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目標設定のコツ。達成を加速させる3つの要素とは?

目標設定のコツ。達成を加速させる3つの要素とは?

目標を立てても、いつも達成できずに終わってしまうんです…

先日、コンサル先のクライアントさんに、上記のような相談を受けました。

目標達成は、「頑張ればなんとかなる」といったような精神論ではなく、科学です。

コツを覚え、正しい目標設定ができれば、達成率はおのずと上がっていくのです。

今日は、目標設定&達成のコツをご紹介します。

目標設定のコツ。達成を加速させる3つの要素とは?

「目標が達成できるかどうか?は、目標設定の段階で決まる」と言っても、過言ではありません。

目標設定の際には、

  • 結果目標
  • 行動目標
  • 動機

という、3つの要素を含めることをお勧めします。

目標設定のコツ。達成を加速させる3つの要素とは?

順番に解説しますね。

「結果目標」と「行動目標」とは?

目標には、大きく分けると「結果目標」と「行動目標」の2種類があります。

具体的には、以下のようなイメージです。

「結果目標」と「行動目標」の例


(例1)
年商1000万円達成!は、結果目標
毎日3件営業のアポを取る、は行動目標

(例2)
ブログのアクセス数を月1万にする!は、結果目標
毎日ブログを更新する、は行動目標

(例3)
体重を3キロ落とす!は、結果目標
毎日2キロウォーキングする、は行動目標

(例4)
~~の資格をとる!は、結果目標
~~のテキストを毎日5ページずつやる、は行動目標


イメージがつかめましたでしょうか?

結果目標は「ゴール」にフォーカスしていて、行動目標は「プロセス」にフォーカスしている、とも言えますね。

多くの場合、目標達成が苦手な人は、「結果目標か行動目標のどちらかだけ」になってしまっているのです。

結果目標も、行動目標も、どちらも大事

結果目標も行動目標も、それぞれにメリット・デメリットがあります。










メリットデメリット
結果目標
ゴールが明確になる。

結果だけに気を取られ、一喜一憂してしまいがち。

達成のために、今何をすべきか?が曖昧。

行動目標
日々の行動が明確になる。

手段の目的化になってしまい、肝心のゴール(目的)を見失いがち。

このように、「どっちが良い悪い」ではなく、どちらも大事なのです。

つまり、「結果目標 ⇒ 行動目標」に落とし込もう、ということです。

さらに「動機」も大事

そして、もう一つ。

目標達成を加速させるには、「動機(Why)」も明確にしておくことをお勧めします。

目標設定&達成に必要不可欠な「動機(Why)」とは?

動機とは、「なぜやるのか?何のために?誰のために?」ということです。

人間は、動機がないと、一時的には頑張れても、途中でエネルギー切れになってしまうことが多いのです。

この動機の大切さを分かりやすく表現した、竹田和平さんの言葉をご紹介します。

日本一の大投資家が考える、「動機」の大切さ

竹田和平さんは、日本一の大投資家とも呼ばれている方です。

投資家なので、起業家に投資して(お金を渡して)、そこから配当をもらうわけです。

投資してもらった起業家(経営者)は、ビジネスが上手くいかないと、竹田和平さんに迷惑をかけてしまうので、謝りに来ます。

そうやって謝りに来た起業家に、和平さんは何を言うか?

  • 「せっかく投資したのに…」と、小言を言うのでしょうか?
  • 「もっと、こうしたらいい」と、ビジネスのアドバイスをするのでしょうか?

どうやら、違うようです。
和平さんは、こんなことを言ったそうです。

仕事というのは本来、尊いものだがね。
世のため、人のためになっているよね。

赤字になるのは、「何のために」という動機を忘れてしまうからだよねぇ。
だからわしは、その会社が何のために存在しているか、その動機を思い出させるのが仕事だがね。

「何のために」を思いだしたら、たちまち黒字だがね。
ワッハッハッハ!

これはビジネスに関して言っていますが、人生全体も同じだと感じます。

動機を忘れると、上手くいかなくなります。
進むべき方向を見失ってしまい、「とにかく頑張る」のような精神論になりがちです。

だからこそ、目標設定の段階で、動機を明確化しておくことが大切なのです。

動機は、「半径3メートル以内」にあったりする

ビジネスでの目標設定で「動機」というと、「世のため人のため!」「~~業界を変える!」のような大それたものをイメージされる方もいると思います。

しかし私は、多くの人を見ていると、「動機は、意外と近くにある」と感じています。

動機は、「半径3メートル以内」にあったりする

1つ、例を挙げましょう。

奇跡のリンゴの始まりは、奥様への愛だった

例えば、奇跡のリンゴで有名な、木村秋則さん。
木村さんは、無農薬でリンゴを作るのは不可能!と言われる中、無農薬でのリンゴ栽培に成功しました。

木村さんの動機は、奥様でした。

「リンゴの農薬散布のたびに、農薬アレルギーの妻の手がひどく荒れて可愛そう」だったから、無農薬のリンゴを作ろうと決心したそうです。

決して最初から「リンゴ業界を変えてやるんだ!」のような動機があったわけではないのですね。

あなたの「半径3メートル」には、誰がいますか?

そしてあなたも、その可能性が高いのです。

つまり、あなたが掲げた目標には、「半径3メートル以内の人を喜ばせたい、助けたい、救いたい」という動機が根底にあるのです。

半径3メートル以内というのは、パートナー、家族、両親、過去の自分、親しい友人などのことを指します。

「自分が目標達成したいのは、このためだったんだ!」

そうやって腑に落ちると、ものすごいエネルギーが湧いてきます。

半径3メートル以内の人への愛が動機となり、それをベースに行動することで、世の中全体にいい波が広がっていく。

私は、そう感じています。

あなたの半径3メートル以内には、誰がいるでしょうか?

ぜひイメージしてみてくださいね。

まとめ

私は、目標設定や目標達成は、とても楽しいものだと感じています。

「目標=ノルマ」ではありません。
「目標=ゴール」でもありません。

「目標=ラブ(LOVE:愛)」なのです。

あなたもぜひ、この観点で目標設定してみてください。

きっと、楽しくなると思いますよ^^

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