PPC(リスティング広告)やFacebook広告などの、Web広告はもちろん。
DMやチラシなどの、紙媒体の広告でも。
テストを繰り返すことで、反応を高めていくことができます。
今日は、広告のABテストについて解説します。
広告の「ABテスト」とは?
ABテストとは、次のようなことです。
複数のパターンの広告を用意し、実際に配信して、どれが反応がいいか?テストする方法のこと。
スプリットテスト、などとも呼ばれます。
図にすると、以下のようなイメージです。
なぜABテストを行うのか?というと、理由は2つあります。
(理由1)費用対効果を高めるため
ABテストを行うことで、反応の良い広告を見極めることができます。
図にすると、以下のようなイメージです。
上記のように、ABテストを繰り返し行うことで、広告の費用対効果をどんどん高めていけるのです。
(理由2)「やってみないと分からない」ため
マーケティングというのは、「やってみないと分からない」部分が、結構あります。
広告は、その代表的なものです。
いくらマーケティングのプロでも、最初から100%上手くいく広告を作ることはできません。
確かに、経験を積めば確率は上がっていきますが、100%当たる広告を作るのは難しいものです。
ある程度、目星をつけて広告を出してみて、その反応を見ながら改善していく。
マーケティングが上手い人というのは、ある意味、「テストをひたすら繰り返すことができる人」とも言えます。
つまり、マーケティングというのは、「センス」というよりも、「トライ・アンド・エラーできるかどうか?」と言っても過言ではないのです。
あなたは正解できる?広告のABテストのクイズ×3
では、以下に、当社が実際に運用したABテストの結果を、いくつかご紹介します。
それぞれ、どの広告が反応が良かったか?予想してみて下さい。
(1)相続ホームページのリスティング広告のABテスト事例
以下の広告文は、相続ホームページのリスティング広告のABテスト事例です。
上記の広告文のうち、AパターンとBパターンとCパターン、どれが反応がいいか分かりますか?
正解は…
- 正解は、こちらをクリック
(2)障害年金ランディングページのリスティング広告のABテスト事例
以下の広告文は、障害年金ランディングページのリスティング広告のABテスト事例です。
上記のうち、どちらが反応がいいでしょうか?
正解は…
- 正解は、こちらをクリック
(3)セミナー集客のFacebook広告のABテスト事例
以下の広告文は、セミナー集客のFacebook広告のABテスト事例です。
(当社が以前開催した、士業向けの集客セミナーです)
全部で4パターンありますが、どれが反応が高いか?分かりますか?
正解は…
- 正解は、こちらをクリック
-
正解は、『Bパターン』の広告文でした。
上記の結果からも分かるように、圧倒的な差がついていますよね。
このテスト結果から、例えば以下のような予測ができます。- Bパターンは、背景がテレビ局っぽくて、Facebookのフィード上でも目立つので、クリックされやすかったのではないか?
- 士業の大半は「男性」なので、「女性」の画像に惹かれたのではないか?
もしこれが、CパターンやDパターンの広告しか試していなかったとしたら?
まったく申込が入らない訳なので、「Facebook広告って、効果ないんだな…」と諦めて、そこで終わり、ですよね。テストを繰り返すことで、どこかでヒットし、集客できるようになるのです。
まとめ:広告の失敗の大半は、「テスト不足」
いかがでしたでしょうか。
これを見てわかったと思いますが、大半の広告の失敗は、「テスト不足」です。
ヒットするまで、テストをひたすら繰り返すのです。
当たり前ですが、ヒットするまで続ければ、集客できるようになるのです。
テストして、結果を見て、次の仮説をたてて、さらにテストを繰り返す。
このサイクルをひたすら続けられた人が、成果を掴めるのです。
あなたもぜひ、広告のABテストを実践してみてくださいね。
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