「被リンクを増やすには、どうすればいいでしょうか?」
こういった質問をいただくことが多いので、今日は、「被リンク獲得の方法」を解説します。
待っていても、リンクは増えない。それなら…
被リンクが増えれば、SEO効果もアップし、上位表示しやすくなります。
しかし、「待っていても、なかなかリンクしてもらえない」のも、また事実です。
では、どうすればいいか?
と言いますと…
自分が先に、「リンクしてほしい相手」を紹介してあげればいい
実は、種明かしは簡単で、「自分から先に、相手にリンクしてあげればいい」のです。
一点、これは単純な相互リンクの話ではありません。
相互リンクなら、多くの方も既にやっているでしょう。
そうではなく、「相手の独自ノウハウなどをインタビューし、分かりやすい記事にして、リンクもしてあげる」ということです。
インタビュー記事の例×3
例えば、このブログでも、多くのインタビュー記事を載せています。
インタビュー記事の例
これらの記事は、すべて、私が「この人のノウハウを紹介したい!」という方に声をかけ、インタビューし、記事にしたものです。
対価は、一切いただいていません。
士業やコンサルタントで言えば、例えば、
- 自分(司法書士)が、知り合いの税理士の相続税対策のノウハウをインタビューし、記事にする
- 自分(税理士)が、顧問先の会社の業績アップ法をインタビューし、記事にする
など、やり方は無限に考えられますよね。
なぜ、このインタビュー記事が効果的なのか?
理由は、大きく5つあります。
インタビュー記事のメリット×5
(1)良質なリンクが増え、SEO効果大
単純な相互リンクだけでは、「良質なリンク」とは言えません。
こちらから先にインタビュー記事を書いて、相手を紹介してあげると、相手はすごく喜んでくれます。
そして、喜んでこちらのホームページにもリンクしてくれます。
しかも、かなりの確率で、ちゃんとした紹介文も書いてリンクしてくれます。
これがつまり、「良質なリンク」となって、自分のホームページのSEO対策にもなる、ということなのです。
(2)相手に、SNSでシェアしてもらえる
インタビュー記事は、相手にとっても嬉しいものです。
すると、相手もSNSでシェアしてくれたりします。
例えば、以下のような感じです。
相手にとっては、「売り込み色なく、自分の宣伝になる」わけなので、シェアする動機になるんですね。
相手にシェアしてもらえれば、いいね!も増えますし、多くのアクセスを集めることもできます。
(3)オリジナル記事なので、検索エンジンからの評価もアップ
検索エンジンは、「オリジナリティのある記事」を上位表示させる傾向にあります。
どこにでもあるような一般的な内容ではなく、「そこでしか読めない情報」の方が、検索ユーザーにとっても価値がありますからね。
当たり前ですが、インタビュー記事は、そこでしか読めないノウハウが満載なわけです。
結果、オリジナリティが高まり、検索エンジンからの評価もアップし、上位表示されやすくなる、ということです。
(4)記事のネタに困らなくなる
インタビュー記事を書くにあたって、あなたの発想力は一切必要ありません。
相手にインタビューし、それを分かりやすく記事にしてあげるだけでいいのです。
ブログをずっと書いていると、ネタに困る時もあるかと思いますが、その悩みも不要、ということです。
(5)相手にも、ブログ読者にも有益。三方良しになる。
インタビュー記事は、インタビューした相手にも喜ばれます。
そして、ブログ読者にも喜ばれます。
そこでしか読めない、貴重な情報が読めるからです。
結果、ブログにファンが付きやすくなります。
そうなれば、あなたにとってもプラスですよね。
このように、皆にとって有益なリンク獲得法なのです。
インタビュー記事を書いてみよう!実践の7ステップ
(Step1)相手に、インタビューを打診する
あなたが「この人を紹介したい!」という人を見つけたら、その人にインタビューの打診をしましょう。
参考までに、私が以前使っていた打診文を、以下にご紹介します。
アレンジして使ってみて下さい。
インタビュー打診文(一例)
いつもお世話になっております^^
今日は、●●さんにご提案があってメッセージしました。
何かというと、「当社のブログで、●●さんの▲▲に関するノウハウについて取材&紹介させてほしい」というご提案です。
当社では、以下の士業向けのブログを運営しています。
★ここに自分のブログURL★
この中で、●●さんを紹介したいと思っているのです。
(サービス紹介だけだと売り売りになってしまうので、●●さんの▲▲に関するノウハウも合わせて記事にできればと思います)
加えて、その記事から●●さんのサイトにリンクさせて頂ければと思っています。
もちろん、取材料などは一切かからず、無料で紹介させて頂きます^^
私にとっては、●●さんのノウハウを記事にさせて頂くことで、ブログのコンテンツが増え、ブログ読者さんに喜んでもらえる、というメリットがあって、こういった紹介をさせてもらっています。
いかがでしょうか?
お忙しいところ恐れ入りますが、●●さんにとってメリットしか無い内容なので、ぜひご検討頂ければ幸いです^^!
(Step2)インタビューする、2ショット写真を撮る
相手がOKしてくれたら、インタビュー日程を調整し、インタビューします。
「インタビューって言っても、何を聞けばいいの?」とお悩みの方は、以下の項目を参考にしてみて下さい。
インタビューで聞くといい項目例
- よくある失敗例
- その人のオリジナルのノウハウ
- その人の仕事への想い
例えば、相手が相続税対策の専門家であれば、
- 相続税対策の、よくある失敗例って、例えばどんなものがありますか?
- そんな失敗例が多い中、●●さんの相続税対策は、どんなノウハウで、どんな効果があるんでしょうか?
- ●●さんが、相続税対策に注目したキッカケって、何だったんですか?
のようにインタビューしてあげるとよいでしょう。
実際、以下の2つの記事は、「よくある失敗例⇒ノウハウ⇒仕事への想い」という順で記事になっています。
インタビューや、記事を書く時の参考にしていただければ幸いです。
>> 士業は事務所案内を作るな!?愛されるチラシ戦略をプロに聞きました
>> コピーライティングの基礎中の基礎。師匠に教わった、売れる文章を書くコツとは?
なお、インタビューの日には、相手との2ショットの写真を撮るのもお忘れなく。
記事の最上部に載せるなどすると、「本当にしっかりインタビューしてきたんだな」感がアップします。
Facebookなどでシェアしてもらった時の反応も良くなります。
(Step3)記事のプロット(下書き)を書く
インタビューしたら、いきなり記事を書くのではなく、プロット(下書き)を書くことをお勧めします。
例えば私の場合、こちらの記事を書く前に、以下のようなプロットを書いています。
このようなプロットがあると、全体像がつかめて、記事の流れが分かりやすくなり、書く時もスムーズに書けます。
プロットは、マインドマップで作るとやりやすいです。
エックスマインドは、無料で使えるのでお勧めです。
(Step4)記事を書き、最下部から相手のサイトにリンク
プロットが書けたら、その流れに沿って記事を書いていきます。
そして、記事の最下部から、相手のサイトにリンクします。
記事を書くうえで重要なのが、「サービス紹介ではなく、ノウハウ紹介がメイン」ということです。
サービスの売り込みは、誰も読みたくありません。
ノウハウの紹介がメインで、最後に相手のサービス紹介をサラッと載せるようにしましょう。
あくまで、「検索ユーザー(読者)にとって有益な情報」にすることを心かげましょう。
(Step5)相手に内容を確認してもらう
記事が書けたら、公開前に、相手に確認してもらいましょう。
公開前だと、URLを伝えても見れないので、PDFなどにして送るとベターです。
(ワードプレスなどなら、パスワードをかけてURLを送る、といった方法でもいいでしょう)
確認依頼文の参考として、私が以前使っていた文面を以下にご紹介します。
アレンジして使ってみて下さい。
確認依頼文(一例)
お待たせしました。
インタビューさせていただいた内容を、ブログ記事にしました^^
PDFで添付しますので、お時間ございます時にご確認頂ければ幸いです。
なお、ブログ記事最下部から、
・●●さんのHP: ★ここに相手のHPのURL★
にリンクしています。
少しでも集客に貢献できれば幸いです。
リンク先の変更など、修正点あれば、お気軽にご指摘下さい!
(Step6)SNSでシェアする
記事を公開したら、まず真っ先に、あなたのSNS(Facebook、ツイッターなど)でシェアしましょう。
積極的にシェアすることで、相手に貢献し、喜んでもらえます。
(Step7)相手にも、SNSでの拡散をお願いする
自分のSNSでシェアしたら、相手にも、シェアしてもらえるようにお願いしましょう。
たいてい、快くOKしてくれます。
(だって、自分の紹介記事なわけですから。笑)
以下、私が以前使っていたシェア依頼文面を紹介しますので、参考にしてください。
シェア依頼文面(一例)
本日、●●さんの記事が公開されました。
★ここにブログ記事のURL★
差し支えなければ、Facebookでシェアなどして頂けますと幸いです^^
少しでもアクセスアップに貢献できれば幸いです!
まとめ:与えるものは与えられる
いかがでしたでしょうか。
結局のところ、「与えるものは与えられる」ということですね。
「リンクを増やしたい!」なら、まずは自分から相手を紹介してあげる。
自分から積極的にリンクしてあげる。
そうすることで、相手にも自然とリンクしてもらえるようになるのです。
参考になれば幸いです。
あわせて、以下の記事もよく読まれています