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速攻ゴミ箱行きにならないために!士業のチラシ戦略:5つのポイント

速攻ゴミ箱行きにならないために!士業のチラシ戦略:5つのポイント

ここでは、「士業のチラシ戦略」についてお話させて頂きます。

チラシは、使い方次第で抜群の効果を発揮する集客ツールですので、ぜひご活用いただければ幸いです。

9割以上のチラシが、読まれずにゴミ箱行き…

あなたは、チラシを使ったことがありますか?

ポスティングの料金も非常に安くなってきていますので、使える集客ツールの一つと言えます。

しかし、闇雲に大量に配布しても、多くの場合、目立った成果が得づらいのが現実です。

実際、あなたも、ご自身の家のポストに入っているチラシや、新聞の折込広告を全部読むでしょうか?

おそらく、ほとんどの場合、読まないでゴミ箱に捨てられてしまうものが多いと思います。

チラシや折込広告が溢れすぎていて、普通のチラシでは、興味を持ってもらいづらいのです。

失敗してしまうチラシの典型例とは?

多くの場合、チラシが失敗してしまうのは、「情報が多すぎる」からです。

例えば行政書士の場合、次のようなチラシは失敗します。

チラシのよくある失敗例


相続、遺言、会社設立、許認可申請をはじめ、あなたが悩んでいることを親身にサポートいたします!

どんなことでもお気軽にご相談ください。

上記の内容だと、対象が多すぎて、メッセージがぶれてしまい、お客様に興味を持ってもらえなくなります。

(例えば、「おーい、そこの人!」と声をかけられても振り返る人は少ないですが、「おーい、そこの埼玉県川越市にお住まいで、相続にお悩みの、58歳の女性の方!」と声をかけられたら、当てはまる人はすぐに振り返りますよね、これと同じことです。)

チラシを始めとするどんな広告媒体であっても、お客様に「これって私のことだ!」と思ってもらえなければ、反応してもらえないのです。

チラシを成功させるためには、まず「興味を持ってもらう」「自分に当てられたメッセージだと気付いてもらう」ことが重要なのです。

士業のチラシ戦略:5つのポイント

お客様に「これって私のことだ!」と思ってもらうためには、次のポイントを抑えましょう。

士業のチラシ戦略:5つのポイント

(1)掲載サービス(商品)を絞る

自分が扱っている業務全てを、1枚のチラシで宣伝しようとしても、多くの場合、失敗します。

なぜかと言うと、先ほどもお伝えしたように、お客様に「これって私のことだ!」と思ってもらえないからですね。

感覚的に、「扱っているサービスすべてを書いておけば、誰か当てはまる人がいるだろう」と考えてしまうかもしれませんが、そうではありません。

業務内容がずらずら書かれている、誰宛のメッセージなのか分からないチラシは、速攻でゴミ箱行きです。

「相続案件の集客をしたいなら、相続案件だけ掲載する!」のように、掲載サービス(商品)は一つにしましょう。

(2)地域を絞る

「相続でお悩みの方へ」というメッセージよりも、「埼玉県所沢市で相続でお悩みの方へ」のように、地域も絞ったほうが反応が上がります。

これも、対象地域のお客様が「これって私のことだ!」と気付いてもらいやすくなるからです。

複数の地域にポスティング等する場合には、それぞれの地域に合わせて、地域名のところだけ変えて配布したほうがよいでしょう。

「埼玉県所沢市で~」や「埼玉県川越市で~」のように、市区町村などで区切って、地域に合わせた方が効果的です。

(3)何をして欲しいか?を絞る

チラシは、「読まれて終わり」では、意味がありません。

お客様に、何かしらの行動をしてもらう(申し込んでもらう、無料相談に来てもらう、セミナーに参加してもらう、など)ことが重要になります。

ただこれも、「無料相談やってます!セミナーもやってます!」のように、たくさんアピールすればいい、というわけではありません。

多すぎると、お客様が迷ってしまうので、基本的に一つに絞ったほうがよいのです。

「無料相談のご予約はこちらから、03-0000-0000(平日9:00~20:00)」のように、「お客様に何をして欲しいのか?(どんな行動をして欲しいのか?)」も伝えましょう。

(4)お問い合わせ情報は大きく載せる

電話番号やFAX番号などのお問い合わせ情報は、とにかく大きく、目立つように載せましょう。

まれに、電話番号がすごく小さく書かれているチラシを拝見しますが、お客様はわざわざ電話番号を血眼になって探してはくれません。

お問い合わせ情報がどこにあるか分かりづらいと、反応が激減します。

パッと見て、電話番号が目に入ってくるくらい目立っていることが重要です。

(5)キャッチコピーが9割

あなたも、多くのチラシを、チラッと見てすぐにゴミ箱に捨ててしまう経験がおありかと思います。

つまり、チラシは、お客様がチラッと見ただけでも「これって私のことだ!」と気付いてもらわなければいけない、ということです。

そのためには、キャッチコピーがとても重要になります。

例えば、次の2つのキャッチコピーだったら、どちらがお客様に興味を持ってもらえるでしょうか?

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おそらく、後者のほうが圧倒的に反応が良いでしょう。

たとえキャッチコピー以外の内容がすべて同じでも、キャッチコピーの違いだけで、ゴミ箱行きか、読んでもらえるか、が変わってくるのです。

なお、キャッチコピーの作り方については、以下の記事でも解説していますので、ご参照ください。

>> キャッチコピーの作り方&考え方のスベテ。事例も紹介。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

先ほどもお伝えしましたが、チラシは、お客様がチラッと見ただけでも「これって私のことだ!」と気付いてもらえなければ、即効でゴミ箱行きです。

人間は、自分宛てのメッセージにしか興味がありません。

ですので、いかに対象や地域、メッセージを絞って、お客様に興味を持ってもらえるか?が最重要課題なのです。

ぜひこれらのポイントを活かして、チラシを改善してみてくださいね。

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