もしあなたが、ホームページからの問合せを増やそうとして、アクセスアップしようとしているなら。
アクセス数を増やす前に、「数よりも率を上げる」ことに注力することをお勧めします。
どういうことか?
具体的に解説しますね。
ホームページ集客の基本公式
ホームページからの集客力は、以下の公式で決まります。
上記の式で言うと、
- 数:アクセス
- 率:「ホームページの反応率」と「受任率(受注率)」
ということになります。
先ほど、「売上アップしたいなら、数よりも率を上げよう」とお伝えしましたが、つまり、「アクセスを増やすよりも、ホームページの反応率や、受任率(受注率)をアップさせたほうが早い」ということです。
「数」を増やすのは、時間と手間、お金がかかることが多い…
ホームページへのアクセスを増やそうとした場合、対策としては、SEO対策か、PPC(リスティング広告)を使うことになります。
確かに、これらの対策を実施すれば、アクセスは増えます。
しかし、
- SEO対策:上位表示までに時間がかかる、ページ追加の手間がかかる
- PPC(リスティング広告):広告費がかかる
というデメリットがあるのも、また事実です。
確かに、これらのアクセスアップ対策は、重要なものです。
しかし、その前にやるべきことがあるのです。
それが、「率をアップさせること」なのです。
「率」を上げるのは、早いし無料でできる
なぜ「率」に注目するのか?
それは、「率を上げるのは、すぐにできるし、無料でできるから」です。
「ホームページの反応率」をアップさせる方法
ホームページの反応率は、以下のような対策を行うことで、アップさせることができます。
- 強みの書き方を工夫する(ベネフィットライティングにする)
- 写真を多く載せて、事務所を「見える化」する
- 料金表を見やすく、分かりやすく、魅力的にする
- キャッチコピーを、もっと刺さるようにする
- 問合せフォームを工夫する
- ターゲットの悩みを理解する
- プロフィールを魅力的にする、自己開示する
- 理念を強く打ち出す
これらは、言ってみれば「ホームページの中の文章を変えるだけ」です。
すぐにできますし、無料でできます。
これによって、反応率が仮に「1%⇒2%」にアップしたとしましょう。
1%なんて小さな数字に見えるかもしれませんが、反応率が2倍になるということは、つまり、問合せ数も2倍になる、ということです。
率をアップさせることは、結果に大きな影響を与えるのです。
それぞれ、詳細は以下のページで解説していますので、ご参照下さい。
> 強みの書き方:誰でも5ステップでできる実践例を紹介
> 士業がホームページに載せるべき写真×9。事務所を見える化して問合せ率アップ!
> 料金表の作り方:ポイント12個まとめ。顧客心理を捉える事例もドサッとご紹介!
> キャッチコピーの作り方&考え方のスベテ。事例も紹介。
> 反応が取れる!お問い合わせフォームの作り方:ポイント×5
> コピーライティングの基礎中の基礎。師匠に教わった、売れる文章を書くコツとは?
> 【事例あり】効果的なプロフィールの書き方。絶対いれたい9項目を解説
> 経営理念の作り方。明確な”Why”は、圧倒的な差別化要因になる!
「受任率(受注率)」をアップさせる方法
受任率(受注率)は、以下のような対策を行うことで、アップさせることができます。
- 電話対応を改善する(ハキハキ答える、自分の声を録音して聞いてみる、など)
- 無料相談の時に使う資料の改善する(料金表、サービス案内、など)
- 無料相談の時のトークを改善する
ちなみに、無料相談のときには、以下で紹介する「ラブレターチラシ」などのツールを活用するのもお勧めです。
> 士業は事務所案内を作るな!?愛されるチラシ戦略をプロに聞きました
これらの対策も、やろうと思えば今すぐできますよね。
私のクライアントにも、「アクセスアップ対策を行おうと思っていたが、先に電話対応を改善したら、すぐ売上が上がった」という方がいらっしゃいます。
ぜひ、実践してみて下さい。
まとめ
いかがでしょうか。
率を上げる対策は、正直、すごく地味です。
しかし、上記で書いたように、その効果は非常に大きなものがあります。
「数よりも率を上げる」という視点を、ぜひ忘れないでいただければと思います。
参考になれば幸いです。
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