メールマガジンは、基本的に「メルマガ読者の増加に比例して、成果も高まっていく」ものです。
だからこそ、メルマガ読者を増やしたい!という方は多いと思います。
そこで今日は、メルマガ読者の増やし方について、ポイントを解説します。
メルマガ読者を増やすための公式
まずはじめに、メルマガ読者を増やすための公式をご紹介します。
ポイントは、「メルマガ登録ページの登録率」と「アクセス」です。
この2つが掛け算になっているので、どちらか一方だけでなく、両方を高めていく必要があるのです。
それぞれを高めるためのコツを解説しますね。
「メルマガ登録ページの登録率」を高めるコツ×5
(1)どんなメリットがあるのか?明記する
メルマガを読む人は、「メルマガ自体に興味がある」訳ではありません。
そうではなく、「メルマガを読むことで得られるメリットに興味がある」のです。
例えば、あなたが税理士だとしましょう。
この場合、「メルマガをお届けします。ぜひ登録して下さい」とだけ伝えても、登録率は上がりません。
そうではなく、
「このメルマガを読むことで、節税のポイントが分かります」
「このメルマガを読むことで、融資が通る確率が上がります」
のように、「得られるメリット」を明記することで、登録率がアップします。
(2)登録特典を魅力的にする
メルマガ登録時に、特典をプレゼントすると、登録率がアップします。
- メルマガ登録だけじゃなく、登録すると「PDFレポート」をプレゼント!
- PDFだけじゃなく、登録すると「動画セミナー」をプレゼント!
上記のように、プレゼント内容も魅力的にすることで、より登録率を高めることができます。
(3)価値を見える化する
登録特典をプレゼントする時には、「何が貰えるのか?」が分かりやすいように、見える化してあげましょう。
例えば、PDFをプレゼントするなら、E-Book画像を載せる。
動画をプレゼントするなら、DVD風の画像を載せる。
このようにすると、パッと見ただけで価値が伝わるので、登録してもらいやすくなります。
(4)ファーストビューに登録フォームを置く
メルマガ登録ページを開いた瞬間(ファーストビュー)に、メルマガ登録フォームが見えるようにしましょう。
そのページを開いた時に、スクロールせずに見える範囲のこと。
(5)登録してもらうのは、「メールアドレス」だけ
メルマガ登録の際に、「名前」「フリガナ」などの登録項目があると、登録率がガクッと下がります。
そのため、メルマガ登録フォームは、「メールアドレス」の項目だけにしましょう。
「アクセス数」を増やすコツ×5
(1)知り合いのSNSやメルマガで紹介してもらう
一番手っ取り早いのが、「知り合いのSNSやメルマガで紹介してもらう」ことです。
紹介する側としても、サービスそのものを紹介するのは気が引けることもありますが、メルマガ登録を紹介するだけなら「興味ある方は、チェックしてみてくださいね」のようにサラッと紹介できるので、紹介してもらいやすい傾向にあります。
なお、紹介してもらう際には、相手のメルマガも紹介してあげたり、紹介用の文面を用意してあげたりなど、相手にもメリットがあるようにしましょう。
(2)Facebook広告を使う
Facebook広告は、メルマガと相性のいいアクセスアップ手法です。
詳細は、以下のページでも解説していますので、ご参照下さい。
>> 士業のためのフェイスブック広告を用いた集客テクニックを解説
(3)メールの署名欄に、メルマガ登録ページへのURLを載せる
メールの署名欄も、有効活用できます。
住所や連絡先、氏名だけでなく、「●●に役立つメルマガを配信しています」のように案内することで、登録を促すことができます。
(4)PPC(ディスプレイ広告)を使う
メールマガジンは、検索されるものではありません。
(あなたも、「●● メルマガ」などで検索した経験って、無いと思います)
そのため、検索広告は、メルマガ登録と相性が悪いのです。
一方、ディスプレイ広告は、「こちらが狙った属性の人に広告を出す」ということができます。
つまり、検索されなくても、脅威を持ってくれそうな人に広告を出せる、ということです。
メルマガ登録にお勧めの配信手法としては、例えば以下のようなものがありますので、参考にしてみて下さい。
(5)ホームページやブログに、メルマガ登録ページへのリンクを設置する
あなたのホームページやブログに、メルマガ登録ページへのリンクを設置しましょう。
あなたのホームページやブログに訪れた人は、メルマガにも興味を持ってくれる可能性が高いです。
注意点:名刺交換した相手のメールアドレスを、勝手に登録しない
たまに、名刺交換した人の名刺に書かれているメールアドレスに対して、勝手にメルマガを送る人が居ますが、これは効果が薄いです。
なぜなら、相手が自発的に登録してくれたわけではないので、メルマガを読む動機がないからです。
これでは、開封率や反応率が極端に落ちるので、まったく話になりません。
多くの場合、「勝手にメルマガに登録する、失礼な人」という印象を持たれて終わりです。
目先の読者増ではなく、意味のある読者増を目指しましょう。
まとめ
メルマガ読者のリストは、価値の高い資産になります。
江戸時代には、「火事が起きたら、現金よりも、顧客台帳を持って逃げろ」と言われていたくらい、顧客台帳(顧客リスト)は大事なものなのです。
リストがあれば、新サービスをピンポイントで案内できます。
また、セミナー開催の告知に役立てたりなど、いろいろな活用の幅があるのです。
あなたも、メールマガジンを上手に活用してみてくださいね。
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