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SEOキーワードの選び方:月20件の問い合わせを獲得する秘訣

SEOキーワードの選び方:月20件の問い合わせを獲得する秘訣

SEO対策を行う上で、キーワードの選び方は、とても大事なポイントになります。

いくら小手先のSEOテクニックを磨いても、キーワード選定の段階でミスしてしまえば、その後の努力はすべて水の泡になります。

逆に、たとえSEOにそこまで詳しくなくても、キーワードを正しく選ぶことができれば、上位表示され、お問い合わせを増やすこともできるのです。

SEO対策を成功させ、お問い合わせを増やせるか否か?は、キーワード選定の段階で9割がた決まってしまう、と言っても過言ではないのです。

ここでは、SEO対策を行う上で、士業専門で活動している弊社が実践しているキーワード選定の方法を、ポイントをかいつまんでご紹介させて頂きます。

SEO対策による、アクセスアップ効果の実例

まず、キーワード選定を正しく行うと、どんなSEOの効果が得られるのか?をご紹介させて頂きます。

以下のデータは、SEO対策を行っている弊社クライアント様の検索順位の推移です。

SEO対策による、アクセスアップ効果の実例

右肩上がりで、アクセス数が伸びてきていることが、お分かりいただけるかと思います。

実際、このクライアント様は、1ヶ月あたり平均20件前後のお問い合わせを獲得されています。

このように、キーワードを正しく選ぶことによって、SEOを成功させ、お問い合わせを増やすことができるのです。

キーワードとは?

キーワードの選び方について解説していく前に、まずは、SEO対策を行う上で、

  • そもそも、キーワードとは何なのか?
  • なぜ、キーワードが重要なのか?

についてお話したいと思います。

キーワード=お客様が検索する言葉

キーワードとは、「お客様が検索する言葉」のことです。

キーワードとは、「お客様が検索する言葉」のこと

例えば、新宿で税理士を探しているお客様は、「新宿 税理士」のようなキーワードで検索します。

他にも、例えば、離婚で悩んでいて弁護士を探しているお客様は、「離婚 弁護士 相談」のようなキーワードで検索します。

これらの「新宿 税理士」や「離婚 弁護士 相談」などを、キーワードと呼びます。

キーワードには、「相続」のような単語一つのものもあれば、「新宿 税理士」や「離婚 弁護士 相談」のような2つ以上の単語の組み合わせになっているものもあります。

なぜ、キーワードが重要なのか?

ネット集客を成功させ、お問い合わせを増やすためには、キーワードはものすごく重要なポイントになります。

キーワードの選び方で、ネット集客が成功するか否か?の9割が決まってしまう、と言っても過言ではないのです。

なぜかと言うと、ネット上では、

  • 「検索されている = 需要がある」
  • 「検索されていない = 需要がない」

と考えられるからです。

士業のホームページのアクセスは、そのほとんどが検索経由(検索してやってくるお客様が圧倒的に多い)です。

そのため、いくら良いサービスを提供していても、それを探す(検索する)お客様がいなければ、お問い合わせは増えないのです。

また、検索されていたとしても、そのキーワードを狙ってSEO対策を行っているライバルが多ければ、上位表示は難しくなります。

このように、キーワードの選び方一つで、お客様の数(需要)やライバル状況も異なってきます。

これらの理由から、SEO対策を行う上で、キーワードは非常に重要なポイントといえるのです。

検索されないサービスの集客方法


先ほど、「検索されていない = 需要がない」とお伝えしましたが、では検索されないサービスは集客できないのか?と言うと、そうではありません。

ここでは例として、社会保険労務士の顧問契約サービスを考えてみましょう。

社会保険労務士の顧問契約は、ネット上から直接集客しづらいものの一つです。

なぜかと言いますと、「お客様がほとんど検索しない」からです。

こういう場合には、ネット上からは「助成金申請」や「就業規則作成」といった、お客様が検索するサービスを打ち出すことをお勧めします。

そして、実際にそれらのサービスの相談に来られたお客様に対して、口頭で、顧問契約もあることをお伝えし、クロージングする流れがベターです。

このように、検索されづらいサービスを集客したい場合には、検索されているサービスを打ち出し、口頭でクロージングする、という方法がお勧めです。

詳細は、以下の記事でも解説しています。

>> 社会保険労務士が顧問契約を獲得するためのホームページ集客ノウハウ

SEOキーワードの選び方:ポイント×3

ここまでで、SEO対策を行う上で、なぜキーワードが重要なのか?がお分かり頂けたと思います。

ここからは、実際にキーワードを探し、選んでいく流れについてご紹介させて頂きます。

キーワード選定で重要なポイントは、以下の3つです。

SEOキーワードの選び方:ポイント×3

検索数

キーワード選定の1つ目のポイントは、「検索数」です。

いくら頑張ってSEO対策を行って上位表示できたとしても、そのキーワードの検索数が少なかったり、ゼロだったりすれば、意味がありませんよね。

先ほどもお伝えした通り、ネット上では、

  • 「検索されている = 需要がある」
  • 「検索されていない = 需要がない」

と考えられますので、検索数が何回あるか?は、SEOを行う上で、とても重要なポイントなのです。

(検索数の調べ方については、後ほどご紹介させて頂くツールを使うことで、調べることができます。)

購買意欲

キーワード選定の2つ目のポイントは、「購買意欲」です。

キーワードの質、とも言えます。

例えば、

  • 「税理士」で検索する人
  • 「税理士 相談」で検索する人
  • 「税理士 相談 新宿」で検索する人

の3人がいたとします。

この3人の中で、もっともお問い合わせをしてくれそうな人は、どの人でしょうか?

結論から申し上げますと、「税理士 相談 新宿」で検索する人が、最もお問い合わせをしてくれそうだ(購買意欲が高そうだ)と考えられます。

一つ一つ検証していきましょう。

まず、「税理士」で検索する人は、その人がそもそも、どんな目的で検索しているのか?が分かりづらいのです。

「税理士」で検索する人は、

  • 「税理士」という単語の意味を知りたいだけなのか?
  • その人自身が税理士になりたくて、情報を集めているのか?
  • 相談したくて検索しているのか?

など、単語一つだと目的が分かりづらいので、せっかくSEO対策を行って上位表示できても、お問い合わせが増えない可能性もあります。

それに比べ、「税理士 相談」は、「税理士に相談したい」人が検索していると考えられますので、お問い合わせしてくれそうな気がしますよね。

さらに、「税理士 相談 新宿」は、「新宿にいる税理士に相談したい」人であると考えられるので、地域まで指定してきているということは、購買意欲はとても高そうだと予想できます。

このように、お客様が検索するキーワードを見るだけで、購買意欲(お問い合わせしてくれそうかどうか?)を判断できるのです。

ライバル状況

キーワード選定の3つ目のポイントは、「ライバル状況」です。

ここまでで、「検索数」「購買意欲(質)」についてお話しました。

では単純に、検索数が多く購買意欲が高いキーワードを狙えばいいのか?と言うと、そうではないのです。

ネット上には、他にもSEO対策を行っているライバルがたくさんいます。

同じキーワードを狙ってSEO対策に力を入れている強敵がいれば、いくら良いキーワードであっても、上位表示は難しくなってしまいます。

そのため、ライバルのSEO状況などを見極めた上で、キーワードを選んでいく必要があるのです。

ライバル状況を見極める上でのポイントは、

  • (1)どんなHPを持っているか?(「HP構成」「HPの見やすさ」など)
  • (2)どんなサービスを提供しているか?(「サービス内容」「値段」など)
  • (3)どんなアクセスアップ対策を行っているか?(「SEOやPPCをしているのか?」など)

の3つです。

実際に検索してみて、上記の3点をチェックしてみましょう。

お勧めのキーワード×2

ここまでで、キーワードを選ぶ上でのポイントをご紹介してきました。

まとめますと、

  • 検索数が多く、
  • 購買意欲が高く、
  • ライバルが少ない、

そんなキーワードを選べばいい、ということですね。

ただ、一からキーワードを探そうとすると、時間がかかってしまうこともあるかと思います。

そこで、士業業界で狙うべき、お勧めのキーワードを2種類、ご紹介させて頂きます。

お勧めのキーワード×2

(1)地名キーワード

一つ目のお勧めは、「地名キーワード」です。

これは、「地名を含んだキーワード」のことを指します。

例えば、

  • 「新宿 税理士」
  • 「会社設立 静岡」
  • 「熊本 相続」
  • 「札幌 弁護士 離婚」

といったキーワードのことです。

地名を含んでいるということは、「その地名の近くで士業を探している」人であると考えられるので、お問い合わせしてくれやすいのです。

(2)動詞キーワード

二つ目のお勧めは、「動詞キーワード」です。

これは、「動作を表す言葉を含んだキーワード」のことを指します。

例えば、

  • 「税理士 相談」
  • 「助成金 申請」
  • 「就業規則 作成」

といったキーワードのことです。

これらは、「相談したい」「申請したい」「作成したい」のように、目的が明確なので、お問い合わせをしてくれやすいキーワードと言えるのです。

キーワード選定で迷ってしまった時には、これらのキーワードを優先して探してみると、探しやすいかと思いますので、参考にしてくださいね。

キーワードの探し方:検索ツール×2

ここまでで、キーワードを選ぶ時のポイントをご紹介させて頂きました。

ここでは、キーワードをより効率よく探すためのツールを2つ、ご紹介します。

検索数も、これらのツールを使うことで調べることができます。

キーワードの探し方:検索ツール×2

(1)グーグルキーワードプランナー

グーグルが提供しているキーワードツールです。

>> グーグルキーワードプランナーはこちら

各キーワードの検索数や、競合の度合いなどを知ることができます。

(使うには、グーグルアカウントが必要です)

(2)Good Keyword(グッドキーワード)

こちらは、検索数を調べる機能はないのですが、よく検索されているキーワードを一覧で表示してくれます。

>> Good Keyword(グッドキーワード)はこちら


これらのツールを使うことで、効率よくキーワードを探すことができますので、ぜひご活用下さい。

選び出したキーワードをどう使うのか?ポイント×3

ここまででご紹介させて頂いたポイントを抑えて頂ければ、良いキーワードを探すことができるようになります。

ここでは、探したキーワードをどう使えばSEOで成功できるのか?をご紹介させて頂きます。

キーワードを使うべき主なポイントは、以下の3つです。

選び出したキーワードをどう使うのか?ポイント×3

(1)タイトルに入れる

選んだキーワードは、タイトルに入れましょう。

例えば、「新宿 税理士」というキーワードで上位表示を狙いたいのであれば、HPのタイトルは「大林サンプル税理士事務所」ではなく、「新宿の大林サンプル税理士事務所」とした方が、SEO的に良いのです。

検索エンジン(YahooやGoogle)は、各ページのタイトルを見て、そのページが何についてのページなのか?を判断していると言われています。

「新宿の大林サンプル税理士事務所」のように、狙っているキーワードが含まれていると、検索エンジンも「あ、これは、新宿にある税理士事務所のHPみたいだから、「新宿 税理士」で検索された時に上位に表示させたほうが良さそうだ」と判断してくれるようになり、SEO対策でも有利になるのです。

(2)本文に入れる

タイトルと同じように、本文にもキーワードを含めましょう。

一点、SEOを気にして「キーワードを本文に入れよう!」のように意識しすぎると、人間が読んだ時に、なんだか変な文章になってしまうことがありますので、ご注意下さい。

基本的に、変に意識しなくても、文章を書いているうちに自然とキーワードは含まれるようになります。

最終的に、ホームページを読んでお問い合わせをしてくれるのは、検索エンジンではなく、お客様(人間)です。

SEO対策上、キーワードは大切なポイントですが、お客様(人間)が読んで分かりやすい文章を優先しましょう。

(3)キーワードと関連性のあるホームページからリンクしてもらう

SEO対策を行う上では、他のホームページからリンクしてもらう、というのが重要になります。

検索エンジンは、「リンク = ネット上の人気投票」のように判断しているので、「リンクされている = 信頼できるホームページだ = 上位表示させよう」としてくれるため、SEO上も有利になります。

ただ、手当たりしだいに多くのホームページからリンクしてもらっても、あまり意味はありません。

SEOを成功させる上で効果的なのは、「キーワードと関連性のあるホームページからリンクしてもらう」ことです。

例えば、「新宿 税理士」というキーワードでの上位表示を狙っているのであれば、ダイエット関連のホームページからリンクされるよりも、税理士事務所のホームページからリンクされた方が、SEO的に良いのです。

他にも、「相続 相談」というキーワードでの上位表示を狙っているのであれば、相続関連のホームページからリンクしてもらえれば、SEO効果が高まります。

リンクしてもらう時には、「キーワードと関連性があるホームページかどうか?」を考えましょう。

キーワード選びの注意点×2

ここまでで、キーワードの選び方や使い方をご紹介してきましたが、実践する上での注意点もあります。

いくらSEO対策を頑張っても、以下の注意点を知らないと、成果にはつながりませんので、必ずチェックしましょう。

キーワード選びの注意点×2

(1)1ページ1キーワード

1つ目の注意点は、「1ページ1キーワード(1ページで狙うキーワードは1つ)」というものです。

例えば、ある一つのページを

  • 「新宿 税理士」でも
  • 「相続税対策」でも
  • 「創業融資 相談」でも

上位表示させようとするのは、SEOというものの性質上、難しくなります。

狙うキーワードが増えれば増えるほど、そのページの内容が曖昧になります。

結果的に「何を言いたいのか分からないページ」になってしまい、検索エンジンも評価してくれなくなるため、SEOの効果も下がってしまうのです。

複数のキーワードで上位表示させたいのであれば、

  • トップページは「新宿 税理士」での上位表示を狙う
  • トップページとは別に、「相続税対策作でお悩みの方へ」「創業融資について相談したい方へ」というページを作り、そのページは「相続税対策」での上位表示を狙う

のように、1ページにつき狙うキーワードを一つ一つ決めて、SEO対策を行うことをお勧めします。

このようにすることで、それぞれのページが、狙ったキーワードで上位表示されやすくなり、結果的にSEOにもプラスになるのです。

(2)検索ユーザーを満足させられるコンテンツが最重要

2つ目の注意点は、「検索ユーザーを満足させられるコンテンツが最重要」というものです。

これは、SEO対策を行う上で、もっとも重要な考え方とも言えます。

検索エンジン(YahooやGoogle)は、「検索ユーザーに役立つページを上位表示させる」という使命を持っています。

いくら小手先のSEO対策を頑張っても、そもそも誰の役にも立たないようなページ(コンテンツ)は、たとえ一時的に上位表示されたとしても、すぐに順位は落ちてしまうものです。

検索エンジンも年々進化してきており、いずれ、人間と同じように文章を理解できる日も来るでしょう。

その時に最も重要なSEO対策は、「検索ユーザーに役立つページ(コンテンツ)を作ること」です。

ここでは、キーワードについてご紹介させていただきましたが、

  • 検索数が多く、
  • 購買意欲が高く、
  • ライバルが少ない、

キーワードを選ぶことができれば、必ず上位表示されて、お問い合わせが増えるか?というと、そうではないのです。

いくらSEOで成功して上位表示されても、お問い合わせが増えないケースもあります。

最終的に、お問い合わせをするか否か?を判断するのは、お客様(人間)です。

お客様が納得し、「ぜひここにお願いしたい!」と思ってもらえるような、質の高いコンテンツを作る必要があるのです。

キーワードを選んだ時にも、「このキーワードで検索してくる人は、何を求めているんだろう?何がしたいんだろう?何を知りたいんだろう?」という目線を常に忘れずSEO対策に取り組んで頂ければ幸いです。

なお、検索エンジンの傾向については、以下の記事も参考になるかと思います。

>> SEO対策に必須の「検索意図」とは?上位表示するためのコンテンツ作成法

まとめ

以上が、SEO対策を行う上でのキーワードのポイントになります。

まとめますと、以下のようになります。

いいキーワードの条件

  • 検索数が多い
  • 購買意欲が高い
  • ライバルが少ない

キーワードの使い方

  • タイトルに入れる
  • 本文に入れる
  • キーワードと関連性のあるホームページからリンクしてもらう

注意点

  • 1ページ1キーワード
  • 検索ユーザーを満足させられるコンテンツが最重要

以上のポイントをふまえ、SEO対策に取り組んでいただくことで、このページの最初でご紹介させていただいたような、「毎月平均20件ものお問い合わせ」を獲得することもできるようになります。

参考になれば幸いです。

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