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コンサルタント・中小企業診断士向けのホームページ集客法。制作~アクセスアップを3stepで解説

コンサルタント・中小企業診断士向けのホームページ集客法。制作~アクセスアップを3stepで解説

ここでは、コンサルタント・中小企業診断士向けのホームページ集客ノウハウを、分かりやすい3ステップで解説します。

  • 今まで紹介メインでやっていたが、ホームページからも集客したい
  • ホームページを持っているが、問合せがない…
  • これから独立開業するので、ホームページを作りたい

こういった課題をお持ちの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

長い記事です。後で読み返せるように、ブックマークしておくことをお勧めします。

目次

ホームページ集客の基本公式

まず最初に、頭に入れておいてほしい、「集客の公式」があります。

それが、こちらです。

ホームページ集客の基本(公式)

例を挙げて説明しましょう。

例えば、あなたのホームページの成約率(反応率)が、2%だったとします。
(一般的に、士業・コンサルタントの上手くいっているホームページの反応率は、おむね1~5%ほどです)

そして、月間600アクセスあるとします。

この場合、その月に獲得できる問合せ数は、「2%×600アクセス=12件」ということになります。

このように、この2つの要素のかけ算で、獲得できる問合せ数が決まってくる、ということです。

ポイントは、「かけ算」であること

ここで注意してほしいのが、この式は「かけ算」であるということです。

足し算ではないのですね。

そのため、アクセスばっかり増やしても、成約率(反応率)が0%だったら、問合せ数はゼロです。

逆に、アクセスが少なくても、成約率(反応率)が高ければ、ちゃんと問合せは来るのです。

このように、かけ算であるからこそ、この2つの要素を一緒に伸ばしていく必要がある、ということなのです。

コンサルタント・中小企業診断士は、ホームページ集客に向いている

コンサルタントは、先生業です。
(先生業:お客様の先生のような立ち位置になる業種のこと)

先生業は、はっきり言って、営業しづらいサービスと言えます。

例えば、「こんなに安くしますから、あなたの先生にならせてください!」とは、言いづらいですよね。笑

こういう場合、ホームページを活用することで、「営業しづらい」という課題を解決できます。

コンサルタントは、ホームページ集客に向いている

ホームページは、言わば「あなた専属の営業マン」です。

ホームページを見て問合せしてきてもらえれば、先生としての立場を崩すことなく提案し、顧客を獲得できますよね。

コンサルタント・中小企業診断士のWeb集客:成功の3ステップ戦略

コンサルタント・中小企業診断士がWeb集客で成功するには、以下の3ステップで実践することをお勧めします。

(当社が、500以上のサポート事例から確立したのが、この「3ステップ集客ノウハウ」です)

コンサルタントや中小企業診断士のホームページ集客の3ステップ

各ステップの意味合いを、簡単に解説します。

(Step1)調査

コンサルタントや中小企業診断士は、悪く言えば「何でも屋さん」になりがちです。

  • 事業計画も作成できます!
  • 資金調達も支援できます!
  • 経営改善計画の作成もサポートできます!

実は、このような見せ方では、顧客には響きません。

顧客は、「何でも屋さん」ではなく、「自分の悩みを解決してくれる専門家」を探しています。

だからこそ、

  • 検索数は、どれくらいあるのか?(顧客は、どんな悩みを抱え、何を求めているのか?)
  • どんな見せ方にすれば、顧客に響くのか?
  • ライバルと差別化できるか?

を調査し、それに合ったホームページを作るのが、このステップ1なのです。

(Step2)文章

顧客は、「こっちのホームページのデザインのほうが綺麗だから、この事務所に依頼しよう」とは考えません。
当たり前ですよね。笑

顧客は、文章を読んで、「この事務所なら、私の悩みを解決してくれそうだ!」と感じたところに相談し、依頼します。

そう。
顧客は、文章を読んで、ライバルとあなたを比較しているのです。

そのため、

  • ライバルとあなたは、何が違うのか?
  • あなたのサービスを申し込むと、どんなメリットを得られるのか?

といったことを文章で伝えることで、ホームページの成約率(反応率)がアップするのです。

これが、ステップ2です。

(Step3)アクセスアップ

ホームページができたら、次はアクセスアップ対策(SEO対策、リスティング広告、など)をしていきます。

ただ、アクセスにも「質の悪いアクセス」「質の良いアクセス」があります。

  • 質の悪いアクセス:冷やかし客(そのうち客)
  • 質の良いアクセス:今すぐ客

当たり前ですが、質の良いアクセスを集めたほうが、受注しやすいですよね。

アクセスアップ対策をすることで、質の良いアクセスを集め、優良顧客からの問合せを獲得する。

これが、ステップ3です。

各ステップと、集客の公式の対応

なお、先ほど解説した「集客の公式」と、この3ステップは、以下のような対応関係になっています。

3ステップと、集客の公式の対応

つまり、

  • (Step1:調査)と(Step2:文章)は、「ホームページの成約率(反応率)」を上げるための対策
  • (Step3:アクセスアップ)は、「アクセス」を増やすための対策

ということです。


これで、まずは3ステップ集客ノウハウの全体像が掴めたと思います。

それでは、ここからは、各ステップのポイントを、詳しく見ていきましょう。

(Step1:調査)顧客のニーズを見極め、ホームページの見せ方を決める

あなたが活動する地域によって、

  • 検索ワードや、検索数(つまり、顧客のニーズ)
  • ライバル状況

が異なります。

そのため、その状況を見極めてホームページを作る必要があるのですが…

ここで、9割以上のコンサルタントが犯してしまう、致命的なミスを最初にご紹介します。

それは…

「コンサルタントを探したい!」「コンサルティングを受けたい!」という人は、存在しない

そう。

実は、

  • 「コンサルタントを探したい!」
  • 「コンサルティングを受けたい!」

という人は、ほとんどいないのです。

(もっと言えば、「士業・コンサルタントを探したい」という人はおらず、顧客の頭の中は「自分(顧客自身)の悩みを解決したい」なのです。)

例えば、「飲食店 売上アップ コンサルティング」のような検索は、ほとんどありません。

ここで大事になるのが、『顧客のニーズから逆算して、ホームページの見せ方を決める』ことなのです。

どういうことか?

具体的に解説します。

コンサルタントのホームページ:よくある失敗と解決策

コンサルタントや中小企業診断士が、よくやりがちな失敗があります。

それは、

  • 事業計画書の作成を支援します
  • 経営戦略の作成支援をします

のように、「サービス内容を、ただ羅列しただけ」のホームページを作ってしまうことです。

実は、これだと失敗します。
まったく集客できないのです。

何故か?
分かりやすく、例を挙げてみましょう。

例:「事業計画書を作りたい」という人は、実は、「事業計画書そのものがほしい!」わけではない

例えば、「事業計画書を作りたい」という人は、実は、「事業計画書そのものがほしい!」というわけではないのです。

その人は、「カフェを開業したい。そのために創業融資を得たい。そのために、事業計画書が必要」のような理由で、事業計画書を求めていたりします。

つまりこの場合、この人の本来の目的(ニーズ)は、「事業計画書を作りたい!」ではなく、「カフェを開業したい!」なのです。

これ、すごく重要なポイントです。

顧客の検索ワード

こういう人は、検索する時にも、例えば「カフェ 開業」のようなキーワードで検索してきます。

「事業計画書 作成」のようなキーワードではないのです。

ホームページの見せ方

ホームページの見せ方も重要です。
(というか、ここが一番の鍵でもあります)

(ホームページの見せ方:一例)「カフェ 開業」のようなキーワードで検索してくる人を狙うなら…

ホームページを見た時に、「株式会社さんぷるコンサルタント」のような屋号がデカデカと表示されていても、この人には全く刺さりません。

そうではなく、例えば「カフェ開業サポーターズ」のような見せ方にしたほうが、「ここなら、自分の悩みを解決してくれそうだ!」と感じてくれるのです。

これが、『顧客のニーズから逆算して、ホームページの見せ方を決める』の意味です。

伝わりましたか?

それでは、参考になる見せ方を、いくつかご紹介します。

(方法1)見せ方を変える

分かりやすく、例を挙げて説明します。

以前当社に、「ESコンサルタント」という方から、ホームページ制作の依頼がありました。

ESコンサルタントって、あなたは聞いたことがありますでしょうか?
おそらく、あまり馴染みのない業種だと思います。

「ES」とは?

ESというのは、要するに、「従業員満足度」のことです。

よくCS(顧客満足度)と言う言葉がありますが、これの従業員バージョンだと思っていただけると分かりやすいかと思います。

このES(従業員満足度)を上げるための専門家が、ESコンサルタントなわけですが、ここで1つ、問題が生じます。

「ESを上げたい!」と思っている人がいない(少ない)…

その問題とは、「ESを上げたい!と思っている人が少ない」ということです。

※正確に言えば、多くの会社が「ESを上げると、自社の課題を解決できる」ということに気づいていないのです。

「ESコンサルタント」の壁

これはつまり、「検索されづらい」ということです。
実際、「ES 向上」のようなキーワードは、ほとんど検索されていません。

  • ESを上げると、どんな効果があるのか?
  • どんなメリットがあるのか?

が、世間でまだまだ認知されていないのです。

では、どうすればいいのか?

「顧客が得られるメリット」を考えてみる

そこで当社は、最初のヒアリングで、「ESを上げると、どんなメリットがあるのか?」を徹底的にお聞きしました。
(このような、「そのサービスを受けると、結局、どんなメリットがあるのか?」という考え方は、集客の突破口になりうるのです)

そうやって聞いていくと、ESを上げる事で、「離職率が下がる」というメリットがあることが判明しました。

特に介護業界などですと、離職率の高さというのは深刻な問題です。

一度採用したスタッフがやめてしまうと、また採用コストがかかりますし、一から教育しなければならないので教育コストもかかります。

人が定着しないと、金銭的にも大変ですし、また会社の雰囲気も悪くなってしまうので、介護事業所としては、なんとかしたいのです。

実際、「離職率 下げる」「介護 離職率」のようなキーワードは、よく検索されています。

つまり、この場合は、「離職率を下げたい」というのが、顧客の本当の目的(ニーズ)なのです。

「ESを上げます!」ではなく、「離職率を下げます!」に変更

そこで、その解決策として、ESコンサルティングというサービスを打ち出そう、とご提案差し上げたのです。

「ESを上げます!」ではなく、「離職率を下げます!」に変更

つまり、

  • 離職率を下げたい経営者は多くいるはずだし、痛みがある。
  • その痛みを解決するのが、このESコンサルティングなんですよ。
  • ESを上げる事で、最終的に、事業の業績アップにつながりますよ

という見せ方に変えたのです。

これにより、「ESコンサルティング」を、その言葉通りの「従業員満足度を上げるサービス」ではなく、
「離職率を下げ、介護事業所を業績アップさせるためのサービス」のように見せ方に変えたのです。

(顧客にとっては、ESコンサルティングを受けるのは「目的」ではなく、「離職率を下げるための手段」なのです)

このように、見せ方を変えることで、ホームページからも集客できるようになるのです。

これが、方法1「見せ方を変える」です。

(方法2)ホームページでは、フロントエンドをメインに見せる

よく、「顧問契約を受注したいです」というコンサルタントの方がいますが…

結論から言うと、顧問契約は、ホームページからは直接集客しづらいです。

理由は、先ほどお伝えしたように、「コンサルティングをお願いしたい!」という顧客はおらず、検索されないからです。

これを解決するには、「ホームページでは、フロントエンドをメインに見せる」という方法があります。

フロントエンドとは?

本命サービス(バックエンド)の前に提供する、入口となるサービス(商品)のこと

例えば、ホームページは「創業補助金の申請をサポートします」のような見せ方にする。
ホームページの屋号も「創業補助金の申請に強い、株式会社さんぷるコンサルティング」のような見せ方にする。

そして、まずは、補助金申請業務を受注するのです。

受注して、顧客と関わっていくと、その中で顧客が抱えている課題やニーズが見えてきますよね。

その段階で、口頭でコンサルティング(顧問契約)を提案すればいいのです。

ホームページでは、フロントエンドを集客。バックエンドは口頭で提案・受注。

このように、

  • ホームページ:フロントエンドを提供
  • 受注後:バックエンドを提案

という二段構えにしたほうが、顧問契約を受注しやすくなります。

(方法3)特定業種の創業支援に特化する

よく、「創業支援をします」といった見せ方にしているコンサルタントの方をお見かけします。

しかし、これも、工夫次第でさらに成約率(反応率)を高められます。

それが、「特定業種の創業支援に特化する」という方法です。

起業したい!という人は、「漠然と、なんでも良いから起業したい!」というわけではないのです。

例えば、「カフェを開業したい」「アプリ開発会社をやりたい」のように、ある程度業種は決まっています。

実際、「カフェ 開業」などのキーワードは、検索数もあります。

特定業種の創業支援に特化する

であれば、「創業支援をします!」よりも「カフェの開業をサポートします!」のような見せ方のほうが、刺さるのです。

(方法4)セミナーを開催し、個別相談でクロージングする

何度もお伝えするように、「コンサルティングを受けたい!」と考えて検索してくる人は、いません。

しかし、「コンサルタントが持っているノウハウを知りたい!」という人は、います。

そのため、

  • セミナーを開催する
  • 参加者に個別相談に申し込んでもらう
  • 個別に提案・クロージングする

という流れを組めば、受注しやすくなります。

セミナーを開催し、個別相談でクロージングする

なお、セミナー集客のコツは、以下のページもご参照下さい。

>> ホームページで売りづらいサービスは、【セミナー⇒個別相談】で売れる


いかがでしょうか?

4つの方法を例として解説しましたが、どれも根本的なポイントは、『顧客のニーズから逆算する』ことです。

ぜひあなたの状況に合わせて、「見せ方」を考えてみて下さいね。

(Step2:文章)顧客に「ここに依頼したい!」と感じさせるには?

見せ方が決まったら、いよいよホームページを作っていきます。

ホームページ制作のポイントは、主に以下の3つです。

  • (1)ホームページ制作会社に依頼するか?自分で作るか?
  • (2)ホームページのデザイン
  • (3)文章

順番に解説します。

(1)ホームページ制作会社に依頼するか?自分で作るか?

ホームページ制作会社に依頼するか?自分で作るか?それぞれのポイントを解説

ホームページ制作会社に依頼する時のポイント

Web制作業者は、それこそ海千山千で、選ぶのも一苦労です。

そこで、以下に、業者の選び方のポイントを解説します。

コンサルタント向きの集客戦略を理解しているか?

コンサルタントの集客に強いか?は、とても大事な判断基準です。

先ほど解説したような「コンサルティングは、直接集客しづらいから、見せ方を変える」などのポイントが分かっている会社に依頼しましょう。

そうでないと、見当違いな、綺麗なだけのホームページになってしまいます。

コンサルタント向けのデザインに詳しいか?

コンサルタントは、言わば「人が商品」です。

そのため、「人の写真」は、とても重要です。

よく、コンサルタント自身の写真がなかったり、似顔絵になっていたりするホームページがありますが…
「人の写真がない = 商品写真がない」のと同じです。

それでは、顧客の検討候補にすら入れません。

本人の写真は必ず載せたほうが良いのです。

ホームページに載せるべき写真は、以下のページでも詳しく解説しています。

>> 士業がホームページに載せるべき写真×9。事務所を見える化して問合せ率アップ!

こういったポイントを知っているホームページ制作会社さんに依頼しましょう。

文章作成のノウハウがあるか?

後述しますが、ホームページの集客力を大きく左右するのは、「文章」です。

そのため、

  • どうすれば、ライバルと差別化できるか?
  • どうすれば、強みが伝わりやすくなるか?

のような、文章作成(コピーライティング)のノウハウを持っている制作会社を選ぶことをお勧めします。

納品後、自分で更新・修正できるか?

この後、「SEO対策」のところでも解説しますが、アクセスを安定して増やすには、「継続してページを増やしていくこと」が重要になります。

  • ブログ機能がついていて、自分でページを増やせる
  • 料金表やサービス内容等も、自分で自由に更新できる

こういった、自由度の高いホームページを選ぶようにしましょう。

ホームページを自作する時のポイント

無料ブログではなく、独自ドメインが使えるものを選ぶ

アメブロなどの無料ブログは、広告が表示されてしまったり、規約で制限されて自由度が低かったりします。
(場合によっては、突然サービス自体が使えなくなることもあります)

>> ブログでホームページを作るのが危険な6つの理由

ホームページを作るときには、独自ドメインが使えるものを選びましょう。

以下に、無料ホームページ作成ツールの一覧をご紹介していますので、こちらもご参照下さい。

>> 【用途別】無料のホームページ作成ツール15選!初心者でも簡単

成功法則を「真似」する

かの有名な、ピカソの格言に、こんなものがあります。

良い芸術家は真似をする。偉大な芸術家は盗む。
~ パブロ・ピカソ ~

「学ぶ」の語源は「真似ぶ」だとも言われますが、最初はなんでも、真似から入るのがスムーズです。

そして、実践していく上で、徐々にオリジナリティがにじみ出てくるようになります。

最初からオリジナリティを目指すのは、無謀ですし、遠回りです。

(下手にオリジナリティを求める人ほど、失敗します)

集客ノウハウも、最初は徹底的に、真似しましょう。

ここで解説しているノウハウも、盗むくらいのつもりで真似して下さい。

そうやって実践していくと、いつの間にか、あなたオリジナルになっていきます。

(2)ホームページのデザイン

コンサルタントのホームページデザインのコツは、以下のページにまとめていますので、ご参照下さい。

>> 集客力アップ!士業ホームページのデザインの基本×8 & もっと大事なポイント×2

なお、コンサルタントの方に気をつけてほしい、デザインの注意点があります。

それは…

大企業っぽい雰囲気を出さない。「個」を見せていこう

大手のコンサルティング会社のホームページを真似して、イメージ写真ばかりのサイトを作ってしまう人をお見かけしますが…

これはお勧めできません。

大企業っぽい雰囲気を出さない。「個」を見せていこう

コンサルタントのホームページで大事なのは、「人気(ひとけ)」です。

顧客は、「どんな人が対応してくれるのか?」気にしているのです。

ただ単に、綺麗に作ればいい、というものではないのです。

そのため、

  • コンサルタント本人の写真
  • 事務所の中の写真

なども、しっかり見せていったほうが、集客にはプラスになります。

また、文章作成にもかかわる部分ですが、プロフィールも、詳しく書いたほうがいいです。

プロフィールの書き方のポイントは、以下のページで解説しています。

>> 【事例あり】効果的なプロフィールの書き方。絶対いれたい9項目を解説

(3)文章で、ライバルと差別化する

コンサルタントや中小企業診断士は、「何でもできてしまう」人が多いと思います。

しかし、マーケティングでは、「何でも屋さんほど、選ばれない」のです。

だからこそ、「誰がターゲットなのか?」を明確にし、その人に向けた文章を書く必要があるのです。

刺さる文章は、ラブレターに似ている

ホームページに書く文章は、ラブレターのようなものです。

刺さる文章は、ラブレターに似ている

1通のラブレターで、10人の異性を口説き落とすのは不可能ですよね。

八方美人のような人は、モテないのです。

ラブレターは、1人に絞って書くからこそ、その人に刺さる文章が書けるわけです。

ホームページの文章も、コレと同じです。

ターゲットを絞り、その人に向けて書くことで、訴求力がアップするのです。

分かりやすく、例を挙げて解説してみましょう。

同じ「開業支援」でも、ターゲットによって刺さる文章が違う

例えば、

  • 美容室を開業したい人
  • ネットショップを開業したい人

では、悩みが全然違いますよね

同じ「開業支援」でも、ターゲットによって刺さる文章が違う

美容室を開業したい人がターゲットなら…

  • 創業融資
  • 店舗の立地
  • ホットペッパービューティーなどを使った集客戦略

こういったものが気になっているかもしれませんよね。

であれば、

  • 創業融資を満額得るための、事業計画書の作成をサポートします
  • 店舗の立地をお調べし、返済計画も立てます
  • ホットペッパービューティーの集客法も伝授します

のような文章を書けば、刺さる可能性は高まりますよね。

ネットショップを開業したい人がターゲットなら…

  • Webマーケティング
  • 商品の受発注の仕組みづくり
  • リピート商品の開発

こういったものに興味があるかもしれませんよね。

であれば、

  • ネットショップのためのSEO対策や、リスティング広告の運用を支援します
  • 他の顧客の成功事例を元に、受発注の仕組みづくりをサポートします
  • リピート商品の開発コンサルティングもできます

のような文章を書いたら、顧客が反応してくれそうですよね。

上記のように、悩みが違うわけなので、その人に刺さる文章も違ってきます。

(もっと言えば、刺さるサービス内容も違ってくるので、サービス開発にも役立ちます)

ターゲットを絞り、その人に向けた文章を書きましょう。

なお、以下の記事も参考になると思います。

>> その文章、顧客に刺さってる?HPのターゲティングを尖らせる方法
>> ホームページに何を書くべき?商品(サービス)説明より大事なこと

(Step3:アクセスアップ)顧客の悩みから逆算すれば、「求められるコンテンツ」「刺さる広告文」が分かる

アクセスアップ対策の方法は、主に2つあります。

  • SEO対策(検索エンジン最適化)
  • PPC(リスティング広告)

アクセスアップの方法は、主に2種類

順番にポイントを解説します。

(1)SEO対策(検索エンジン最適化)

SEO対策とは、簡単に言うと、「検索順位を上げるテクニックのこと」です。

SEO対策(検索エンジン最適化)とは?

SEO対策のメリット・デメリットは、

  • メリット:無料でできる
  • デメリット:時間と手間がかかる

と言えます。

SEO対策の最大のコツは、「役立つページを増やすこと」

SEO対策というと、

  • 文字数は、1ページあたり600字以上書いたほうがいいですよ
  • メタディスクリプションには、キーワードを最大3つ含めたほうがいいですよ

のようなテクニックが話されがちですが…

実は、これらは、SEO対策の本質ではありません。

SEO対策の最大のコツは、「役立つページを増やすこと」なのです。

簡単に言えば、「ブログ機能を使って、ターゲットとなる人達が知りたそうなコンテンツ(情報ページ)を増やしましょう」ということです。

検索エンジンが目指す未来

なぜ、「役立つページを増やすこと」が大事なのか?

その理由は、GoogleやYahooといった検索エンジンが「検索ユーザーにとって役立つページを上位表示させること」を目指しているからです。

検索して、役立つページが見つかれば、多くの人が検索エンジンを使ってくれますよね。

逆に、検索しても、探している情報が見つからなかったら、誰も検索しなくなってしまいます。
(Facebookなど、他の媒体に流れていってしまうわけです)

これだとGoogleもYahooも困りますよね。

つまり、検索エンジンが「役立つページを上位表示させる」ことを目指しているなら、SEO対策をする側も「役立つページを作る」ことが一番大事である、と言えるのです。

SEO対策のポイント

ちなみに、この「役立つページ」というのは、SEO的に言うと「検索意図に合っているページ」を指します。

検索意図はとても重要なポイントなので、以下のページの解説もぜひご参照下さい。

>> SEO対策に必須の「検索意図」とは?上位表示するためのコンテンツ作成法

例えば、飲食店の起業支援に特化するのであれば、以下のようなコンテンツを知りたい人は多そうですよね。

  • 飲食店が創業融資を満額得るための3つのポイント
  • 飲食店を開業する3ヶ月前に、必ずやるべきこととは?
  • 飲食店の客単価をアップさせるコツ10選

ターゲットを絞れば、役立つコンテンツの案も、自然と出てくるものです。

これらを、ブログ機能を使って書いていき、ページ(コンテンツ)を増やしていけば良いのです。

ちなみに、ページを増やしていくと、サイト全体の構成は以下のようになっていきます。

ページを増やしていった時の、ホームページの全体構成

(2)PPC(リスティング広告)

PPC(リスティング広告)とは、「ホームページにアクセスを集めるための広告」のことを指します。

表示される場所によって、大きく2種類に分類されます。

  • 検索広告:検索結果の画面に表示される
  • ディスプレイ広告:いろいろなサイト上に表示される

PPC(リスティング広告)とは? 大きく分けて2種類ある

PPCのメリット・デメリットは、

  • メリット:広告を設定すれば、すぐアクセスアップできる
  • デメリット:広告費がかかる

と言えます。

PPCのコツも「ターゲティング」。絞れば広告文の訴求も強くなる

PPC(リスティング広告)のコツも、「ターゲットを絞ること」です。

例えば、以下の2つの広告文を見て下さい。

もしあなたが、「カフェを開業したい」と思っていたら、どっちのほうがクリックしたくなりますか?

PPCのコツも「ターゲティング」。絞れば広告文の訴求も強くなる

おそらく、「カフェの開業支援」に絞っている広告のほうが、魅力的に見えますよね。

このように、ターゲットを絞ることで、自ずと「刺さる広告文」も作れるようになるのです。

なお、PPCの基礎については、以下のページでも解説していますので、ご参照下さい。

>> PPC(リスティング広告)って何?な人もすぐ分かる!初心者向け解説
>> まだSEO対策だけやってるの?PPCと比較してメリットや違いを解説

SEO対策も、PPCも、並行して行うのがベター

なお、上述の通り、SEO対策もPPCも、それぞれにメリット・デメリットがあります。

  • SEO対策は、「無料でできる」が「時間・手間がかかる」
  • PPCは、「すぐアクセスアップできる」が「広告費がかかる」

そのため、両方を並行して行うのがお勧めです。

そうすることで、お互いのデメリットを補完しあって、安定してアクセスを増やせるようになります。

よくあるご質問

特化すると、獲得できる顧客数が少なくなりそうで怖いのですが…

もちろん、何でもかんでも絞ればOK!、ということではありません。
検索数やライバル状況を調べて、需要のあるターゲットを探す必要があります。

その前提で、「ターゲットを絞りましょう」「見せ方を絞りましょう」ということです。

先ほどお伝えしたように、「何でも屋さんは、誰にも選ばれない」のです。

マーケティングには、「ニッチ in リッチと」いう言葉があります。
つまり、「絞れば絞るほど、リッチになる(集客できる)」ということです。

特化すると、その業務しかできなくなるのでしょうか?

ホームページで補助金申請を打ち出すと、それ以外の業務は受注できなくなりそうな気がするのですが…

このような不安を口にされる方がいますが、ご安心下さい。

先ほどお伝えしたように、絞るのは「見せ方を絞る」ということであって、「実際にやる業務を絞る」ということではありません。

フロントエンドを先に受注してから、バックエンドで他のサービス(顧問契約など)を提案していけばいいのです。

「特化すると、その業務しかできなくなるのでしょうか?」は、杞憂です

一度受注した顧客とは、信頼関係ができています。
新規客よりも、圧倒的にバックエンドを売りやすいのです。

実際、マーケティングの大家と言われるフィリップ・コトラー氏も、以下のようなことを話しています。

1:5の法則

新規顧客に販売するコストは、既存顧客に販売するコストの、5倍かかる

つまり、いったんフロントエンドを申し込んでくれた既存顧客は、新規顧客よりも、5倍売りやすい、ということです。

ホームページは、あくまで入り口です。

そして、入り口は、ターゲットを絞らないと刺さらないのです。

刺さった後(フロントエンドを受注した後)は、なんでも追加提案できます。

ホームページは、まず「顧客に刺さるようにすること」。

これを忘れないで下さい。

まとめ

何度もお伝えするように、コンサルタントや中小企業診断士は、とかく「何でも屋さん」になりがちです。

サービス内容が豊富という意味ではいいのですが、マーケティング的に言うと、何でも屋さんは選ばれません。

意図的にターゲットを絞り、そこに尖らせる必要があるのです。

ぜひあなたも、ここで解説した3ステップを参考に、ホームページ集客に取り組んでみてくださいね。

参考になれば幸いです。

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