Web集客を成功させるには、ホームページとブログの役割を把握し、効果的に使い分ける必要があります。
今日は、「ホームページとブログの使い分け」について解説します。
大前提:Web集客の公式
話を始める前に、まず前提として、Web集客の公式をご紹介します。
ホームページの反応率を上げるには?
ホームページの反応率を上げるには、「文章で、あなた(事務所)の魅力・強みを伝えきる」必要があります。
いくらアクセスを増やしても、ホームページの反応率が低ければ、問合せは増えないのです。
アクセスを増やすには?
アクセスを増やすには、SEO対策やPPC(リスティング広告)などのアクセスアップ対策をする必要があります。
「ブログを更新する」のは、SEO対策の1つになります。
ホームページとブログの全体像(関係性)
次に、ホームページとブログの全体像を、以下に図解します。
上記の図は、ページを「オレンジ色」と「青色」で分けていますが、これは、各ページの役割を示しています。
どういうことか?
詳しく解説していきますね。
ページの役割には、2種類ある
(1)反応率を上げるためのページ
先ほどの図で、オレンジ色で示したページは、言わば「反応率を上げるためのページ」です。
つまり、これらのページの役割は、見込み客が読んだ時に「ここは他と違う!ここに相談したい!」と思ってもらうことです。
反応率を上げるためのページとしては、例えば以下のようなものが挙げられます。
- トップページ(セールスレターの流れになっているのがベターです)
- 事務所の特徴・強み
- サービス内容・料金表
- 代表あいさつ(理念、想い、など)
- 社会的証明(お客様の声、実績、など)
こういったページの文章は、「より見込み客に刺さるように」書く必要があります。
詳細は、以下のページでも解説していますので、ご参照下さい。
>> アクセスアップの前に!「数」よりも「率」を上げた方が売上アップ効果大
(2)アクセスを集めるためのページ
先ほどの図で、青色で示したページは、言わば「アクセスを集めるためのページ」です。
ブログ(コンテンツページ)を定期的に更新し、情報量(ページ数)を増やしていくことで、SEO効果が高まっていきます。
結果、多くのキーワードで上位表示でき、多くのアクセスを集めることができる、というわけです。
図にすると、以下のようなイメージです。
詳細は、以下のページでも解説していますので、ご参照下さい。
>> SEO対策の基本を外した2つの失敗例 & 成功のための3ステップ
>> どんなキーワードを狙えばいい?コンテンツSEOの簡単な手順×5
>> いつやるの?今でしょ!コンテンツマーケティングの基本&コツ×5
ブログ記事の最下部で、お客様の状況に沿った提案・促しをする
なお、ブログ記事は、ただ書いただけだと、読んだ人は「いい情報を読んだ、ためになった」で終わってしまいます。
これでは、相談に来てくれませんよね。
これだと、せっかくアクセスが増えても意味がないので、一工夫が必要なのです。
それは、「お客様の状況に沿った提案、促しをする」というものです。
どういうことか?
「相続放棄の期限」について書いたブログ記事を例にあげて、解説します。
「相続放棄の期限」について書いたブログ記事
この記事を読んでくれる人は、「期限」を気にしているわけなので、「焦っている」ことが予想できます。
もしこのお客様が期限に間に合わなかったら、いろいろなデメリットが発生してしまう可能性があります。
そこで、記事の最後に、以下のような一文を記載しておくとよいでしょう。
相続放棄についての無料相談受付中!
私たちは、相続放棄でお悩みのお客様向けに、無料相談を行っております。「期限が迫っていて焦っている」など、少しでも不安があれば、
まずはお気軽にお問い合わせください。電話番号:00-0000-0000
こうすることで、期限が迫っていて焦っているお客様を助けることができますよね。
あなたもお問い合わせをもらうことができ、お互いWin-Winになれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
上記のように、ホームページとブログは、そもそも役割が違います。
- ホームページ:反応率を上げるため
- ブログ:アクセスを集めるため
このように、役割分担をして考えたほうが、結果的にうまくいくことが多いのです。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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