コンテンツSEOの一環として、ブログの更新に力を入れている方もいらっしゃると思います。
ブログを書く時に必ず出てくるのが、「カテゴリー分け」です。
ブログの見やすさに直結してくる、大事な部分とも言えます。
今日はこの「ブログのカテゴリー分け」のコツをご紹介します。
ブログのカテゴリーの分け方:細かく分類してはいけない理由
いろいろなブログを拝見していると、以下のように、細かくカテゴリー分け(分類)されているブログを見かけることがあります。
このように、細かくカテゴリー分けするのは、逆効果になることも多いので、注意が必要です。
(理由1)どのカテゴリーに入れたら良いのか?迷ってしまう
例えば、先ほどの税理士事務所のブログの例で考えてみましょう。
このブログに、「相続税の改正」という記事を追加したい場合、困ったことが起こります。
- 「相続」のカテゴリーに入れれば良いのか?
- 「相続税」のカテゴリーに入れればいいのか?
- 「税制改正」のカテゴリーに入れれば良いのか?
このような悩みが出てきてしまうのです。
同じように、以下のような同様の悩みが頻繁に出てきてしまうようになります。
- 「株式会社と合同会社の違い」っていう記事は、株式会社?合同会社?どっち?
- 「創業融資」の記事は、会社設立?融資?
- 「相続税の改正」の記事は、相続?相続税?税制改正?
このように、カテゴリー分けを細かくしすぎると、記事の分類がしづらいのです。
(理由2)どんどんカテゴリーが増えてしまい、見づらくなる
まれに、「既存のカテゴリーには分類できない記事」というものが出てくる場合があります。
例えば、先ほどの税理士事務所のブログに、「退職金にかかる税金は?」という記事を追加したいとします。
しかし、既存のカテゴリーには分類できないので、新たに「退職金」のようなカテゴリーが増えることになります。
そうなると、「退職金のカテゴリーを作ってみたけど、結局1記事しか無いなぁ」のような事態になることもあります。
せっかくカテゴリーに分けたのに、1記事しか入っていなかったら、意味がありませんよね。
このように、カテゴリー分けが細かすぎると、いろいろと不便なのです。
ブログのカテゴリー分けのコツ×4
(1)カテゴリーは、多くても3つくらいがベター
ブログのカテゴリーは、多くても3つくらいにしましょう。
例えば、私のこのブログの場合、主なカテゴリーは2つだけです。
このように、大まかに分けるくらいでちょうどいいのです。
(2)カテゴリーの階層は、深くしすぎない
カテゴリーの階層は、「深くしすぎない」ことをお勧めします。
例えば、私のこのブログの場合、「マーケティング」のカテゴリーを、「SEO」「PPC(リスティング広告)」「コピーライティング」のように、細かく分けていくこともできます。
しかし、そうなると、「SEOとPPCの違いを徹底比較!」のような記事を書いた場合に、「どのカテゴリーに入れればいいの?」という問題が出てきてしまうのです。
そのため、階層は深くしないほうが、分類しやすいのです。
(3)カテゴリー同士は、絶対にテーマがかぶらないものにする
そして、カテゴリー同士は、「絶対にテーマがかぶらないものにする」ということもポイントです。
例えば、先ほどの税理士事務所のブログを例に考えてみましょう。
この場合、例えば「起業」と「相続」という分け方をすれば、それぞれのカテゴリーはかぶらないですよね。
こうすれば、「どっちのカテゴリーに入れれば良いのか?」という悩みが無くなります。
(4)細かい分類には、「タグ」を使う
ただ、カテゴリー分けがザックリだと、読んでいる人には読みづらい場合もあります。
そこで活用したいのが、「タグ」です。
ワードプレスなど、主要なブログサービスには、「タグ」という機能があるので、これを活用することをお勧めします。
「タグ」とは?
タグというのは、記事を分類するための付箋のようなものです。
タグを使うことで、以下の図のように、カテゴリーを横断して(飛び越えて)、記事をまとめることもできます。
上記のように、1つの記事に複数のタグを付けることができます。
そのため、「この記事には、”会社設立”と”融資”のタグを付けよう」のように、1つの記事に複数ジャンルのことをが含まれていても、柔軟に対応することが出来るのです。
最初は細かくタグ付けせず、関連記事が増えてきたらまとめて付ければいい
ブログを書くと、必ず「その記事をどのカテゴリーに入れるか?」を決めなければなりません。
しかし、タグを付けるかどうか?は、書いた人が自由に決められます。
タグを何個つけてもいいですし、逆に、タグを一個もつけなくてもいいのです。
そのため、ブログを始めたばかりの頃は、タグは付けずに、大まかなカテゴリー分けだけで記事を分類しておけばいいのです。
そして、似たようなジャンルの記事が増えてきたら、その時にタグを設定すればいいのです。
こうすることで、「このタグに関連する記事が1つしかない…」といったことを防げます。
まとめ:カテゴリーとタグを使い分けよう
いかがでしたでしょうか。
ブログのカテゴリーは、なるべく少なくすることを意識して下さい。
その方が、柔軟さがアップし、長い目で見ても使いやすくなるからです。
そして、細かい分類には、タグを活用しましょう。
タグは、カテゴリーよりも柔軟に設定できるので、扱いが楽なのが嬉しいところです。
カテゴリーとタグ。
それぞれの特徴を活かして、見やすいブログを作ってくださいね。
参考になれば幸いです。
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