あなたは、デュアルディスプレイを使っていますか?
デュアルディスプレイとは、「モニターを2台使うこと」を指します。
マルチディスプレイとか、デュアルモニター、マルチモニター、などとも呼ばれます。
(3台ならトリプルディスプレイ、です。)
このデュアルディスプレイ、なんと、取り入れるだけで作業効率が140%もアップするのです。
非常に費用対効果の高いツールなので、ご紹介したいと思います。
デュアルディスプレイ(モニター二台)のおすすめ理由。メリット×3
「デュアルディスプレイを使うと、何が違うの?メリットあるの?」
デュアルディスプレイを使っていない方から、上記のような質問をいただくことがあります。
確かに、見た目は「単純にモニターの数が増えただけ」なので、傍目から見ると、そこまで違いを感じられないかもしれません。
しかし、実際に使ってみると、作業効率がまったく違うのです。
ハッキリ言って、「使っていないなら、四の五の言わずに、さっさとデュアルディスプレイにしてください」と言いたいくらい、作業効率が上がります。
では、なぜデュアルディスプレイにすると、誰でも簡単に作業効率が上がるのか?
それには、3つの理由があるのです。
(理由1)広い画面を活用し、仕事の作業効率がアップ
モニターが2台になることで、広い画面を使って作業できるようになります。
画面スペースの広さは、作業効率の良し悪しに大きく影響します。
例えば、狭い机で事務処理をしようとしたら、すごく効率が悪いですよね。
机が散らかってしまったり、ある書類の上に別の書類が重なってしまったり、効率悪いことこの上ないです。
これは、パソコンも同じです。
作業範囲が狭ければ、必然的に効率が落ちます。
使える画面スペースが広がることで、たったこれだけで、作業効率が上がるのです。
(理由2)表示切り替えの手間が減る
効率的な使い方はいろいろありますが、単に「モニターを二台並べる」だけでも、十分なほど便利になります。
画面スペースが広くなることで、ファイルの表示切り替えの手間が激減します。
1つの画面しかないと、複数のファイルを開こうとしても、限界があります。
そうなると、いちいちファイルを開いたり閉じたりすることになり、ストレスになります。
編集中のファイルを間違えて消してしまって、今までした作業が水の泡…みたいなミスも起こります。
これがデュアルディスプレイになると、解消されます。
例えば、以下のような使い方ができるのです。
左のモニターで… | 右のモニターで… |
---|---|
左で、ブラウザを開いて調べ物をしながら | 右で、ワードやエクセルを開いて調べた内容をまとめる |
左で、一つの資料を開いて | 右で、もう一つの資料を開いて比較する |
左で、資料を見ながら | 右で、メールを書く |
左で、動画セミナーを見ながら | 右で、マインドマップでメモを取る |
左で、エクセルのデータを見ながら | 右で、会計ソフトに入力する |
このように、複数のファイルを同時に開けるので、ファイルを開いたり閉じたりする手間が減ります。
結果的に、作業時間も短縮され、ストレスも軽減され、ミスも減るのです。
(理由3)基本、差し込むだけ。すぐに使える!
デュアルディスプレイは、ものにもよりますが、パソコンに挿せばすぐに使えます。
設定が必要な場合でも、ディスプレイに付属しているインストールドライバーを使えば、簡単に使い始められることが多いです。
面倒な配線の知識なども必要ないので、誰でもすぐに使えるのです。
作業効率が約1.5倍になった!という事例も
では、デュアルディスプレイを導入すると、どれくらいの費用対効果が見込めるのか?
とある研究結果によると、なんと作業効率が42%もアップした!という事例もあるそうです。
参考URL:https://www.steelcase.com/research/articles/how-multiple-monitors-affect-productivity-and-wellbeing/
42%アップということは、およそ1.5倍も作業効率が良くなった、ということでもあります。
これはつまり、あなたが1日8時間働いていたとすると、約5.6時間ほどで仕事が終わる、ということでもあります。
この効果を分かりやすく伝えるため、金額に換算してみましょう。
仮に、あなたの今の月収が、50万円だとしましょう。
そして、1ヶ月あたりの労働時間が160時間だとします。
この場合、あなたの時給は、「月収50万円÷160時間=3125円」と計算できますよね。
この場合の金額換算の効果は、以下のようになります。
上記の表からも分かるように、なんと、年間180万円もの節約効果が生まれるのです。
この後ご紹介しますが、デュアルディスプレイの値段は、高くても3万円前後です。
しかも、一回払いきりです。
3万円払うだけで、年間180万円の効果を得られるなら、これは導入しない手はないですよね。
おすすめのデュアルディスプレイは?
デュアルディスプレイを導入する時には、基本的には「使っているパソコンと同じ大きさの画面にする」ことをお勧めします。
画面サイズがチグハグだと、少し違和感がありますし、並べた時に美しくありません。
なお、私のおすすめは、以下の2種類です。
デスクトップで使うなら、Dellのデュアルモニター
デスクトップで使うなら、Dellの「U2412M 24インチ」をお勧めします。
こちらは、画面が縦横自由に回転できるので、ご自身の作業内容によって向きを変えられるのが特徴です。
画面の高さも上下に動かせるので、見やすい高さに合わせることで、目の疲れも軽減できます。
モバイル(外出先)で使うなら、ASUSのモバイルマルチモニター
デュアルディスプレイは、事務所でしか使えないと思っている方も多いですが、そんなことはありません。
モバイルモニターを使えば、外出先でも高い作業効率を維持できます。
私のお勧めは、ASUSのモバイルディスプレイです。
重さも軽く、厚さも薄いので、とても便利です。
私も出先に持ち歩いて使っています。
こんな感じで使えます。
まとめ:四の五の言わずにデュアルモニターを活用しよう
デュアルディスプレイは、導入するだけで費用対効果を得られます。
値段以上の効果が得られるのに導入しないなんて、これほど損なことはありません。
まだ使っていない方は、ぜひデュアルディスプレイを使ってみてくださいね。
きっと、作業のしやすさに驚くと思います。
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