もしあなたが、Web集客で悩んでいるなら。
ホームページやブログからの問合せを増やしたいなら。
一度、「顧客の行動を真似してみる」ことをお勧めします。
どういうことか?
以下で詳しく解説していきます。
自分視点だけだと、視野が狭くなってしまう
Web集客を改善するうえで、Googleアナリティクスなどのツールを活用することは、たしかに重要です。
しかし、自分のホームページばっかり見ていても、視野が狭くなってしまいます。
当たり前ですが、顧客は、あなたのホームページだけを見ている訳ではありません。
しかし、多くの人(ホームページ運営者)は、周りを見ずに、自分のホームページだけを見て、ウンウン悩んでいるのです。
そうではなく、実際に、顧客がやっている行動を真似してやってみると、意外な気付きがあるのです。
(例)ホームページからの問合せを増やしたいなら
例として、ホームページの集客力をアップさせることを考えてみましょう。
この時、お客様は、以下のような行動をしています。
この行動を、あなたも真似してやってみましょう。
(1)検索し、検索結果を見る
お客様は、悩みを抱えると、キーワードを打ち込んで検索します。
検索すると、検索結果が出てきますよね。
そこには、あなたのホームページ以外にも、ライバルのホームページも表示されているはずです。
- 自分のホームページは、検索結果で何位か?
- 自分のサイトタイトルは、クリックしたくなるような魅力的なものか?
- 他サイトのタイトルの方が魅力的で、クリックしたくなる文章だったりしないか?
これらをチェックしてみましょう。
実際にやってみると、「見たことのないライバルサイトがあった!」といったことに気づけたりします。
(2)ホームページを見る
お客様は、あなたのホームページだけではなく、あなたのライバルのホームページも見ています。
- 他サイトと見比べてみて、どちらが魅力的か?
- サービス内容は?
- 料金は?
- 信頼できるか?(お客様の声などは掲載されているか?)
- 中が見えるか?安心できるか?(顔写真、業務風景などの写真はあるか?)
これらをチェックしてみましょう。
「ライバルの方が、キャッチコピーが魅力的だ」
「ライバルの方が、お客様の声を載せていて、信頼感がある」
こういったことに気付けます。
(3)問合せする
ホームページを見た結果、「ここに相談してみよう」と思うと、お客様は問合せしてきます。
ここでも、以下のようなポイントをチェックしてみて下さい。
- 問合せフォームは使いづらくないか?
- 問合せの電話番号、問合せフォームはすぐに見つけられるか?
- 電話対応はどうか?気持ちのいい対応ができているか?
自分の電話対応を、一度録音して、聞き返してみることをお勧めします。
「意外と、暗い声で話してしまっていたんだな…」
「第一声が元気がなくて、怖い印象になってる気がする」
のような、自分の話し方のクセに気付けます。
こういった点も、お客様は判断基準にしているので、改善の余地があるのです。
あなたは、ライバル事務所に、電話問合せしてみたことはありますか?
上手くいっている事務所は、電話対応がすごく丁寧です。
実際に電話してみると、いろいろなヒントが得られるので、やってみると良いでしょう。
(4)無料相談に行く
無料相談の予約が取れたからと言って、そのお客様は、必ず来所してくれる訳ではありません。
不安があったり、分からないことがあったりすると、連絡もなくドタキャンされてしまうこともあるのです。
- 場所の説明は十分か?(ホームページに、分かりやすい地図があるか?)
- 無料相談に行く前の期待感はあるか?(挨拶動画などを事前に送るなどして、「安心感がありそう」などプラスの印象を与えておく)
- 無料相談の前日か、前々日に、日程のリマインドメールを送る(意外と、相談日を忘れている人もいるので)
こういったことをすることで、ドタキャンの数を減らせます。
(5)相談し、依頼するかどうか?を決める
お客様は、サービス内容や料金、あなたの実績だけを見て、判断しているのではありません。
- 事務所は整理整頓されているか?
- 服装は清潔感があるか?
- 背筋が伸びているか?
- 話し方はハキハキしているか?
こういったことも、全て判断基準になります。
自分自身が、ホテルのラウンジで働いているような心づもりで対応すると、シャキッとするのでお勧めです。
まとめ
最後に。
こんなことを言うのはアレですが、「売り手側は、100%完璧な顧客目線にはなれない」ものです。
売り手側と買い手側は、視点が全く違うのです。
しかし、可能な限り、1%でも顧客目線に近付こうとする努力は、必要不可欠です。
その意味で、「顧客の行動を真似する」のは、大きな意味があります。
擬似的に、顧客目線を体験できるからです。
ぜひ実践して、少しでも顧客目線に近づいて頂ければ幸いです。
あわせて、以下の記事もよく読まれています