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検索数は何回あればいい?SEOキーワード選定のコツを解説

マーケティング
検索数は何回あればいい?SEOキーワード選定のコツを解説
検索数が何回くらいのキーワードを狙えば良いのでしょうか?
検索数が少ないキーワードは、狙わないほうがいいですか?
いろいろなキーワード選定ツールがありますが、どれを使えばいいのか?迷っています

上記のような相談をよくいただくので、今日は、「どのキーワードを狙うべきか?を見極めるポイント(キーワード選定のコツ)」を解説します。

前提として

以下でご紹介するのは、「SEO対策で狙うキーワードの選定のコツ」です。
つまり、「ブログを書くなどSEO対策をしていて、各ページでどんなキーワードを狙えばいいか?」を判断する時に使ってほしい、ということ。

ブログを使ったSEO対策については、以下の記事も合わせてご参照ください。

>> SEO対策に効く!ブログの書き方:ポイント×7を解説

PPC(リスティング広告)の場合は、基本的に「購買検索キーワードは、競合がいても、コンバージョンするなら狙ったほうが良い」と言えます。

PPCについては、以下もご参照ください。

>> PPC(リスティング広告)って何?な人もすぐ分かる!初心者向け解説
>> まだSEO対策だけやってるの?PPCと比較してメリットや違いを解説

表面的な「そのキーワードの検索数」だけでは、判断が難しい

グーグルキーワードプランナーなどを使うと、以下のように、各キーワードの検索数を調べることができます。

(検索後、「キーワード⇒過去の指標」の順にクリックすると、以下のように、月間平均検索数が表示されます)

グーグルキーワードプランナーで、検索数は調べられるが…

しかし、実は、この検索数だけ見ても、「どのキーワードを狙うべきか?」の判断は難しいのです。

(検索数100回以上のキーワードを狙いましょう、などの基準を作るのが難しい、ということです)

なぜなら、「そのキーワード自体の検索数が少なくても、関連キーワードからアクセスされることで、全体の検索数が多くなる」こともあるからです。

例えば、以下は、当社のブログのデータです。

「そのキーワード自体の検索数が少なくても、関連キーワードからアクセスされることで、全体の検索数が多くなる」ことも、多々ある

上記のように、狙っているキーワード自体の検索数は少ないのですが、関連キーワードでもアクセスされるので、実際のアクセス数は、グーグルキーワードプランナーで表示される検索数よりも多くなっていることが、お分かりいただけるかと思います。

このように、関連キーワードの検索数が多い場合もあるので、「そのキーワードの検索数」だけでは判断しづらいのです。

そのため、検索数だけに依存して考えるのではなく、以下でご紹介する方法をお勧めします。

SEO対策で、どのキーワードを狙うべきか?キーワード選定のコツ:5ステップ

(Step1)Goodキーワードで、候補となるキーワードを見つける

まずは、Goodキーワードというツールを使って、候補となるキーワードを見つけましょう。

>> Goodキーワードはこちら

例えば、あなたが「相続放棄」に関するブログ記事を書きたいとします。
その場合には、Goodキーワードで「相続放棄」で検索します。

Goodキーワードで、候補となるキーワードを見つける

すると、以下の部分に、候補となるキーワードが箇条書きで表示されるので、これをメモ帳などにコピペしておきます。

右下あたりに表示されるキーワード群をコピペしておく

(Step2)グーグルキーワードプランナーで、検索数を調べる

次に使うのが、グーグルキーワードプランナーです。

>> グーグルキーワードプランナーはこちら

先ほど、Goodキーワードで出てきた複数のキーワードの検索数を、グーグルキーワードプランナーで調べます。

メモ帳にコピペしておいたキーワードを、グーグルキーワードプランナーにコピペして、検索数を表示させましょう。

グーグルキーワードプランナーで、検索数を調べる

(Step3)検索数が多い順に並び替える

先ほど、「そのキーワードの検索数だけでの判断は難しい」とお伝えしましたが、とは言え、SEO対策目的でブログを書くなら、検索数が多いに越したことはありません。

そこで、いったん、検索数の多い順に並び替えます。

検索数が多い順に並び替える

(Step4)「検索意図が分かりやすいキーワード」を選定する

検索数が多い順に並び替えたら、上から順に各キーワードを見ていきます。

その中で、「検索意図が分かりやすいキーワード」を選定していきます。

検索意図とは?

検索ユーザーが、「どんな情報を求めて検索しているのか?」の意図のこと。
検索キーワードの裏にある、検索ユーザーの気持ち。

検索意図については、以下のページで詳しく解説しておりますので、ご参照いただければ幸いです。

>> SEO対策に必須の「検索意図」とは?上位表示するためのコンテンツ作成法

例えば、「相続放棄」よりも「相続放棄 期限」のほうが、検索意図が分かりやすいと考えられます。

そこで、「相続放棄 期限」のキーワードで上位表示させることを狙って、コンテンツ(ブログ記事)を書くことにした、としましょう。

そのブログ記事に含める内容としては、

  • 「期限は3ヶ月間」
  • 「3ヶ月を過ぎたら絶対に駄目なのか?」
  • 「期限を過ぎても認められた事例」
  • 「期限を過ぎても認められるには?」

などを含めることで、検索ユーザーの検索意図に合致しやすくなり、上位表示されやすくなる、と言えます。

(Step5)「検索意図に沿った記事(役立つコンテンツ)」を全力で書く

私は、SEO対策において、競合度合いは、そこまで気にしなくていいと考えています。

それ以上に、「検索意図に沿った、検索ユーザーにとって役立つコンテンツを作成すること」
に力を注いだほうが、結果的にはプラスになると考えているためです。

仮に、今すぐ上位表示できなくても、記事数が増えることによって、そのテーマに関する専門性が高まり、ドメインパワーが上がってきて、後日上位表示できることもあります。

そのため、ブログ記事執筆時点の競合度合いは気にしていない、というのが当社のスタンスです。

まとめ:キーワードの検索数だけに縛られず、「検索意図に沿うコンテンツ作成」に注力しよう

いかがでしたでしょうか。

私自身、この記事を含め、多くのブログ記事を日々更新していますが、ここで紹介した流れを意識して書いています。

細かい検索数などのデータに縛られず、検索意図に沿うコンテンツを継続的に更新していくこと。

検索ユーザーにとって役立つブログ記事(コンテンツ)を作り、サイト全体を価値あるものにしていくこと。

これが、SEO対策の本質です。

参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

株式会社ミリオンバリュー代表士業専門Web集客コンサルタント大林 亨輔
累計500以上の士業事務所のWEB集客をサポートしてきた、士業専門Web集客コンサルタント。

船井総研出身の父の背中を見て育ち、22歳の時に独立起業。
士業業界のホームページ制作・SEO・PPCといった集客サポートを行い、独自の【士業専門3ステップ集客ノウハウ】を確立。

全国各地でセミナーも行い、ノウハウの普及に務めている。

ディズニーとスターバックスが大好き。
「息子3人の食費がすごいので、仕事頑張ります」
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