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【行政書士】H1タグが複数あるとSEOに不利?見出しタグを厳密に使い分ける必要はありますか?

士業の相談事例

いただいたご質問

行政書士
ホームページの見出しタグについて質問です。

現在のホームページでは、すべてのページでH1タグが同じになっており、各ページ固有のタイトルはH2タグになっています。

ページごとのタイトルをH1へ変更した方が、SEO上よいのでしょうか?
また、一つのページにH1タグが複数あると、検索順位に悪影響がありますか?

ご相談者様の概要

士業名 行政書士
地域 非公開
状況 開業後、ホームページを運営中
ご相談の背景 自分でSEOについて調べる中で、ホームページの見出し構造が検索順位へ悪影響を与えないか気になった

回答:結論からお伝えします

H1タグが複数あることや、ページ固有のタイトルがH2タグになっていることだけで、直ちにSEO上不利になるわけではありません。

見出しタグは、ページの内容を人や検索エンジンへ分かりやすく伝えるために使うものです。

可能であれば、内容の階層に沿って分かりやすく使い分けるのが理想です。

一方で、

「H1タグは必ず一つでなければならない」「H1とH2の順番が少し違うだけで検索順位が下がる」と神経質になりすぎる必要はありません。

細かなタグの違いよりも、まずはページの内容が利用者の疑問にきちんと答えているかを優先しましょう。

H1・H2・H3タグの基本的な役割

見出しタグは、本や資料の目次に近いものです。

一般的には、次のような役割で使います。

  • H1:ページ全体の主要なタイトル
  • H2:ページ内の大きな章
  • H3:H2の中にある小さな項目
  • H4:H3をさらに細かく分ける項目

例えば、「相続登記の手続き」というページであれば、

  • H1:相続登記の手続き
  • H2:相続登記が必要になるケース
  • H2:相続登記の必要書類
  • H3:戸籍謄本
  • H3:遺産分割協議書

といった構造が考えられます。

このように整理すると、読者が必要な情報を拾い読みしやすくなり、ページの内容も理解しやすくなります。

Googleは複数のH1タグをどう考えているのか

Googleは公式動画の中で、一つのページにH1タグが複数あっても、Googleのシステム上は問題なく処理できるという趣旨の説明をしています。

また、H1タグが一つの場合、複数ある場合、見出しタグを使わず大きな文字で表示している場合でも、Googleはページ内のHTMLや文章から内容を理解しようとします。

参考:Google Search Central「Multiple H1 Headings: How to Handle Them for SEO & Accessibility?」

つまり、H1タグの数だけを理由として検索順位が下がる、というものではありません。

ただし、Googleが複数のH1を処理できることと、見出しを分かりにくく使ってもよいことは別の話です。

見出しタグは、検索順位のためだけではなく、読者がページの構造を理解しやすくするために使いましょう。

全ページでH1が共通でも問題ないのか

今回のご相談では、すべてのページでH1タグが同一になっていて、各ページ固有のタイトルがH2タグになっていました。

この構造だけを理由に、検索順位が大きく下がる可能性は高くありません。

Googleは、ページの内容を判断するときにH1タグだけを見ているわけではないからです。

Google検索のタイトルリンクに関する公式資料では、検索結果に表示するタイトルを判断する際に、次のような複数の情報を使用すると説明されています。

  • HTMLのtitle要素
  • ページ上で目立つ主要タイトル
  • H1などの見出し要素
  • 大きく目立つように表示された文字
  • ページ内のその他の文章
  • ページ内外のリンクに使われている文字

参考:Google「検索結果のタイトルリンクに影響を与えるためのベストプラクティス」

そのため、事務所名が共通のH1になっていても、ページ固有のタイトルや本文から、そのページの内容をGoogleが判断できる場合があります。

ただし、利用者にとって「このページは何について説明しているのか」が分かる、固有の主要タイトルタグは必要です。

重要なのは、そのタイトルが必ずH1であることよりも、ページごとの内容を正確に表し、画面上でも主要なタイトルとして分かりやすく表示されていることです。

見出しタグよりも優先したいSEO対策

見出し構造を確認すること自体は悪くありません。

しかし、見出しタグを変更しただけで、検索順位が大きく上がるとは限りません。

それよりも、次のような改善を優先することをおすすめします。

  • 実際のお客様が抱えている具体的な疑問に答える
  • サービスページの内容を詳しくする
  • 料金、依頼の流れ、必要書類などを分かりやすくする
  • 関連する記事とサービスページを内部リンクでつなぐ
  • 実際の経験や相談事例などの一次情報を加える

Googleも、検索順位だけを目的にしたコンテンツではなく、読者が必要な情報を十分に得られる、有用で信頼できるコンテンツを作るよう案内しています。

参考:Google「有用で信頼できる、ユーザー第一のコンテンツの作成」

H1をH2へ変える、H2をH1へ変えるといった調整よりも、相談者の疑問に対して具体的で分かりやすい答えを掲載する方が、優先度は高いと考えます。

初心者が最低限意識したい使い方

見出しタグの使い方に迷った場合は、次の点を意識すれば十分です。

  • ページの主要タイトルを分かりやすく表示する
  • 文章が長くなる場合は、内容ごとに見出しを付ける
  • 見出しと、その下に書かれている内容を一致させる
  • 文字を大きくする目的だけで見出しタグを使わない
  • 読者が見出しだけを見ても、ページの流れを理解できるようにする

WordPressでブログを書く場合も、細かなHTMLの調整ばかりに時間をかける必要はありません。

まずは用意されている見出し機能を使い、文章の大きな区切りと、その中の小さな区切りが分かるように整理してみてください。

補足・注意点

次のような場合には、見出し構造の修正を検討してもよいでしょう。

  • どの文字がページの主要タイトルなのか、人が見ても分からない
  • 見出しと、その下に書かれている内容が一致していない
  • デザイン目的だけで大量のH1タグを使っている
  • 見出しの順番が複雑で、ページの内容を追いにくい
  • テーマの設定を簡単に変更でき、大きな負担をかけずに整理できる

見出しを論理的に整理することは、読みやすさやアクセシビリティの面でも意味があります。

一方、現在のページが問題なく表示され、内容も分かりやすいのであれば、見出しタグだけを変更するために高額なカスタマイズを行う優先度は高くありません。

まとめ

H1タグが複数あることや、ページ固有のタイトルがH2になっていることだけで、SEO上大きく不利になるわけではありません。

Googleは見出しタグだけでなく、タイトル、画面上で目立つ文字、本文など、ページ全体の情報から内容を判断しています。

可能であれば、H1、H2、H3を内容の階層に沿って分かりやすく使いましょう。

ただし、見出しタグを厳密に使い分けることだけに時間をかける必要はありません。

まず優先したいのは、実際のお客様が抱えている疑問に対して、具体的で役に立つ答えを掲載することです。

見出しタグは、その大切な内容を読者へ分かりやすく届けるための整理道具として活用してみてください。

※ご相談内容は、個人情報保護のため一部内容を変更・編集した上で掲載しています。

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この記事を書いた人

株式会社ミリオンバリュー代表士業専門Web集客コンサルタント大林 亨輔
累計500以上の士業事務所のWEB集客をサポートしてきた、士業専門Web集客コンサルタント。

船井総研出身の父の背中を見て育ち、22歳の時に独立起業。
士業業界のホームページ制作・SEO・PPCといった集客サポートを行い、独自の【士業専門3ステップ集客ノウハウ】を確立。

全国各地でセミナーも行い、ノウハウの普及に務めている。

ディズニーとスターバックスが大好き。
「息子3人の食費がすごいので、仕事頑張ります」
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