こういった疑問を解消するヒントになればと思い、今日は「ホームページに書くべき内容」について解説します。
実は、商品(サービス)説明より大事なことがあるので、ぜひ参考にしてください。
ホームページに何を書くか?は、お客様の興味を把握すれば、自ずと分かる
大事なことなので、最初にお伝えしておきます。
それは、「お客様は、あなたのサービス自体には、まったく興味がない」ということです。
(言葉はアレですが…^^;)
より正確に言うと、「お客様は、サービス自体に興味があるのではなく、それによって得られるメリットが欲しい」のです。
分かりやすいように、一つ例を挙げて解説しましょう。
例:ライザップのCM
ライザップのCMを思い浮かべてみてください。
ライザップのCMを見ると、「ダイエットのビフォーアフター」がハッキリ分かりますよね。
と言うか、「ビフォーアフターしか見せていない(どんなサービスを提供するか?は、全く説明なし)」ですよね。
ライザップを使う人の多くは、「痩せたい!」というニーズを持った人です。
- ライザップで、どんなトレーニングをするのか?
- どんな食事制限プログラムがあるのか?
こういった「サービス内容」よりも、まず知りたいのは「本当に痩せられるのか?(どんなメリットが得られるのか?)」なのです。
だからこそ、ライザップは、CMで「こんな風に痩せられます!」というメリットだけを、強調して伝えているのです。
では、なぜ「得られるメリット」を強調すべきなのか?
その理由は、「人間が、論理よりも、感情を優先して物事を決定するから」です。
人間は、感情で決断し、論理で正当化する生き物である
人間は、論理的に考えているようで、多くのことを感情で決めています。
例えば、「最近頑張ってるし、自分へのご褒美で、ブランド物の洋服を買っちゃおう!」みたいな人っていますよね。
この人の思考回路は、以下のようになっています。
- あ、この洋服、いい感じ!欲しいなぁ。
- 最近、仕事頑張ってるもんな。今日買えば割引になってるみたいだし、特典でキーケースも付いてくるならお得だよね!(論理的に考えて、正しい選択だよね!)
このように、先に「欲しい!」という感情があり、後から「割引だし、特典も付いてるし」のような論理で自分を納得させているのです。
そして、このポイントは、ホームページにも応用できるのです。
サービス内容(論理)以上に、得られるメリット(感情)をちゃんと書こう
サービス内容や料金といった情報も、確かに重要です。
しかし、それらの情報は、言わば「論理」の情報です。
論理だけでは、「欲しい!」とは思ってもらえないのです。
そうではなく、「あなたは、こんなメリットを得られますよ」という情報を伝え、「欲しい!」と思ってもらう必要があるのです。
そのためには、例えば以下のような情報を書くことをお勧めします。
- 「お客様の声」を出す
- 「解決事例」を出す
- ベネフィットライティングで書く
このような情報を伝えてあげることで、顧客の思考回路は、以下のように動きます。
なお、ベネフィットライティングでについては、以下のページでも解説していますので、合わせてご参照下さい。
ホームページに何を書くべきか?:まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回お伝えした内容をまとめると、「お客様が、サービス利用後の”明るい未来”を想像できるか?が大事である」ということです。
あなたのホームページを読むと、「明るい未来」が想像できますか?
ホームページに何を書くべきか?迷ったら、ぜひチェックしてみてくださいね。
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