(1)リニューアルしても、問合せが増えるとは限らない

「ホームページをリニューアルすれば、問合せが増えるはず!」

多くの人は、このように期待して、ホームページをリニューアルしようとします。

しかし、必ずしも問合せが増えるかというと、そうではないのです。

例えば、古臭いデザインを今風に変えたからと言って、問合せが増えるとは限りません。
お客様は、ホームページのデザインで比較しているのではなく、「自分にとって一番メリットになる事務所はどこか?」という視点で比較しているからです。

「デザインを綺麗にしたい」という趣旨でのリニューアルは、多くの場合、自己満足で終わります。

(2)これまでのデータが参考にならなくなる

ホームページを改善していく上で重要になるのが、グーグルアナリティクスなどの数値データです。

過去の数値データがあるからこそ、「ここに課題があるのではないか?」「ここを改善すべきではないか?」といった予測が立てられるのです。

もし、ホームページを全面リニューアルしてしまうと、過去の数値データが参考にならなくなります。
リニューアルすると、ページ構成などが大きく変わってしまうからです。

なんの手がかりもない状態では、「どこに課題があるのか?」「どんな改善策が効果的か?」を予測するのが、非常に難しくなってしまうのです。

(3)焦っている時の大きな決断は、たいてい失敗する

「焦っている時の大きな決断は、たいてい失敗する」ということを覚えておいて下さい。

これは、ホームページのリニューアルに限らず、何事においても同じです。

「これが失敗したら、もう後がない」という状況だと、焦りや恐れの感情に支配されてしまいます。
こうなると、人間は、適切な判断ができなくなります。

余裕が無い時こそ、まずは「今あるものに集中する」ことが重要なのです。

問合せを増やしたいなら、この5ステップを実践しよう

(Step1)Googleアナリティクスをチェックする

まずやるべきなのが、Googleアナリティクスのチェックです。

直近3~6ヶ月くらいのデータを見て、「アクセスは減っていないか?」「数値に大きな変化は無いか?」をチェックしましょう。

問合せが来なくなったら、まずはGoogleアナリティクスをチェック

今回、相談に来られたSさんのホームページは、アクセスは減っていませんでした。

つまり、「アクセスが減ったから問合せが来なくなった」という訳ではない、ということが分かったのです。

この場合、原因は、アクセス以外の部分にあると考えられます。

(Step2)主要キーワードで、検索結果をチェックする

次に、主要キーワードで検索した時の、検索結果をチェックしていきます。

あなたが上位表示を狙っているキーワードで、実際にGoogleで検索してみましょう。
そして、どんなライバルがいるか?をチェックしていきます。

主要キーワードで、検索結果をチェックする

今まで見かけなかったライバルが出てきたり、ライバルがリスティング広告を強化してきたりしている可能性があります。

今回のSさんのケースでは、検索結果に、今までに見たことのないライバルのホームページが出てきました。

Step1の結果も考慮すると、「この新たなライバルと比較され、負けている」ということが想定されます。

(Step3)ライバルのホームページを詳しくチェックする

Step2で、ライバルの存在が明らかになりました。

そうなったら、そのライバルのホームページを詳しくチェックしていきましょう。

何をチェックすれば良いのか?については、以下の記事をご参照下さい。

>> ホームページ集客に必須の「3C分析」の簡単な方法。最低限これだけはやろう!

今回のSさんの場合、ライバルのホームページは、以下のような特徴を打ち出していました。

  • 実績数を打ち出していた
  • 駅からのアクセスの良さを打ち出していた
  • お客様の声を多く載せていた

これらを上回るか、無力化するような対策が必要だ、と判断できます。

(Step4)改善点をリストアップする

ライバルの分析が終わったら、自分のホームページの改善点をリストアップしていきます。

  • ライバルのホームページには書かれているが、自分のホームページには書かれていないことはないか?
  • ライバルのホームページの方が分かりやすい部分はないか?
  • ライバルと自分を比較した時に、「勝っている部分」「負けている部分」はどこか?

こういった視点で、改善点をリストアップしていきましょう。

今回のSさんの場合、主に次のような改善策が出てきました。

キャッチコピーの改善

キャッチコピーは、ホームページの反応率に大きく影響します。
「キャッチコピーを変えただけで、問合せが増えた!」という事例も、たくさんあります。

キャッチコピーの作り方については、以下のページに詳しく書いていますので、ご参照下さい。

>> キャッチコピーの作り方&考え方のスベテ。事例も紹介。

スマホ表示の改善

Sさんのホームページは、スマホで見た時に、非常に見づらい状態になってしまっていました。

スマホからのアクセスの割合は、年々増加傾向にあるので、スマホでの見やすさは重要です。

よくあるのが、「スマホ表示に対応はしているけど、ヘッダー画像がPC表示もスマホ表示も同じ」というものです。

スマホ用のヘッダー画像が表示されるように使用

PC表示のヘッダー画像は、スマホのサイズに縮小されてしまうと、非常に小さくなってしまいます。

その結果、キャッチコピーがすごく読みづらい…。
何が書いてあるのか分からない…。

これでは、スマホでアクセスしてきた人は、すぐに離脱してしまいます。

自分のホームページをスマホでも見てみて、改善点を洗い出しましょう。

サービス紹介ページまでの導線を改善

Sさんのホームページは、導線が非常に複雑になってしまっていました。

サービス紹介のページを見たくても、そのページまでなかなか辿り着けない構造になってしまっていたのです。

これを、以下のように改善するよう、提案しました。

ホームページの導線をシンプルにする(なるべくクリックの手間をかけさせない)

上記のように、トップページから1クリックで、該当のサービス詳細をすべて見れるようにしたのです。

特にスマホの場合、画面が小さいので、ページが複数に分かれてしまっていると、非常に見づらくなります。

対象のページにすぐにアクセスできるようにしてあげることで、見やすくなり、反応が上がるのです。

(Step5)やっていないアクセスアップ対策を行う

今回のSさんの場合、これまではSEO対策だけでアクセスアップしていました。

しかし、今回新たに出てきたライバルは、リスティング広告も出していたのです。
これだと、今後、アクセスの面でも苦戦を強いられることが予想されます。

そこで、これまでやっていなかったリスティング広告を始めてみるよう、提案しました。

リスティング広告の初心者の方には、「指名検索」「リマーケティング」がお勧めです。

詳しくは、以下のページでも解説していますので、ご参照下さい。

>> リスティング広告の初心者向け:手堅く成果を出す2つの方法

まとめ:まずは、今あるものに集中しよう

いかがでしたでしょうか。

問合せが減ったりすると、焦ってしまい、ついつい「リニューアルすれば、問合せが増えるのでは?」と期待してしまいがちです。

しかし、そこはグッと堪えましょう。
焦っている時のリニューアルほど、失敗してしまうものです。

まずは、今あるもの(既存のホームページの改善)に集中しましょう。

参考になれば幸いです。

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