ここでは、「ホームページの反応率を上げるための、”よくあるご質問”の使い方」をご紹介させて頂きます。
これを実践することで、お客様が申し込まない理由をなくし、お問い合わせを増やす効果が期待できますので、ぜひご活用下さい。
99%のお客様が、お問い合わせしてくれない理由とは?
士業事務所のホームページを見たお客様のほとんどは、すぐにお問い合わせをしてくれるわけではありません。
一般的に、よくできているホームページの反応率は1~5%ほどと言われています。
つまり、100アクセスあったら、そのうちの1~5件がお問い合わせしてくれる(反応する)ことになります。
もし今、あなたのホームページの反応率が1%だとしたら、100人中99人は、お問い合わせをためらっている、ということになります。
ではなぜ、お客様はお問い合わせをしてくれないのでしょうか?
それは…
「お問い合わせをしない言い訳」があると、行動してくれない
お客様がお問い合わせをしてくれない理由、それは、【お問い合わせをしない言い訳】があるからです。
人間は多くの場合、現状を維持しようとしてしまうため、行動を起こす(ここでは、お問い合わせをする)ことを、本能的にためらってしまう傾向があります。
新たな行動を起こしてどうなるかわからない不安を抱えるよりも、現状維持のほうが楽だからです。
(例)ダイエットで言うと
- 今は時間がないから…
- 仕事も忙しいし…
- 運動が苦手だし…
のように、なにかと言い訳を考えて、結局スポーツジムに行かないケースが多いそうですが、これと同じようなものです。
つまりお客様も、お問い合わせをするより、何もしない方が楽なので、
- 今は時間がないし…
- 今はまだ相談する程でもないかな…
のように、なにかと言い訳を考えて、お問い合わせしないことを正当化しようとするのです。
「よくあるご質問」で、お客様の言い訳を解消してあげればよい
お客様が言い訳を考えてしまうなら、それを前もって解消してあげればよいのです。
これを可能にするのが「よくあるご質問」です。
「よくあるご質問」は、ただ単にQ&Aを載せればいい、というものではありません。
「よくあるご質問」の役割は、「お客様の言い訳を前もって解消し、行動するキッカケを作ってあげること」です。
つまり、「お客様が考えつくであろう言い訳をあらかじめ想定し、Q&A形式で回答してあげる」ようにすればよいのです。
例えば、お客様がお問い合わせをしない理由として、
- 事務所が遠い場所にあるみたいだから、自分の地域に対応してくれるか分からないし…
- 平日は仕事で忙しくて、土日しか相談に行けないけど、土日対応してくれるか分からないし…
- 今すぐ解決しなければいけない問題じゃないから、また今度でいいかな…
のようなものが考えられますよね。
これを解消するためには、よくあるご質問のページには、以下のような項目を作成すればOKです。
A.はい、ご安心下さい。
当事務所は、~~県、~~県、~~県に対応しております。
ご希望であれば、お客様ご指定の場所にお伺いすることも可能です。
Q.平日は忙しくて相談に行けないのですが、土日も対応してもらえますか?
A.はい、土日対応も承っております。
土日のご相談をご希望のお客様は、お電話・もしくはメールにて、ご相談希望の日時をお伝え下さい。
Q.相談に行くタイミングは、いつ頃が良いのでしょうか?
A.人によって抱えている問題の度合いは異なるかと存じますが、なるべく早めにご相談に来られることをお勧めいたします。
なぜなら、相談に来るのが遅くなってしまうことで、さらに問題が悪化してしまい、解決するための負担(費用、時間、労力)が大きくなってしまうことがあるためです。
士業に相談することは、健康診断に行くことと似ています。
健康診断をしないまま、病気がどんどん進行してしまうと、治療も困難になりますよね。
士業に相談するのもまったく同じで、早めにご相談いただくことで、より早く、負担なく解決できるケースが多いのです。
最短即日のご相談も可能ですので、お気軽にご連絡下さい。
上記は、ほんの一例ですが、これがあるかないかで、お客様の反応はまったく変わってきます。
お客様からすれば、自分が思いついた言い訳の解消法が書かれているので、「この事務所は私の気持ちを分かってくれている。信頼できる」とも感じてもらえます。
まとめ
先ほどもお伝えしたように、よくあるご質問のページは、ただ単にQ&Aを並べておけばいい、というものではありません。
「お客様の言い訳を前もって解消してあげること」が、真の役割なのです。
ぜひあなたも、よくあるご質問を有効活用して、ホームページの反応率をアップさせてくださいね。
あわせて、以下の記事もよく読まれています