ホームページには、
“お客様に絶対に見られる部分”
があります。
そう、『料金表』です。
どんな商品やサービスを検討する時にも、料金は重要な判断基準です。
逆に言えば、お客様は、『必ず料金表を見てくれる』とも言えます。
だからこそ、料金表も手を抜かずに、しっかり作りこんで、あなたのサービスの価値を伝えていく必要があるのです。
あなたの価値が伝わらなければ、お客様は、他の事務所に依頼し、あなたは選ばれなくなってしまうのです。
例えば、以下の料金表は、悪い例です。
上記の料金表は、よくありがちな料金表ですが、サービスの価値がまったく伝わっていません。
もし、あなたのホームページの料金表が上記のようになっていたら、要注意です。
料金表は、とりあえず載せておけばいい、というものではありません。
お客様が必ず見るからこそ、料金表の作り方には大事なポイントがあるのです。
ここでは、料金表の作り方の4つのポイントを解説します。
料金表であなたの価値を伝えきる!4つのポイント
ここでは、弊社が制作したホームページで使われている、「建設業許可申請の料金表」を例に挙げて、解説します。
先ほどの悪い例と見比べていただくと、その差がよく分かるかと思います。
料金表を作る時には、以下の4つのポイントを最低限、守ってください。
(1)「何をしてくれるのか?」が分かるプラン名をつける
一つ目のポイントは、「何をしてくれるのか?」が分かるプラン名(サービス名)をつけることです。
プラン名は、価値を伝える上でとても大事です。
“建設業許可申請の料金”と書かれるよりも、
“建設業許可 丸ごとお任せパック”と書かれていたほうが、
「建設業許可申請に関する全てを任せられるプランなんだな」
ということが、パッと見で理解できますよね。
あなたのプラン名は、パッと見で理解しやすい名前になっていますか?
(2)結局どうなれるのか?を書く
極論すると、お客様は、サービス内容そのものにはまったく興味がありません。
お客様が興味があるのは、「そのサービスを申し込むと、結局どうなれるのか?」です。
だからこそ、料金表の上の部分に「そのサービスを申し込むと、結局どうなれるのか?」を書いておかねばなりません。
あなたの料金表には、「そのサービスを申し込むと、結局どうなれるのか?」が書かれていますか?
(3)含まれるサービス内容の価値を伝える
1つのプランに複数のサービス内容が含まれる場合、各サービス内容の価値をしっかり伝えましょう。
例えば、「アフターフォロー」とだけ書かれていても、それを読んだお客様には、
アフターフォローとは、何をしてくれるのか?
アフターフォローしてもらうと、どんなメリットがあるのか?
が、伝わりませんよね。
そうではなく、
アフターフォロー:5年ごとの更新のタイミングで、私たちから事前に連絡しますので、更新し忘れて許可を失ってしまうリスクをなくせます
と書かれていれば、価値がちゃんと伝わりますよね。
あなたの料金表には、各サービス内容の価値がちゃんと書かれていますか?
(4)見る人の”知識レベル”に合わせる
人間は、疑問点や不安があると、なかなか問合せようとしません。
例えば、建設業許可申請の場合、お客様は知識がないので、
知事許可って何?
大臣許可って何?
どう違うの?私はどっちの料金になるの?
という疑問点や不安が出てきます。
「自分が、どの料金に該当するのか?」が分からないと、やはり不安ですよね。
一般的に、お客様は、士業業界の知識をほとんど知らないと思って下さい
料金表を作った本人は、分かりやすいと思っていても、お客様には全く伝わらない、というケースも多々あるのです。
こういった疑問や不安を全て解消できるように、補足説明などを付けてあげましょう。
要するに、お客様が自分自身で、「自分はこの料金になる」ということが判断できるようにする、ということが重要なのです。
あなたの料金表は、お客様が自分自身で、どの料金になるか?が判断できる、分かりやすい表記になっていますか?
料金表の作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
一般的に、お客様が士業を探すシーンというのは、人生の中に何度もあるものではありません。
例えば、1年の間に何度も離婚する人はいないですよね。
つまり、お客様にとっては、「初めて使うサービス」であり、料金の相場なども分かっていないのです。
だからこそ、料金表の作りこみは、とても重要なのです。
こんなことを言うのもアレですが、幸い、士業の料金表は、一般人から見ると、とても分かりづらいものが多いです。
だからこそ、分かりやすく、かつ価値が伝わる料金表が作れれば、お客様に選ばれるようになるのです。
あなたもぜひ、料金表を見直してみてくださいね。4
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