SEOのことを考えると、事務所名にキーワードや自分の氏名を含めたりしたほうがいいのでしょうか?
先日、とある行政書士の方から、上記のようなご相談をいただきました。
きっと他にも、
- 独立開業する
- 会社設立して法人化する
- 新たな会社を立ち上げる
といった理由で、事務所名(屋号)を決めたい方もいらっしゃると思います。
そこで今日は、「事務所名(ホームページの屋号など)の決め方」について解説します。
屋号(事務所名)の決め方に縛りは無い。好みでOK
結論から申し上げますと、『事務所名(屋号)に、キーワードや氏名を含めるかどうか?は好み次第』と言えます。
なぜなら、検索エンジンが見ているのは、「事務所名(ホームページの屋号)」ではなく、「タイトルタグ」だからです。
タイトルタグとは?
当社のサンプルサイトを例にあげますと、左上に「大林サンプル税理士事務所」という事務所名がありますね。
この中には、「新宿」などの地名は入っていません。
そうなると、「税理士 新宿」などのキーワードで検索された時に、上位表示に不利になってしまうのでは?と思われる方もいるかもしませんが、大丈夫です。
なぜなら、このホームページのタイトルタグが「新宿の大林サンプル税理士事務所 │ 顧問月額9800円~」になっているからです。
タイトルタグの確認方法
検索エンジンは、このタイトルタグを検索順位の決定要因の1つにしています。
そのため、このタイトルタグにキーワードを含めておけばOKということです。
キーワードは、タイトルタグに含めればOK
このように、事務所名(屋号)とタイトルタグは、別々に設定できます。
例えば、事務所名が「行政書士タナカ事務所」でも、
タイトルタグを「池袋の相続手続きなら!行政書士タナカ事務所」にすれば、
「相続 池袋」で検索された時に上位表示を目指すことも可能なのです。
そのため、タイトルタグに、上位表示を狙っているキーワード(税理士などの士業名、地名、など)を含めれば、SEO的には問題ありません。
(注意)事務所名(屋号)にキーワードが入っていても、タイトルタグに無いと損!
例えば、ホームページの屋号が「札幌相続サポートセンター」だとします。
ではこれで、「相続 札幌」で検索された時に上位表示を目指せるのか?というと、そうではありません。
もしタイトルタグが「司法書士スズキ事務所」になってしまっていたりすると、SEO的には不利になってしまいます。
(場合によっては、タイトルタグが「トップページ」のようになってしまっているホームページも、たまに見かけます)
タイトルタグに、上位表示を狙っているキーワードが含まれているか?
ここに注意してくださいね。
まとめ:SEOに影響するのは、屋号(事務所名)より、タイトルタグ
いかがでしたでしょうか。
これから独立開業するなら、お気に入りの名前をつけたいですよね。
ぜひ、あなたがしっくり来る事務所名をつけてください。
その際は、SEO対策のために、ホームページの「タイトルタグ」にキーワードを含めることをお忘れなく!
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