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起業するなら、『弟子入り』がベストな方法。私が実践した8stepを公開します

起業するなら、『弟子入り』がベストな方法。私が実践した8stepを公開します

こんにちは、大林です。

私は、起業する時や起業してから、複数の師匠に弟子入りさせていただきました。

そのおかげで、短期間でスキルを磨き、成長することができました。

今日は、そんな「弟子入り」の8stepをご紹介します。

弟子入りのメリット×3

私が「起業するなら、弟子入りがお勧め!」と強く言える理由。
それは、以下の3つのメリットがあるからです。

(1)最前線で学び、急成長できる

弟子入りすると、師匠に最接近できます。

師匠のビジネスの仕組みや、成功のための考え方を、間近で見ることができます。

これが、自分自身を急成長させてくれるのです。

(2)将来像をイメージでき、迷いなく進める

師匠は、「自分がなりたい将来像」とも言えます。

その師匠の間近にいられることで、明確な将来の理想像をイメージできます。

頭の中に、地図が描けるような感じです。
「何をどの順番でやればいいのか?」が分かってくるので、迷いなく前進できます。

(3)自分の至らない部分に気付き、謙虚になれる

人間は、人に指摘されると素直に受け止められないものです。
どうしても、「そうは言っても」「仕方ないじゃないか」と反発したくなります。

逆に、自分で自分の至らなさに気付くと、反省して謙虚になれます。
それを糧にして、より成長できます。

師匠の側にいることで、自分との違いを間近で感じられるので、自分の至らなさに気付けるようになります。

師匠から学ぶべきこと×2

では、弟子は師匠から何を学べば良いのか?

私は、自分自身の経験上、以下の2つを学ぶことをお勧めします。












学ぶべきことこんな師匠に学ぼう
(1)ビジネスの基本、成功法則
自分がやろうとしているビジネスの基本を学ぶ

同じ業種・業界の人
(2)人間力
人間力を学ぶ(人としての魅力を磨く)

違う業種・業界の人でもOK

(1)ビジネスの基本、成功法則

一つ目は、「自分がやろうとしているビジネスの基本を学ぶこと」です。

あなたが整体師として独立開業したいなら、整体師の師匠に学ぶと良いでしょう。
あなたが不動産会社を立ち上げたいなら、不動産会社を経営している人を師匠に選びましょう。

ビジネスの基本を学ぶ訳なので、同じ業種・業界の人を師匠に選ぶことをお勧めします。

こうすることで、その事業の仕組みはもちろん、新たなアイデアも思い浮かびやすくなります。

ちなみに私は、最初、Webマーケティング系の会社の社長さんに弟子入りしました。
自分自身が、Web関連の会社を立ち上げようと思っていたからです。

(2)人間力

二つ目は、「人間力を学ぶこと(人としての魅力を磨くこと)」です。

人間力というと漠然としていますが、簡単に言うと「公私関係なく、この人と一緒にいたい!と思わせる魅力」という感じでしょうか。

こちらは、違う業種・業界の人でもOKです。

例えば私の場合、2人目の師匠は、マナー講師をされている女性経営者(Mさん)でした。
私の本業(Web関連)には、全く関係ないですよね。

しかし、この女性経営者Mさんは、人としての魅力に溢れ、多くの方に慕われていました。
そこに感銘を受け、弟子入りさせていただいたのです。

弟子入りするまでの8step

(Step1)自分の理想の師匠を探す

初めに、あなたが理想とする師匠を探しましょう。

最初は、同じ業種・業界の人をお勧めします。
起業の第一歩は、「自分がやろうとしているビジネスの基本を学ぶこと」だからです。

探すポイントは、以下のような感じです。











業種・業界
ビジネスの基本を学ぶためにも、同じ業種・業界の人がお勧めです。
売上規模、会社規模
あなたが理想とする売上規模・会社規模の社長さんを師匠にすると良いでしょう。
大きければ良い、というものではありません。
あなたが目指す理想に近い人を探しましょう。
考え方
あなたが大切にしている価値観と、同じ価値観を持つ師匠がお勧めです。
例えば、あなたが「仕事も家庭も大事にしたい」と考えているなら、仕事も家庭も大事にしている人を師匠に選びましょう。
そうでないと、考え方のギャップに苦しみ、お互いにとって不幸になります。

(Step2)直接会える機会があるか?探す

弟子入りするには、兎にも角にも、師匠に会わなければいけません。

  • その師匠のセミナーはないか?
  • その師匠が開催している勉強会はないか?
  • その師匠が参加する異業種交流会はないか?

こういった、直接会える機会を探し、そこに参加しましょう。

(Step3)師匠の連絡先をゲットする

(Step2)で直接会えれば、名刺交換をして、連絡先をゲットしましょう。

もし会える機会がないのであれば、Web上に公開されている連絡先を見つけ出しましょう。

その師匠がメールマガジンなどを発行しているのであれば、そこから連絡先が見つかることもあります。

(Step4)先に、師匠を勝たせる

「与えるものは、与えられる」という言葉もありますが、先に師匠を勝たせる(応援する)ことが大切です。

いきなり「弟子入りさせて下さい!」と言っても、見ず知らずの人を迎え入れるほど、師匠もヒマではありません。

例えば私の場合、2人目の師匠(女性経営者:Mさん)に弟子入りする時は、まず彼女の本を100冊買いました。

その頃Mさんは、ちょうど本を出版するタイミングで、Amazonキャンペーンを開催していたのです。
このAmazonキャンペーンで、「本を100冊購入した方には、Mさんが直接コンサルしてくれる」という特典があったのです。

私は、これだ!と思い、販売初日に100冊購入しました。
1冊1500円くらいなので、100冊で約15万円。
でも、師匠に直接会えるまたとない機会を手に入れるためなので、安いものです。

(Step5)直接会いに行く

いよいよ、師匠に直接会いに行く段階です。

例えば私の場合、簡易的な履歴書を作って、「タダで働かせて下さい。何でもやらせて下さい。その代わり、机を並べて勉強させて下さい」とお願いしたこともあります。

(もちろん、実際にはもう少しちゃんとした感じでお願いしました。笑)

(Step6)力になりたいことを伝える

師匠に会えたら、「力になりたい」ということを伝えましょう。

ここで別に「弟子入りさせてください!」と言う必要はありません。

弟子入りという考え方は、自分だけ(弟子側)が持っていればよくて、勝手に師匠だと思っていれば良いのです。

師匠だって、「弟子がほしい」とは思っていないかもしれません。
でも、「力になってくれる人」だったら、欲しいはずです。

(Step7)とりあえず「できます!」と言う

すると師匠から、「こんなことできる人を探してたんだけど、できますか?」と言われたりします。

この時、とりあえず「できます!」と言いましょう。
そして、やり方は後から考えましょう。

ここで「難しそう、私にはちょっと…」のような迷いを見せると、先に進めません。

やり方は、無限にあります。
100万通りくらいあります。

「できます!」と言ってしまうと、やらざるを得ない状況になります。
その時は気づかなくても、考えれば方法は思いつくものです。

(Step8)最初の依頼を全力で完了させる

そして、できます!と言ったことには、全力で対応しましょう。

最初の依頼を1件クリアできたら、「次にお手伝いすることはありませんか?」と申し出ましょう。

そして、これを繰り返していくうちに、師匠からの信頼が高まっていきます。

こうなれば、弟子入りできたことになります。

弟子入り成功のための、6つのポイント

(1)とりあえず「できます!」と言い、やり方は後で考える

先ほどもお話しましたが、師匠からの依頼には、とりあえず「できます!」と言いましょう。
そして、やり方は後で考えましょう。

師匠は、無茶振りしてくることも多々あります。
「普通に考えたら無理」ということもいっぱいあります。

しかし、この「普通に考えたら無理」を実現させるのが、弟子の役目なのです。

(そもそも、起業したい!と思っている時点で、普通ではありません。笑)

(2)お金を出してでも弟子入りする

弟子入りすると、お金が出ていきます。

「タダで働きます!」と言えば、もちろんお給料は出ないので、お金は出ていきます。

でも、弟子入りにはそれ以上の価値があります。
将来の自分のための自己投資だと思って、お金をかけることを惜しまないで下さい。

ちなみに、私の経験上、お金は必ず戻ってきます。

私の場合、師匠も優しい方が多く、「タダで働きます!」と言ったにもかかわらず、時給を下さった方もいます。
時給ではなく、「この仕事1件につき●円」のようにしてくださった方もいます。

(3)「教えてもらう」のではなく「見て盗む」

「師匠にいろいろ教えてもらおう」的な気持ちだと、失敗します。

師匠だって、弟子にいろいろ教えているほど、ヒマではないのです。
師匠だって、自分自身の夢の実現のために頑張っているのです。

だからこそ、「教えてもらう」のではなく「見て盗む」のです。

(4)能動的な質問をしよう

やり方が分からない仕事を依頼されたとします。

この時、「どうすればいいんでしょうか?」と質問してはダメです。
師匠に丸投げしているだけなので、これでは単なる外注先と同じです。

そうではなく、「こうすればいいと思うのですが、どうですか?」のように、自分の意見を交えた上で質問しましょう。

(5)師匠は、一度に一人

師匠は、一度に一人にしましょう。
一人の師匠に集中しましょう。

私の場合は、以下のような感じでした。

  • (1人目の師匠)Webマーケティング会社の社長さん
  • (2人目の師匠)マナー講師の女性経営者
  • (3人目の師匠)マーケティングコンサルタント
  • (4人目の師匠)感情を扱うコーチ

(6)弟子入りの目的を、ちゃんと伝える

「~~の分野で起業したくて、そのために、●●さんに学びたいのです」
「★★さんの人間力を身に着けたくて、側にいたいのです」

このように、弟子入りする最初の段階で、弟子入りの目的を師匠に伝えましょう。

「社員として働くふりをして、盗むだけ盗んで、いきなり独立する」なんて、やってはいけません。

「いつか起業する。●年●月に師匠の元を離れる」
こういったことを伝えておくことで、お互いにとっていい関係を築けます。

まとめ:先に与える

ビジネスに限らず、人生を豊かにする基本原則は「先に与える」ことです。

受け取ることばかり考えていては、何も進みません。

師匠の夢の実現を、全力でサポートしましょう。
師匠のことを知り尽くし、望みを叶えましょう。

その過程で、弟子は勝手に成長できます。

参考になれば幸いです。

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