ホームページは、そこに書く文章の違いで、集客力が大きく違ってきます。
ただ、「どんな文章を書けばいいのか?分からない…」とお悩みの方も、多いと思います。
そこで今日は、「3つのNot」というポイントについて、解説します。
お客様の「3つのNot」とは?
お客様は、
- Not read(読まない)
- Not believe(信じない)
- Not act(行動しない)
という、「3つのNot」という心理を抱えています。
当たり前と言えば当たり前なのですが…。
ホームページを見たお客様にとって、あなたという人間は、「初めて見た人」なわけです。
つまり、あえて強い言葉を使って言うなら、「最初の段階では、あなたは、お客様にまったく信用されていない」と言えます。
(あなたも、ネット上で見かけただけの人に、いきなり「自分の悩みを相談したい!」とは思いませんよね。お客様も、それと同じ心理なのです。)
あなたのことを信用していないからこそ、お客様は、
- Not read ⇒ あなたのホームページの内容を隅から隅まで読んでくれない。
- Not believe ⇒ あなたのホームページの内容を信じていない。
- Not act ⇒ あなたに相談しよう!お問い合わせしよう!と行動してくれない。
のです。
つまり、ホームページでは、あなたのことを全く信用していないお客様の「3つのNot」を打ち消さなければいけない、ということになります。
お客様の「3つのNot」を打ち消す!【マクスウェル・サックハイムの4つの質問】
それでは、どうすれば、お客様の「3つのNot」を打ち消せるのか?
そのために使うのが、【マクスウェル・サックハイムの4つの質問】というものです。
【マクスウェル・サックハイムの4つの質問】というのは、1900年代前半、米国で活躍した広告マンのマクスウェル・サックハイム氏が考案したものです。
具体的には、以下の4つになります。
マクスウェル・サックハイムの4つの質問
これらの質問への答えが、あなたのホームページ上に用意されていない限り、お客様は行動してくれなくなります。
逆に言えば、これらの質問への回答が、あなたのホームページ上に書かれていれば…
お客様は「この事務所にぜひお願いしたい!相談したい!」と思ってくれて、お問い合わせが増えます。
(1)なぜ、あなたの話を聞かなければならないのか?
この質問をクリアするには、例えばホームページ上に
- 将来起こりうるデメリット(あなたに相談しなかった時に起こりうるデメリット)
を書くことが、とても重要です。
書き方の一例
(2)なぜ、あなたの話を信用しなければならないのか?
この質問をクリアするには、例えばホームページ上に
- お客様の声や推薦者の声などの社会的証明
を書くことが、とても重要です。
(3)なぜ、行動しなければならないのか?
この質問をクリアするには、例えばホームページ上に
- お客様が得られるメリット
を書くことが、とても重要です。
書き方の一例
(4)なぜ、今、行動しなければならないのか?
この質問をクリアするには、例えばホームページ上に
- 緊急性
- 限定性
を書くことが、とても重要です。
書き方の一例
【マクスウェル・サックハイムの4つの質問】に答えるためには、まずあなたの強みを発掘すべし!
- (1)なぜ、あなたの話を聞かなければならないのか?
- (2)なぜ、あなたの話を信用しなければならないのか?
- (3)なぜ、行動しなければならないのか?
- (4)なぜ、今、行動しなければならないのか?
この4つの質問への回答は、事務所それぞれによって異なってきます。
あなたには、他とは違う、あなたの強み・特徴がありますので、それを伝えていかなければいけない、ということです。
つまり、【マクスウェル・サックハイムの4つの質問】に答えるためには、あなたがあなた自身の強みを理解しておく必要があるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
結局のところ、ホームページの文章というのは、「それを読むお客様の心理から逆算して書かなければならない」ということです。
書きたいことばかり書いていてもダメ、ということです。
あなたのホームページの文章は、お客様の「3つのNot」を解消できていますか?
ぜひ、見直してみてくださいね。
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