先日、弁護士の方より、こんなご相談をいただきました。
Google広告から「リマーケティングリストが無効になりました」という通知が来て、リマーケティングを使えなくなってしまいました。
比較的、反応も良かったので、使えなくなってしまうのは痛いのですが、どうすればいいでしょうか?
こんな場合の対処法を、お伝えします。
Google広告の「リマーケティングリストが無効になりました」の理由
Google広告では、以下のような理由で、リマーケティングリストが無効になることがあります。
>> 参考:Google広告公式ヘルプ:パーソナライズド広告について
上記に該当すると、以下のようなメールが届き、リマーケティングリストが無効(リマーケティングが使えなくなってしまう)になります。
特に士業の場合、「デリケートな悩みに関する広告」は、制限されやすい
理由は複数考えられますが、特に士業(弁護士、社会保険労務士など)の場合で言うと、「個人情報やデリケートな内容の情報を把握していると広告内で示唆すること」に該当してしまい、リマーケティングが使えなくなってしまうケースが多いです。
簡単に言えば、前述の弁護士の例だと、「離婚は、ユーザーのデリケート(センシティブ)な悩みなので、リマーケティング広告の配信は控えてくださいね」ということです。
離婚以外にも例えば、これまでの当社の経験だと、
- 障害年金
- 相続放棄
- 葬儀関連のサービス
などの分野では、同じようにリマーケティングが使えなくなってしまうケースを見たことがあります。
リマーケティングが使えないときの代替策×2
(1)Yahooの「サイトリターゲティング」
もしリマーケティングが使えなくなってしまったのなら、リマーケティングのキャンペーンは停止にしておきましょう。
そして、代わりに、Yahooのサイトリターゲティングを使うことをお勧めします。
サイトリターゲティングは、仕組みはGoogleのリマーケティングと同じで、「過去、ホームページに訪れた人をターゲティングできる」広告です。
サイトリターゲティングのほうは、本記事執筆時点でも、Google広告のような制限は起こっていません。
Google広告で制限がかかってしまった場合には、ぜひYahooのサイトリターゲティングをご活用くださいね。
(2)Google広告の「カスタムインテント」
カスタムインテントとは、簡単に言えば、「自分のサービスに興味がありそうな人をターゲティングできる(そういう人を狙って広告を出せる)=見込み客に効率よくアプローチできる」配信手法です。
詳しくは、以下のページで解説していますので、ご興味あれば、ぜひ活用してみてくださいね。
>> カスタムインテントオーディエンスの成功事例。効果的なキャンペーン作成手順もご紹介
まとめ
リマーケティング(サイトリターゲティング)は、ディスプレイ広告の中でもコンバージョンを獲得しやすい配信手法です。
だからこそ、積極的に活用していきたいですね。
あわせて、以下の記事もよく読まれています