ホームページは、文章の違いで、集客力が大きく違ってきます。
あなたが集客したい顧客(ターゲット)に合わせた文章作成法を、具体例を挙げて解説します。
(事例)一口に「創業支援」と言っても…
例えば、あなたが、創業支援サービスを扱っているとします。
この場合、一口に「創業支援」と言っても、集客したい顧客(ターゲット)に合わせて、文章を変える必要があるのです。
「会社を大きくしたい!」拡大思考の顧客をターゲティングするなら
例えばあなたが、「会社を大きくしたい!社員も増やしたい!」という、拡大思考の顧客を集客したいとしましょう。
その場合には、例えば
- 経営計画の作成もサポートします
- 採用支援も行います
- 社員教育もお任せ下さい
- 人事制度の構築もできます
のように、拡大思考の人に合わせた見せ方にしていく必要がありますよね。
また、サービスの見せ方も「経営に集中できるよう、右腕としてサポートします」のような見せ方のほうが、刺さるものと考えられます。
「家族の時間を優先したい」ライフ・ワーク・バランス重視の顧客をターゲティングするなら
一方、あなたが、「家族の時間も大切にしたい」「一人でやりたい」といった、ライフ・ワーク・バランス重視に顧客を集客したい場合には。
先ほどのような「採用支援」「人事制度」のような内容は、はっきり言って、無駄な記述になってしまいます。
むしろ、これらが書いてあることで、顧客に「私はそういうサービスを求めてるんじゃないんだよな~、この事務所はちょっと自分が求めているものと違うな」と思われてしまう可能性もあります。
そうなると、例えばサービスの見せ方も、「一人でやると手が回らなくなって、家族の時間も奪われてしまうので、そこを記帳代行でサポートします」など、顧客が重視している価値観(この場合は、家族の時間)に紐づけて書いてあげるのがベターです。
上記のように、集客したい顧客によって、「重視している価値観」が違ってきます。
この価値観に沿った文章にすることで、より刺さる(尖った)訴求になり、ホームページの集客力もアップするのです。
顧客の価値観に寄り添う文章を書く、3ステップ
(Step1)あなたが集客したい顧客を決める
何よりもまず、「あなたが、どんな顧客を集客したいのか?」が重要です。
ここで大事なのは、会社規模や売上のような数字ではなく、「どんな価値観を持っている人を集客したいのか?」です。
- どんなビジョンを持っている人に、お客様になってほしいのか?
- あなたが大切にしている価値観は何か?(あなたと価値観が合う人は、優良顧客と言えます)
これらを考えてみて下さい。
(Step2)既存客や、顧客候補にインタビューする
あなたが集客したい顧客のイメージが固まったら。
次は、そのイメージに近い既存客や、顧客候補の方と話す機会を持ちましょう。
実際に話を聞くことで、
- どんな価値観を持っているのか?
- どんなビジョンを目指しているのか?
- どんな悩み、要望があるのか?(←サービス内容に反映させたりできます)
が、より明確に見えてきます。
(Step3)文章・サービスに反映させる
インタビュー内容をもとに、ホームページの文章を、集客したい顧客の「価値観」に刺さるように改善していきましょう。
また、(Step2)でインタビューした「どんな悩み、要望があるのか?」で出てきた悩みや要望を解決できるサポートを、サービスに組み込みましょう。
そうすることで、サービスの魅力も格段にアップします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
価値観がズレた文章は、相手に「言ってることは分かるけど、なんか違う…」という印象を与えてしまいます。
逆に、価値観が合う文章は、「そうそう!それを求めていたんだよ!」と、相手が前のめりで話を聞いてくれるようになります。
ぜひ、あなたのホームページの文章改善にお役立てくださいね。
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