士業の学校:プレスクール

士業・コンサル向けのマーケティング・仕事術の情報サイト

強みの書き方:誰でも5ステップでできる実践例を紹介

強みの書き方:誰でも5ステップでできる実践例を紹介

「事務所の強みの書き方が、よく分からないんです…」

先日開催したグループコンサルティングで、上記のような質問を頂きました。

そこで今日は、「強みの書き方」についてご紹介します。

「強み」に関する、よくある誤解×2

「強み」に関する、よくある誤解×2

(1)「強みを伝える=誇張する」ではない!

よく、「自分を必要以上に大きく見せるのはちょっと…」と言って、強みを書くのをためらう方がいます。

しかし、誤解しないで下さい。
実は、「強みを伝える=誇張する」ということではないのです。

例えば、100あるものを、120だよ!と言ってしまうのは、誇張です。
これは、やってはいけません。

そうではなく、100あるものを、ちゃんと100伝えるのが、正しいコピーライティング技術です。

強みを上手に表現できないと、せっかく100ある魅力が、30くらいしか伝わっていないことになります。
そうなると、ライバルと比較された時に、選ばれなくなってしまうのです。

「伝えなければ、ないのと同じ」なのです。

(2)「実績数が少ないと選ばれない」ではない!

「実績数が多くないと、強みを書けない」と思われる方も、結構います。

しかし、実績数というのは、お客様にとっては「安心材料」でしかなく、「選ぶ理由」ではないのです。

実際、実績100件のところと、実績1000件のところがあったとして、後者のほうが選ばれるか?と言うと、そうではありません。

私のクライアントでも、実績ゼロなのに集客できている事務所も多々あります。

実績数を気にしているのは、多くの場合、事務所側だけ。
そういうことです。

お客様が本当に知りたいのは、「自分が得られるメリット」だけ

極論すると、人間というのは、「自分にどんなメリットがあるのか?」しか興味がありません。

いろいろな事務所を比較しているお客様は、「その事務所に依頼すれば、自分にとって、一番メリットがあるだろうか?」と考えているのです。

つまり、簡単に言うと、「当事務所に依頼して頂けると、こんなメリットがあります」と伝えればいいのです。

強みの書き方の王道:ベネフィットライティングとは?

そこで役に立つのが、ベネフィットライティングというテクニックです。

ベネフィットライティングとは、「私は、あなたにこんなメリットを提供できますよ」と書く文章術のことです。

強みの書き方の王道:ベネフィットライティングとは?

これだけだと分かりづらいと思うので、実例をあげて解説しますね。

(例)iPodを買いたい顧客に向けた、ベネフィットライティングの事例

携帯音楽プレイヤーの「iPod(アイポッド)」ってありますよね。

この良さを顧客に伝えたい時、多くの人がやってしまうのは、以下のような書き方です。

強みの書き方:悪い例

これは、これは、最新のMP3プレイヤーです
小型で軽量です。

容量は30GBもあります。
実働時間は、連続50時間です。

上記の文章を見て、欲しい!買いたい!と思いますか?
おそらく、ほしいとは思わないでしょう。

なぜかと言うと、これを読んだ多くの人は、「30GBの容量って、結局何ができるの?30GBあると、私にどんなメリットがあるの?」と思っているからです。

上記の文章だと、スペック説明(機能説明)だけで、メリットが分からないのです。

では、どうすれば良いのか?
正解は、以下のような文章です。

強みの書き方:良い例(ベネフィットライティング)

iPod。1000曲をポケットに。

これは、スティーブ・ジョブズが、iPodを発売した時に語った一言です。

つまり、「このiPodは、30GBの容量があります。これによりあなたは、1000曲もの音楽を持ち歩くことができるのです」ということです。

顧客が得られるもの(メリット)を完結に表現していますよね。

多くの士業は、スペック説明(機能説明)だけになっている…

そう。
多くの士業は、スペック説明(機能説明)だけになっているのです。

例えば、以下のように。

士業の強みの書き方:悪い例

当事務所は、経営革新等支援機関です。

これだけ読んだ人は、「経営革新等支援機関だと、私にどんなメリットがあるの?」と思っているわけです。

これを、ベネフィットライティングに書き換えたのが、以下の文章です。

士業の強みの書き方:良い例

当事務所は、経営革新等支援機関です。
補助金申請などもサポートできるので、資金調達がしやすくなります。

こう書くことで、「なるほど、資金調達しやすくなるのか!」ということが伝わって、顧客も納得するわけです。

  • 「私には、こんな特徴があります!」だけではダメ。
  • 「私には、こんな特徴があります。これにより、あなたにこんなメリットがあります!」と伝える

これが、ベネフィットライティングなのです。

ベネフィットライティングの5ステップ

(Step1)自分の特徴(強み)を書き出す

最初に、あなたの特徴を、どんどん書き出していきます。

この時、綺麗な文章にする必要はありません。
まずは、箇条書きでいいので、どんどん書き出していきます。

特徴を書き出すヒントとしては、以下のような項目について書き出していくとスムーズです。

  • 実績数
  • 信念(自分が仕事上、大切にしていること)
  • 立地
  • 資格・認定
  • 関わっている団体
  • 何かに特化している

以下に、実際に書き出してみた一例を載せますので、参考にしてみて下さい。

(ベネフィットライティング:Step1)自分の特徴(強み)を書き出す

(Step2)その特徴があることによるメリットを書く(最初は箇条書きでOK)

次に、「Step1で書き出した特徴があることで、顧客にどんなメリットがあるのか?」を書き出していきます。

これも、この段階では綺麗な文章にする必要はありません。
箇条書きでOKです。

例えば、以下のような感じです。

(ベネフィットライティング:Step2)その特徴があることによるメリットを書く

(Step3)メリットを文章化する

Step2で書き出したメリットを、綺麗な文章に整えていきます。

例えば、以下のような感じです。

(ベネフィットライティング:Step3)メリットを文章化する

(Step4)メリットを含めて、見出しを書く

最終的に、ホームページに強みを載せたい場合には、各強みに「見出し」があった方がいいです。

ホームページに強みを書く時には、「見出し」を付けよう

なぜなら、結局お客様が知りたいのはメリットの部分だからです。
見出しにメリットを書くことで、より分かりやすく、魅力が伝わる文章になります。

見出しの文章には、メリットを完結に含めることをお勧めします。

例えば、以下のような感じです。

(ベネフィットライティング:Step4)メリットを含めて、見出しを書く

(Step5)ホームページに強みを載せる

ここまで書けたら、あとはホームページに載せればOKです。

以下に示すように「見出しを太字で大きめに」「その下に詳しい文章」を載せると、読みやすくなります。

また、その強みをイメージできる画像があれば、それも載せておくと効果的です。

(ベネフィットライティング:Step5)ホームページに強みを載せる

まとめ

いかがでしたでしょうか。

文章というものは、いきなり全文を書こうとすると、途中で手が止まってしまうものです。

そうではなく、最初は箇条書きでどんどん書き出すだけでOK。
最後に、きれいな文章に整えてあげればいいのです。

いきなり上手に書こうとせず、ステップを踏んで実践してみてくださいね。

参考になれば幸いです。

得られた学びや気付きをぜひコメントして下さい。運営の励みになります。

お名前の入力は任意(ニックネームでもOK)です。

*

Return Top