ブログを書いている士業の方も、多いと思います。
ブログを更新することで、ホームページの情報量も増えて、SEO対策にも有利になります。
今日は、士業がブログを効果的に活用するコツをご紹介します。
士業がブログに書くべきこととは?
ブログに書くべき内容としては、例えば以下のような内容を載せていくことをお勧めいたします。
- あなたの業務分野・専門分野に関連する記事(お客様が読んで役に立つこと)
- 時事的な記事(消費税増税についての記事、など)
- 最近あった出来事に対する記事(~~の勉強をしていて気づいたこと、など)
- セミナーの告知
- 開催したセミナーのまとめ記事
ただ、こういった内容をただ単に書いていても、なかなか読まれません。
なぜ読まれないのか?と言うと、ブログを始め、ネット上にある記事というのは、「無料で読める」からです。
書籍のように、お金を出して買った情報なら、「読もう」とする気持ちが強くなります。
しかし、ブログ記事のような無料で読めるものだと、「読もう」とする気持ちがそこまで強くないのです。
だからこそ、ブログ記事を書く時には、書き方にちょっとしたコツがいるのです。
ブログ記事は、「お客様が読んで役に立つ」ことが大前提
ブログ記事を獲得の最大のコツ。
それは、「お客様が読んで役に立つように書く」ことです。
当たり前だろう、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、書き方の違いで、読まれるかどうか?が大きく違ってきます。
具体例をあげて解説しますね。
(例1)「税制が改正されました」だけではダメ
例えば、税理士の方のブログを見ていると、「税制が改正されました」のような記事を見かけます。
確かに、ご自身の専門分野に関する記事なのですが、実はこれだと読まれません。
税制が改正された情報だけでは、お客様は、その情報が自分に立って役立つのか?がわからないからです。
ですので、例えば、「税制が改正されました」だけではなく、「~~の改正にともなって、気をつけるべきポイントとは?」のようにすることをお勧めいたします。
こうすることでお客様が、「この改正は、自分にも関係のあることなんだ、気をつけておこう」と感じてくれ、記事を読んでくれるようになります。
(例2)「セミナーを開催しました」だけではダメ
他にも、「相続税対策セミナーを開催しました」のような、セミナー開催情報を書いている方もいます。
しかし、これも、ただ単に「開催しました」だけでは、読んでも役立たないですよね。
なので、例えば「○月○日の相続税対策セミナーでお話したポイント5つ」のようにすると良いでしょう。
例えば私の事例ですが、以前開催したセミナーの内容をまとめた記事が以下にあります。
>> 【2017/4/5セミナー速報】ホームページから質の高い問合せ(上客)を獲得するには?
上記の記事も、ただ単に「士業向けの集客&マーケティングセミナーを開催しました」ではなく、「ホームページから質の高い問合せ(上客)を獲得する」ためのポイントの解説もサラッと交えています。
こうすることで、「お客様が読んで役に立つ」「お客様が読みたくなる」ようになりますよね。
芸能人のブログとは違う
ブログと聞くと、まれに、芸能人が書いているようなブログを想像される方がいらっしゃいます。
芸能人の方のブログの内容は、例えば、「~~を食べに行ってきました!」とか、「旅行に行ってきました」とか、「うちのペットが可愛い」とか、私生活に関する記事を更新しています。
しかし、多くの場合、人間は他人の私生活には興味がありません。
あなたも、例えば、日本のどこかにいる、とあるラーメン屋の店長さんが、今日の昼に何を食べたか?を知りたいとは思いませんよね。
芸能人の場合は、すでにその芸能人のファンの方がいて、私生活を公開することでファンの方が喜んでくれるから、意味があるのです。
しかし、士業の場合、ホームページやブログは「集客する」ことが目的です。
私生活を公開する場ではありません。
そのため、ブログでは「お客様が読んで役に立つ」ことを書き、読んだお客様に「この人は専門家なんだな」「信頼できる人なんだな」と感じてもらうことが大切になります。
士業のブログで大切なのは、先生が専門知識に精通していて、それをお客様が読んで役立つようにわかりやすく解説してあげることで芸能人のブログとは、使い方が違うので、注意しましょう。
まとめ
まとめると、今日お伝えしたかったことは、以下のようになります。
- 士業にとって、ブログは「集客」のためのもの(私生活を披露する場ではない)
- 「お客様が読んで役に立つ」ことが大前提
- お客様が読んで役立つように、書き方を工夫して更新する必要がある
これらに気をつけて、ブログを活用してみてくださいね。
あわせて、以下の記事もよく読まれています