こんにちは、大林です。
今日は、私の人生の転機になった、10冊の本をご紹介します。
私の起業人生の土台となり、支えになってくれた本ばかりなので、ぜひあなたにもお読みいただけますと幸いです。
ターニングポイント(人生の転機)には、いつも本との出会いがあった
宝島の海賊たちが盗んだ財宝よりも、本には多くの宝が眠っている。
そして何よりも、宝を毎日味わうことができる。
~ウォルト・ディズニー~
この格言にもある通り、本から得られる学びは、本当に「宝」と呼べるものばかりです。
面白いことに、同じ本を読んでも、人によって得られる学びが違います。
また、同じ本を読んでも、今読むのと、10年後に読むのとでは、得られる学びが違います。
これは、人それぞれに、その時フォーカスしているものや、興味があるもの、抱えている課題、などが異なるからです。
どういうことか?
分かりやすく説明しますね。
アンテナが立つと、その情報がどんどん入ってくる!
あなたに質問です。
あなたは今日、赤い車を何台見かけましたか?
おそらく、今日見た赤い車の数なんて、まったく覚えていないと思います。
それが普通です。
では、次に外を歩く時には、赤い車を数えてみてください。
きっと、たくさんの赤い車が見つかると思います。
これは、決して、赤い車をが増えている訳ではありません。
あなたの意識が、赤い車に向いている(フォーカスしている)ので、無意識に赤い車を探すようになるのです。
本を読む時も、これと同じです。
その時のあなたのフォーカスによって、無意識に情報を選別しているのです。
そして、その時のあなたに一番大事な学びが得られる、ということです。
人間の脳って、面白いですよね。
ターニングポイント(人生の転機)になる、お勧めの本10選
(1)史上最高のセミナー
私の人生を大きく変えた一冊が、これです。
- ジム・ローン
- ロバート・アレン
- シャロン・レクター
- マーク・ビクター・ハンセン
- ジャック・キャンフィールド
こういった、世界の名だたる成功者の、一人ひとりの話が簡潔にまとめられた本です。
私は、この本を読んで、初めて「自己啓発」というジャンルを知りました。
そして、それぞれの著者のことをもっと深く知りたくなり、この本の著者一人ひとりの本を、手当たり次第に探して読み漁っていきました。
- ジャック・キャンフィールド/マーク・ビクター・ハンセンの「心のチキンスープ」
- ロバート・アレンの「億万長者入門」
- ジム・ローンの「野心を抱け」
などなど、多くの本を知れたのは、この「史上最高のセミナー」のおかげでした。
そして、この後ご紹介する「金持ち父さん貧乏父さん」も、この本がキッカケで知り、出会えたのです。
ちなみに私は、中学生の時(14歳くらい)に、この本に出会いました。
今思えば、この本との出会いが、私の人生の最初の転機になったと断言できます。
(2)お金の勉強の王道:金持ち父さん 貧乏父さん
「金持ち父さん 貧乏父さん」のシリーズは、何十冊も出版されています。
その中の代表作が、これです。
正直、シリーズの他の本は読まなくても、この1冊だけはぜひ読んでおくことをお勧めします。
お金に関することがいろいろ書かれていますが、私が一番衝撃を受けたのは「ESBI」という考え方でした。
ESBIというのは、「働き方による、収入の貰い方の違い」を示したものです。
E=Employee (従業員) |
企業に勤めて、そこで働いた対価として、お金(お給料)を得る |
---|---|
S=Self employee (自営業者) |
お客様のために働いた対価として、お金(売上)を得る |
B=Business owner (ビジネスオーナー) |
ビジネスを所有しており、社員が働くことでお金を得る |
I=Investor (投資家) |
会社や人に投資し、その投資の利回りによってお金を得る |
このように、一口に「お金を得る」といっても、働き方によって全く違った意味合いになります。
そして、この本の中では、「自由になるには、BかIにならなければならない」と書かれています。
EとSは、もし病気などで自分が働けなくなると、その瞬間に収入がゼロになってしまいます。
これは、いくら高給取りの弁護士や医者だったとしても同じです。
一方、BとIは、自分以外がお金を生み出し、その一部を権利収入のような形で受け取ることができます。
万が一、病気などで働けなくなっても、収入が途絶えることはありません。
こういった理由から、BとIが推奨されている、という訳です。
もちろん、それぞれの働き方には向き不向きがあるので、絶対にBかIを目指すべき、ということではないと感じています。
ただ、こういった、お金に対する考え方を知っておくことは、長い人生の中でとても大事なことです。
(3)成功者の考え方をインストールできる:賢者の書
ストーリー形式で、9人の賢者から1つずつ学びを得られます。
9人の賢者が授けてくれるのは、「行動」「可能性」「自尊心と他尊心」「目標」「今」「投資」「幸福」「言葉」「感謝と誕生」に関する知恵です。
この本を読んで、私がピンときた言葉は、以下のようなものです。
すべてを知っているものが賢者なのではない。全てから学ぼうとするものこそ賢者なのだ。
人生は、恵まれたカードが配られてゲームをするのが楽しいのではない。恵まれない手札を手にして、いかにゲームに勝つか。これが人生の楽しみなのだ。
君は、君の伝記を読んでいる人間が、君は将来絶対に成功する人間であると確信できるような1日にすればいいだけなのだ。
もし、これらの言葉にピンときたのであれば、ぜひ読んでみることをお勧めします。
(4)成功者の告白
私が、士業専門のWebマーケティングに専門特化するキッカケを与えてくれたのが、この本です。
(私が士業業界に専門特化した経緯については、以下のページをご参照ください)
>> 【リアル体験談】起業したいけど実績ゼロ?私が0から結果を出せた5Stepを暴露します
多くの本には、「成功者の良い面(光の面)」しか書かれていません。
しかし、この本には、「成功者の悪い面(影の面)」も書かれています。
例えば、「華やかに成功している経営者の華族が破綻している」「成功するにつれて、身近な人が病気になったりする」といった、不可解な現象についても、しっかり書かれています。
ある意味、「人生の地雷がどこに埋まっているのか?を教えてくれる本」と言っても、過言ではありません。
私も、ビジネスはもちろん、プライベートの面も、この本から多くを学ばせて頂きました。
(5)仕事と家庭の両立を教えてくれる本:なぜ、ぼくのパソコンは壊れたのか?
「仕事と家庭を両立させたい」
「もっと家族を大事にしたい」
そういったお考えをお持ちの方には、ぜひ読んでほしい1冊です。
『オフィスで映画を見るのがご法度なら、なんで自宅でメールを見るわけ?』
こんなメッセージが、コンピューターウイルスから届くようになる。
そして、主人公のマユクは、家庭と仕事を両立させていく。
といったストーリーです。
(6)スピリチュアルな視点から「幸せとは?」を解説:あの世に聞いた、この世の仕組み
ちょっと毛色が変わって、スピリチュアル的な本です。
- 幸せな人と、不幸な人の違い
- 簡単に幸せになる方法
こういった話が、分かりやすく書かれている本です。
この本を読むと、幸せというのは「なる」ものではなく、「ある」「気付く」ものなんだ、ということが腑に落ちます。
結局のところ、ビジネスで成功しても、多くの収入があっても、「幸せになる」ということはできません。
逆に、「在り方」が分かれば、どんな状況でも幸せで居続けることができます。
図解なども入っているので、スピリチュアル系の話が苦手な人にとっても、分かりやすい内容になっています。
(7)起業する勇気を与えてくれた本:CHANCE(チャンス)
私がビジネスで悩んでいた時に、先輩起業家がお勧めしてくれた本です。
この本をキッカケに、ビジネスの悩みを解消でき、また一歩飛躍することができました。
余談ですが、「人がお勧めしてくれた本」は、非常に高確率で、良い学びが得られます。
お勧めしてくれる相手の方も、本の内容を知った上で、「この人のこの悩みの解決に役立つだろう」と思ってお勧めしてくれている訳です。
(8)「あの時やっておけばよかった」と、いつまでお前は言うんだ?
私が25歳くらいの時に、ものすごくキャッチーなタイトルに惹かれて購入した1冊。
「あの時やっておけばよかった」
こういう後悔をしたことって、誰にでも一度はあると思います。
逆に入れば、「あの時やっておけばよかった」という後悔が少ない人生は、幸せな人生(やりきっている人生)とも言えます。
- 仕事で悩んでいる人
- 転職しようか?迷っている人
- 行動力を身に着けたい人
こういった人には、ぜひ読んでほしいと思います。
(9)「足るを知る」を学ぶ:より少ない生き方
一時期、日本で「断捨離」がブームになりましたよね。
それと同じ考え方である「ミニマリズム」の考え方を、分かりやすく解説した本です。
断捨離とか、ミニマリズムとか聞くと、「要するに、片づけ本でしょ?」と思われるかもしれません。
確かに、片付けのことも書かれているのですが、それだけではありません。
「より少なくすることで、豊かになっていく(足るを知る)」という、一般的な価値観とは真逆の価値観を知ることができます。
私はこの本を読んで、プライベートだけでなく、ビジネスにも応用できると思いました。
- 取り扱う商品・サービスは、より少なくする
- 多くの社員を抱えるのではなく、少数精鋭を目指す
- 終わりのない拡大戦略ではなく、「足るを知る」戦略にする
競争社会に疑問を感じている方や、仕事で行き詰まっている方にも、ぜひ読んでほしい一冊です。
(10)物語でお金を学べる:ユダヤ人大富豪の教え
私が「お金の勉強」に興味を持ち始めたキッカケになったのが、この本です。
この本を読むと、「お金にも感情があり、お金に好かれた人が自動的に豊かになっていく」ことが理解できます。
心のなかでは「お金がほしい!」と思っていても、表向きには「お金持ちは悪いことをしていそう」「上手くいったあの人が羨ましい」のように否定的なスタンスでいると、お金は逃げていってしまいます。
お金を自動的に引き寄せるための考え方や、行動のポイントが、物語形式で分かりやすく書かれています。
まとめ:今日があなたの転機です
いかがでしたでしょうか。
最初にも書きましたが、読む人や、読むタイミングによって、得られる学びが違ってきます。
そしてもし、あなたがこの中のどれかにピンとくるものがあったとしたら…。
それは、このタイミングでピンとくる「何か」が必ずあります。
ピンときたということは、あなたの人生の転機が訪れているサインであり、前兆です。
あなたにとって、その本を読むベストタイミングは、「今」です。
ぜひ、ピンときた本を読んでみてください。
きっと、今のあなたに必要な学びが得られることでしょう。
参考になれば幸いです。