「隙間時間(細切れ時間)を活用して、仕事をコツコツ終わらせよう!」
確かに、隙間時間の活用は、仕事の成果に大きな影響を与えます。
しかし、実は、「隙間時間には、仕事をしてはいけない」のです。
その理由と、具体的な活用法について、解説します。
なぜ、隙間時間に仕事をしてはいけないのか?
隙間時間に仕事をすべきでない理由。
それは、「段取り無く仕事を始めると、効率が悪いから」です。
仕事は、大きく分けると、以下の2種類の段階で成り立っています。
- 考える(何をやるか?どの順番でやるか?いつやるか? など)
- 行動する(実際に手を動かして作業する)
実は人間の脳は、「考える」と「行動する」を一緒にやろうとすると、もの凄く疲れるのです。
つまり、人間は「考えながら行動する」と、効率が悪くなるのです。
隙間時間で仕事をしようとすると、多くの場合、段取り無しで仕事することになります。
そうなると、「考えながら行動する」ことになってしまうのです。
結果、効率も悪くなってしまうのです。
「考える」「行動する」を分けて、仕事を効率化する3ステップ
つまり、仕事効率を上げるには、「考える」と「行動する」を分ければ良いのです。
手順としては、以下のとおりです。
(Step1)ToDoを整理・細分化する
まず、あなたが抱えているToDoリストを整理しましょう。
そして、大きな仕事は、「あとはやるだけ!」という行動レベルまで細分化しましょう。
例えば、「新しいマーケティングプランを考える」という仕事があるとします。
これだけだと、何から手を付けていいか?分かりづらいですよね。
こういった大きな仕事は、以下のように、どんどん細分化していくのです。
こうやって細分化して、「あとはやるだけ!」という状態にしておくのです。
(Step2)スケジュールに落とし込む
ToDoを整理・細分化できたら、それぞれの仕事を「いつやるか?」を決めましょう。
そして、スケジュール帳に書き込んでおきましょう。
スケジュール帳に書き込まれていない予定は、多くの場合、達成されません。
スケジュール帳に書き込んでおき、その時間になったら「あとはやるだけ!」の状態にするのです。
(Step3)あとは行動するだけ!
ここまでの段階で、「何をやるか?どの順番でやるか?いつやるか?」が、すべて決まったことになります。
あとは、その時間になったら、行動するだけです。
つまり、隙間時間でやるべきなのは「考える」こと
要するに、隙間時間では、「行動する」のではなく、「考える」ことをすべきだ、ということです。
もっと簡単に言うと、隙間時間で「何をやるか?どの順番でやるか?いつやるか?」を決めましょう、ということです。
こうすることで、隙間時間で段取りが終わるので、その後の行動がスムーズになるのです。
まとめ:結局、「段取り八分」ということ
いかがでしたでしょうか。
「段取り八分」という諺もありますが、仕事前の事前準備がいかに大事か?
お分かりいただけたかと思います。
隙間時間を活用して、「考える(つまり、段取り)」をして、仕事を効率化して頂ければ幸いです。
あわせて、以下の記事もよく読まれています