今日は、SEO対策の失敗事例を、2つご紹介します。
SEOには、おさえるべき基本があります。
それを外してしまうと、例えば、「ブログを毎日更新しているのに、検索上位に出てこない…」のように、せっかくの努力が水の泡になってしまうこともあるのです。
今日は、SEO対策の失敗事例を反面教師に、あなたのホームページを上位表示させるコツを解説します。
SEO対策の基本は「検索ユーザーに役立つ情報を書くこと」
結論から言うと、SEO対策の基本であり本質は「検索ユーザーが読んで、役立つ!と思ってもらえる情報を書くこと」です。
検索エンジン(GoogleやYahoo)は、「検索ユーザーにとって役立つページを上位表示させる」ことを目指して、日々進化しています。
であれば、私たちSEO対策実践者も、同じように「検索ユーザーに役立つ情報を出す」ことに注力すべきですよね。
ブログの記事数や更新頻度も確かに大事だが…
「記事数が多ければ、それだけ上位表示されやすい」
「頻繁に更新すると、上位表示されやすい」
上記のように言われることもあります。
確かに、記事数や更新頻度も、検索順位を高める要素にはなっています。
しかし、いくら毎日更新していても、書いている内容が検索ユーザーに役立つものでなければ、検索上位には上がってこないのです。
SEO対策の失敗事例×2
(1)ライバルサイトと比較して、コンテンツ(内容)が薄い…
例えばあなたが、「相続税対策 土地」というキーワードで上位表示を狙っているとします。
そして、「土地を活用して相続税対策するポイント」のようなブログ記事を書こうとしているとしましょう。
この時気をつけてほしいのが、「ライバルは、どんなコンテンツ(内容)を書いているのか?」です。
SEO対策は、ライバルとの相対関係で順位が決まってきます。
あなたが「これは役立つ!」と思って気合を入れて書いても、ライバルがそれ以上のコンテンツを出していたら、上位表示はできません。
(逆に、あなたがサラッと書いた内容だったとしても、それ以上の情報を出しているライバルがいなければ、上位表示できることもあります。)
つまり、「自分がどれだけ頑張って書いたか?」ではなく、結局「検索ユーザーに役立つか?」が大事である、ということです。
(2)引用ばかりでオリジナリティがない…
「他のサイトにある情報を引用しただけ」のようなページは、なかなか上位表示されません。
引用しただけなら、引用元のページを見れば済むわけなので、検索エンジンは、引用しただけのページをわざわざ上位表示させる必要がないわけです。
よく見かけるのが、「助成金の情報を、ただ引用しただけのページ」や、「法改正の内容を、ただ引用しただけのページ」などです。
これらのページを増やしても、本質的な意味で検索ユーザーの役には立っていないので、上位表示できないのです。
あなたのホームページを上位表示させるための3ステップ
(Step1)まず、上位表示を狙っているキーワードで検索する
はじめに、あなたが上位表示を狙っているキーワードで検索しましょう。
(Step2)ライバルサイトのコンテンツをチェックする
検索結果に出てきたライバルサイトをチェックしていきます。
チェックすべきポイントは、以下のような内容です。
- 情報量(検索ユーザーのニーズを満たす情報量があるか?)
- 分かりやすさ(検索ユーザーが読んで分かりやすい内容か?)
- 内容(どんな内容が書かれているか?)
(Step3)価値あるコンテンツを書く
(Step2)で見つけたライバルサイトよりも、検索ユーザーにとって価値あるコンテンツを書ければ、上位表示を達成できます。
方法としては、以下の3つです。
(方法1)ライバルサイト以上の情報量・分かりやすさの記事を書く
最初にもお伝えしたように、検索エンジンは、「検索ユーザーにとって役立つページを上位表示させる」傾向にあります。
そのため、「ライバルよりも情報が多く、分かりやすい記事」が書ければ、上位表示させることができます。
(方法2)ライバルサイトにはない、独自の視点で書く(オリジナリティ・バラエティ)
(方法1)で、「ライバルサイトよりも優れた情報を出す」とお伝えしましたが…。
とは言え、キーワードによっては、上位表示されているライバルサイトのほとんどが、かなりの情報量を出していたりするケースもあります。
そんな時には、「ライバルサイトにはない、独自の視点で書く」ことをお勧めします。
検索エンジンは、「情報のオリジナリティ」や「検索結果のバラエティ」を重要視しているので、独自の視点で書いた記事は、上位表示されやすくなるのです。
この「オリジナリティ」「バラエティ」については、以下の記事でも解説していますので、ご参照頂ければと思います。
>> いつやるの?今でしょ!コンテンツマーケティングの基本&コツ×5
(方法3)引用する時には、検索ユーザーに役立つ情報をプラスする
先ほど、「引用ばかりのページは、上位表示できない」とお伝えしました。
しかし、「引用するのがダメ」という訳ではありません。
例えば、あなたが「●●助成金が出ました!」という内容の記事を書きたいとします。
しかし、その助成金の説明ページを引用しただけでは、上位表示は期待できません。
そうではなく、例えば「新たに出た●●助成金を活用する、3つのポイントとは?」のように、引用元の情報にプラスして、あなたの意見を加えてあげるのです。
こうすることで、検索エンジンが、「この情報は、ただ引用されただけでなく、検索ユーザーに役立つ情報がプラスされているから、上位表示させる価値がありそうだ」と判断してくれて、上位表示が期待できるのです。
まとめ:SEOの失敗事例を反面教師に、上位表示を目指そう
いかがでしたでしょうか。
SEO対策について調べると、「やれキーワードだ」「やれリンク獲得だ」のように、いろいろなテクニックが解説されています。
SEO対策を本業にしていない人が、これら全てを頭に入れようとするのは、正直難しいです。
ただ、SEO対策の基本となるのは、最初にお伝えした「検索ユーザーにとって役立つ情報が上位表示される」というものです。
細かいテクニックに惑わされずに、基本(本質)をおさえて取り組めば、そこまで難しいものではありません。
あなたも、この記事を参考に、SEO対策に取り組んで頂ければ幸いです。
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