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士業マーケティング最前線!業界トレンド×3を掴んで業績アップの波に乗ろう

士業マーケティング最前線!業界トレンド×3を掴んで業績アップの波に乗ろう

先日、株式会社アックスコンサルティングの坂田篤史さんとお会いし、「士業業界のマーケティングのトレンド」についてお聞かせ頂きました。
(上のお写真、右側の男性です)

何事においても、”トレンドを掴む、波に乗る”ことは、とても大切です。
それこそ一昔前は、「ホームページを作るだけで問合せが増える」「PPC(リスティング広告)を出すだけで集客できる」なんていう時代もあったのですから。

今日は、士業が注目すべきマーケティングのトレンドをご紹介します。

今後の士業業界のトレンド×3

(1)動画マーケティング

1つ目のトレンドは、「動画マーケティング」です。

今や、ホームページは、多くの事務所が活用してきています。
その中で、まだ活用されきっていないのが、動画なのです。

動画は、新たな可能性を秘めています。
文字や画像だけでは伝えられない情報を伝えられるのは、動画の強みです。

士業は、言ってみれば「人が商品」とも言える業界です。
人の良さを伝えるには、文章や画像だけでは限界があります。

そこで活躍するのが動画です。

  • 声から伝わる信頼感
  • 仕草から伝わる安心感
  • 印象が与えるブランディング効果

動画には、こういった情報を伝える力があります。

士業の動画の活用法については、以下の記事でも詳しくまとめていますので、ぜひご参照下さい。

>> 士業が、動画を使って受注率(受任率)を高める方法×2

(2)アウトソーシング

2つ目のトレンドは、「アウトソーシング」です。

国内消費が先細っている日本国内では、企業もどんどん疲弊していきます。
その中で、「アウトソーシングできるものは、どんどん外注化していく」という傾向が強くなってきています。

坂田さんが言うには、例えば税理士・会計士業界で言うと「経理代行」は、今とても熱いそうです。
現に、アックスコンサルティング社も、経理代行サービスを提供しているほどです。

企業にとっては、経理担当を月給20万で雇うよりも、月額数千円~数万円でアウトソーシングできた方が、コスト削減になります。
加えて、税理士の専門的なアドバイスを受けられるなら、企業側にしても、とてもお得なのです。

このように、時代はアウトソーシングの方向に向かっています。
この流れに乗らない手はありません。

(3)伸びていく事務所に共通する、3つの方向性

繁盛している士業事務所は、事務所の方向性が明確です。

士業が目指すべき方向性は、大きく分けて、次の3パターンに分かれます。

(方向性1)大規模総合化

扱う業務などは絞らずに、幅広い業務をまんべんなく扱っていくのが、「大規模総合化」の方向性です。

ただ、注意したいのが「士業業界は、業務分野が細分化されてきている」ということです。

例えば行政書士で言えば、建設業許可や相続、会社設立など、業務分野は多岐に渡ります。
これらを全て少人数の事務所で運営するのは、マンパワーに限界が出てきます。

また、広い分野を扱おうとすれば、資金力も分散します。

このように、大規模総合化を目指すには、ある程度の規模と資金力がないと難しくなってきていると言えます。

この後紹介する「業種特化」「業務特化」を経て、最終的に「大規模総合化」を目指していくのがベターです。

(方向性2)業種特化

業種特化とは、「ある業種に専門特化して、その分野でNo.1になる」戦略のことです。

例えば、税理士・会計士業界で言えば、以下のような業種に特化した事務所が出てきています。

  • 介護
  • 歯科
  • 飲食
  • 美容
  • 不動産
  • 風俗営業店

このように、特定の業種に特化することで、その業界に詳しくなり、コンサルティングなども提供できるようになります。

今の時代、他の事務所と同じサービスを提供しているだけでは、選ばれづらくなります。
そのため、コンサルティングなどの付加価値が付けられるかどうか?で、競争力が大きく変わってくるのです。

(方向性3)業務特化

業務特化とは、「ある業務に特化して、その業務でNo.1になる」戦略のことです。

例えば、税理士・会計士業界で言えば、以下のような業務に特化した事務所が出てきていますよね。

  • 相続税(相続)
  • 銀行融資の獲得
  • 事業再生
  • 経理代行

このように、手広くやらずに、あえて業務を絞ることで、選ばれるようになります。

「一点突破・水平展開」という考え方

稀に「業務を絞ると、それしか仕事が来なくなってしまうのでは?」と心配される方がいますが、安心して下さい。

“特化する”というのは、あくまで”見せ方を絞る”だけであって、他の業務もちゃんと受注できます。

例えば、ホームページでは「当事務所は、銀行融資サポートに強いです!」と打ち出したとします。
すると、ホームページからの問合せは、銀行融資に関するものが多くなります。

しかし、銀行融資関連の仕事しか取れないのか?と言うと、そうではありません。

銀行融資で悩んでいる顧客から問合せしてもらった後に、その顧客に、追加提案という形で顧問契約などを提案すれば良いのです。

このように、入り口であるホームページでは1つの業務に絞り、入ってきたお客様に他のサービスも提案していく方法を「一点突破・水平展開」と呼びます。

トレンドをいち早くつかむために必要なのは、「情報」への貪欲さ

アックスコンサルティングの坂田さんの言葉で、私が印象的だったのが、「情報への貪欲さ」というものでした。

坂田篤史さん
私のこれまでの経験上、伸びている事務所ほど、情報を聞きたがります。

  • 他の事務所は、どんなことをやっているのか?
  • 業界は、どういう方向に進んでいるのか?

こういった情報に貪欲なのです。

情報への感度が高い事務所は、例外なく成長しています。

そして、士業業界の流れの中で、こういった警告もされていました。

坂田篤史さん
現在、士業業界は、どんどんボーダーレスになってきています。

ある士業の仕事を、他士業が奪い始めている。
これは、時代の流れと共に、もっと出てくると思います。

場合によっては、士業ですらない、まったく別の業界からライバルが参入してくることもあります。

こういった時代の中で生き残るには、「知っているか?知らないか?」で大きな差がつきます。

今の時代、情報格差が、結果に大きな差を生み出します。

あなたもぜひ、貪欲に情報収集して頂ければと思います。

編集後記:士業の最新情報を、貪欲に掴んでいきたいあなたへ

先ほど「情報への貪欲さが、成否を分ける」といったお話をしましたが…

アックスコンサルティング社は、この「士業業界の最新情報」を届けるために、「Professional Service Online」という士業向け経営戦略マガジンを提供されています。

Screenshot

Professional Service Online

士業向け経営戦略マガジン。士業業界の最新トレンドや、他事務所が実践しているマーケティング手法など、盛りだくさんの内容です。

私も早速、創刊号を拝見しましたが、士業業界の最新情報が盛りだくさんで、多くの士業の方にお勧めしたいです。

「Professional Service Online」記念すべき創刊号を拝見しました

例えば、以下のような「他事務所の参考事例」が詳しく解説されていたり、
他の事務所が行っている、マーケティングの実例も解説されています

以下のような「業界の情報」や「士業のマーケティングの特集」はもちろん、
業界に特化した、マーケティングの最新情報も!
どんな業務が狙い目か?も解説。グラフなどのデータも分かりやすい。

「国内ニュース」や「海外の士業業界のニュース」なども掲載されています。

日本国内の士業業界の流れが、一目瞭然!
国内だけでなく、海外の情報も掲載。いち早く最新情報を掴めます。

「海外の流れは、数年遅れで日本に入ってくる」とも言われますが、やはり日本のみならず、海外の状況も知っておけるのは、とても大きなメリットです。

本当に、情報を知っているか?知らないか?で、大きな差がつくと感じました。

興味のある方は、以下から詳細の確認や、購読の申し込みもできますので、ぜひご活用下さい。

「Professional Service Online」の詳細は、こちらをクリック

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