「ホームページから集客できない…」
「売上がなかなか上がらない…」
もしあなたがこんな状況なら、今日このお話を聞いてもらえて良かったです。
今日は、「マーケティング改善のための、目の付け所×3」という話をしようと思います。
上手くいっている部分を探せ!
私は、士業事務所のコンサルティングもやっています。
多くの場合、クライアントは、集客や売上アップに課題を抱えています。
しかし、実は、集客や売上アップで躓いているとしても、その全てが上手くいっていない、ということはほとんどないのです。
よくよく分析してみると、「この部分は上手くいっている」というものが見つかることが、結構あります。
私の経験上、最も効率よく成果を出すには、「上手くいっている部分を見つけて、そこを伸ばす」ことがポイントになります。
例えば、以下のような項目を分析していくことが多いです。
(1)売上に最も貢献している業務はどれか?
例えば行政書士事務所の場合。
建設業許可や相続、会社設立、各種許認可など、扱っている業務分野がたくさんあります。
その扱っている業務のうち、「売上に最も貢献している業務はどれか?」を見極めましょう。
ここで大事なのが、「憶測で考えない」ことです。
自分では「この業務が一番多く受任できているから、この業務が一番の稼ぎ頭だろう」と思っているとします。
しかし、実はその業務は、経費が多くかかったり、時間がかかるために、利益率はさほど高くなく、別の業務のほうが稼ぎ頭だった、なんていうことは、よくあることです。
直近数ヶ月くらいのデータを見直して、売上に貢献している業務のランクをつけましょう。
そして、一番うまくいっている業務の集客数を伸ばすにはどうすればいいか?を考えると早いです。
(2)上手くいっている集客経路は?
集客経路は、ホームページだけではありません。
紹介や異業種交流会での名刺交換、Facebookからの引き合いなど、たくさんあります。
ホームページ集客をサポートしている私が、こんなことを言うのはアレですが、ホームページだけが全てではありません。
もしあなたが今、紹介がたくさん来て事務所が回っているなら、「紹介をもっと増やす方法はないか?」を考えたほうが効果的、ということもあります。
先ほども言ったように、「上手くいっている部分を伸ばす」のが、最短ルートです。
ホームページに限らず、今の集客経路を分析して、どこか一番上手くいっているのか?を見極めましょう。
(3)上手くいっているアクセス経路は?
ホームページを分析するなら、アクセス経路もポイントです。
アクセス経路で見るべきポイントはたくさんありますが、メインで見るべきなのは、以下の2つです。
参照元/メディア
あなたがグーグルアナリティクスを使っているなら、「集客 ⇒ すべてのトラフィック ⇒ 参照元/メディア」をクリックしてみて下さい。
ここを見ると、どこを経由してあなたのホームページにアクセスが集まっているのか?が分かります。
その経路から来たアクセスが問合せにつながっているのか?が重要なので、アクセス数が多い経路=一番上手くいっている、という訳ではないのでご注意下さい。
グーグルアナリティクスの機能である、「目標設定」を使うと、どの経路が問合せに貢献しているのか?が分かりやすくなります。
検索キーワード
また、「集客 ⇒ キャンペーン ⇒ オーガニック検索キーワード」も重要です。
ここを見ると、どんなキーワードで検索されているのか?が分かります。
質の高いキーワードでの流入がどれくらいあるか?がポイントです。
まとめ:視点の持ち方次第で、行動が変わる
「集客できない=上手くいっているとことは一個もない」というふうに考えてしまうと、そこで思考停止してしまいます。
そうではなく、「上手くいっているところはどこだろう?」という視点を持って下さい。
この視点に立てば、上記のような分析ができ、解決の糸口が見つかります。
状況自体は同じでも、視点の持ち方次第で、行動が変わるのです。
行動が変われば、必ず結果も変わります。
ぜひ、実践してみてくださいね。
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