『ホームページに
多くの情報を充実させて
お客様に信頼してもらいましょう!』
『コンテンツを増やして、
ページを多くすれば、
SEOにも効果的なんですよ!』
あなたも、こうした話を聞いたことがあるのではないでしょうか?
ここで言う「コンテンツ(情報)」とは、「お客様に、知識を提供するためのページ」のことを指します。
例えば、相続のホームページを作るとしたら、
相続とは?
相続放棄とは?
遺産分割の方法
不動産の名義変更の進め方
のような内容を、「コンテンツ(情報)」と呼びます。
確かに、コンテンツ(情報)を充実させると、お客様(それを読む人)に信頼される気がしますよね。
ページが多ければ、SEO的にも有利だとも言われています。
最近は、「コンテンツSEO」という言葉も、流行ってきています。
しかし、いくらコンテンツ(情報)を増やしても、問合せは増えないのです。
あなたが、お金や時間をかけて、必死にコンテンツ(情報)を増やしても、その努力は水の泡になってしまうのです。
なぜか?と言いますと…
ホームページに載せるべきなのは「他とどう違うのか?」
結論から申し上げますと、ホームページでは、
『あなたは、他の事務所とどう違うのか?』
という点を伝えないと、集客できないのです。
別の言葉で言えば、
『お客様は、なぜ他の事務所ではなく、あなたに依頼すべきなのか?』
が書かれていなければならない、ということです。
当たり前ですが、お客様は、いろいろな事務所のホームページを比較しています。
お客様に他の事務所と比較された時に「この事務所が一番良さそうだな」と思ってもらわなければ、問合せしてもらえないのです。
つまり、他の事務所と“差別化”する必要があるのです。
いくらコンテンツ(情報)ページが多くても、それだけでは差別化できません。
今の時代、コンテンツ(情報)はネット上にあふれています。
ですので、あなたがコンテンツ(情報)を提供しても、差別化にはならず、”数ある情報の一つ”として、埋もれてしまうだけです。
大切なことなので繰り返しますが、ホームページで伝えるべきなのは、
『あなたは、他の事務所とどう違うのか?』
『お客様は、なぜ他の事務所ではなく、あなたに依頼すべきなのか?』
という内容です。
あなたのホームページには、これらの内容が書かれていますか?
もし書かれていないなら、いくらコンテンツ(情報)を増やしても、問合せを増やすことはできません。
あなたもぜひ、他の事務所との差別化に注力してください。
補足:コンテンツを増やすのは、他と差別化できてから。
補足としてお伝えしますが、コンテンツ(情報)を増やすのは、まったくの無駄、という訳ではありません。
コンテンツ(情報)が増えれば、SEO的にも有利になりやすいので、あるに越したことはないのです。
大切なのは、『差別化できてから、コンテンツ(情報)を増やす』ということです。
つまり、順番が大事なのです。
『あなたは、他の事務所とどう違うのか?』
『お客様は、なぜ他の事務所ではなく、あなたに依頼すべきなのか?』
こういった内容をホームページにちゃんと載せた上で、コンテンツ(情報)を増やせば、アクセスアップできて、問合せも増えます。
要するに、以下の様なイメージです。
差別化できていない状態で、コンテンツ(情報)に注力した場合
コンテンツ(情報)を増やす
↓
アクセスは増える
↓
しかし、差別化できていないので、他の事務所と比較されて負ける
↓
いくら頑張っても、問合せが増えない…
差別化できている状態で、コンテンツ(情報)に注力した場合
ホームページに『他の事務所とどう違うのか?』が書かれている
(つまり、差別化できている)
↓
コンテンツ(情報)を増やす
↓
アクセスが増える
↓
差別化できているので、他の事務所と比較されても勝てる
↓
問合せが増える!
このように、コンテンツ(情報)を増やすのは、差別化できた後でいいのです。
この順番を間違えないようにしてくださいね。