そう思って、SEO業者への外注化を検討されている方も、いらっしゃると思います。
しかし、私は、SEO対策を外部に依頼することは、お勧めしていません。
なぜか?
その理由を解説します。
より詳しく知りたい方は、ガイドブックもぜひご覧ください。
まずはじめに。SEO対策の基本
SEO対策は、以下の記事にあるように、
- 内部対策
- 外部対策
の2つに分けられます。
>>SEO内部対策と外部対策の基礎 & どっちが重要?の答え
つまり、「SEO対策を外注化する」
ということは、「内部対策か外部対策(あるいは両方)を、業者に代行してもらう」
ということになります。
ただ、上記記事でも解説しているように、外部対策を意図的にやろうとすると、多かれ少なかれ、不自然なリンクが増えることになります。
自然ではないリンク増加は、検索エンジンからペナルティを受ける可能性があるので、お勧めできません。
外部対策(リンクが増える)というのは、結局のところ、「いい記事があるからリンクされる」のが王道と言えます。
つまり、内部対策(検索ユーザーにとって、役立つページを作る。つまり、ブログをコツコツ更新する)のほうが、優先度が高いと言えるのです。
そうなると、「内部対策を外注化しよう」
と考えたくなりますが…
ここに、SEO対策の外注化をお勧めしない理由があるのです。
SEO対策を外注(業者に代行依頼)するのをお勧めしない、2つの理由
「役立つページを増やしていく」という観点から言うと、SEO対策を業者さんに依頼するのは、私はあまりお勧めしていません。
理由は、主に以下の2つです。
(1)SEO業者に専門知識がなく、ただのリライトになりがち
ページを増やしていくには、当たり前ですが、その分野に関する知識が必要不可欠です。
例えば、障害年金について書こうとしたら、障害年金の知識が必要ですよね。
ただ、外部のライターさんは、基本的に、士業の分野の知識に疎いことが多いです。
結果、どうしても「Web上の情報のリライト」になってしまいがちです。
記事の書き方にもよりますが、リライトしただけの記事は、検索エンジンから見ると、評価が上がりづらいものです。
(2)コストが高くなりがち
(1)とも関連しますが、専門知識の部分を埋め合わせようとすると、
- もとから専門知識のあるライターさんに依頼する
- ライターさんに、調べながら書いてもらう
のどちらかになります。
前者の場合、専門知識のあるライターさんは、数が少ないので、どうしても高い単価になってしまいがちです。
また、後者の場合にしても、調べながら書くということは、ライターさんにとっては「時間がかかる」わけなので、これも単価が高くなってしまいがちです。
こういった理由から、「ページを増やしていくのは、自分でコツコツやったほうがいい」と助言しています。
(余談)SEO対策が大変なら、PPCも検討しよう
もし、ブログを更新する時間が取れないなど、SEO対策を実施するのが難しい場合には、PPC(リスティング広告)の実施も検討されることをお勧めします。
実際、当社のクライアントにも、「最初はSEOでアクセスアップしようと思っていたが、PPCの重要性に気付き、実践したところ、すぐ問合せを獲得できた」という方もいらっしゃいます。
(詳しくは、以下のページでもご紹介しています)
>>(お客様の声)開業2日後に問合せ獲得。PPCを始めるキッカケをくれたことに、感謝しています。
PPC(リスティング広告)については、以下のページでも解説していますので、ぜひご参照頂ければ幸いです。
>>PPC(リスティング広告)って何?な人もすぐ分かる!初心者向け解説
>>まだSEO対策だけやってるの?PPCと比較してメリットや違いを解説
(まとめ)問合せを増やすには、ブログを書く人の「色」も大切
ブログを書こうとすると、その文章には、必ずその人の「色」が出ます。
例えば、「障害年金の受給条件とは?」のような解説ページを書くにしても、書く人によって、表現の仕方は千差万別です。
あなたも、「同じことを言っているが、この人の話のほうが素直に聞ける、好感が持てる」という経験があると思いますが、この「その人なりの色」というのは、とても大事だと感じています。
それがひいては、顧客を自分のファンにすることに繋がり、結果、問合せ増や紹介増につながってくるからです。
ブログを書くのは、確かに面倒ですが、確実に蓄積されていく資産になります。
ぜひ、コツコツ取り組んで頂ければ幸いです。
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